【北海道の毛ガニ】噴火湾の毛ガニの解禁日
2019/12/16
噴火湾の毛ガニの特徴
北海道の毛ガニは各場所で年中捕れるのですが、
噴火湾の毛ガニの解禁日は、6月~7月までの短い期間しかありません。
その年に決められる漁期や海の状況によっても左右され、
2015年では、6月20日~7月14日と30日間もない時期もありました。
カニ身は、ブランド毛ガニと言うだけ、沢山詰まっていると思いきや、
意外とやや少なめで、蟹みそもやや柔らかめです。
「えっ!?なんで?」
って、思う人がほとんどなんですが、
実は、ここに噴火湾の毛ガニの美味しさの秘密がつまっていて、
その他の毛ガニでは味わえない違いがあるんです。
カニ身がやや少なめというところがポイントで、その中に甘みが凝縮されており、
独特な繊維質が口の中でほどけるように、自然と身が開いていきます。
また、蟹みそも柔らかい舌触りであるにもかかわらず、
濃厚な毛ガニのうまみと香りが鼻を通っていきます。
噴火湾の毛ガニの希少性
噴火湾の毛ガニは魚介類の中の宝石と呼ばれ、
年々、漁獲量が減ってきています。
また、自然保護の観点により、毛ガニの漁期も短く。
期間限定で販売されている業者がほとんどです。
捕っていい噴火湾の毛ガニはオスガニだけで、
甲羅の大きさなど細かくチェックされ、規格外のカニは、海へ戻されます。
この時期のメスガニは、産卵の時期でお腹に卵をたくさんつけていることもありますので、
子孫繁栄のため、絶対に捕ってはいけないのです。
噴火湾ってどこ?
噴火湾の本当の名称は、「内浦湾」です。
また、「胆振湾」とも呼ばれ足りもします。
北海道の南側の海域で、陸地に囲まれた円形の海のため、
魚介類にとってはとても住みやすい場所なんです。
噴火湾と呼ばれるようになったのは、
1796年にイギリスの軍艦が北海道に立ち寄った時、船長であるブロートン海尉が、
海を囲む生駒岳や有珠山を眺めて、「This is Volcano Bay!」と感銘を受け、噴火湾と名付けられました。
でも、実際のところは、噴火してできた陸地ではないといわれておりますが、
噴火湾の周辺には且つ火山が多く、温泉が多いです。
そのため、海に流れる土や水ながれ、栄養たっぷりの海が、カニ達を元気に育ててくれます。
噴火湾の毛ガニの漁
漁港では、毛ガニの解禁日から明けて朝8時ごろになると、
沢山の漁船が海底に仕掛けたカゴに、生きた毛ガニを入れて戻ってきます。
噴火湾の毛ガニは、漁期や魚客漁を事前に決められていて、
甲羅8センチ以上のオスだけが捕ることを認められています。
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