浜坂ガニの解禁日

2017/11/01 2023/02/13

浜坂ガニとは？

浜坂で取れる蟹は、日本一の漁獲漁なのですが、ブランドガニとしての知名度については、

まだまだ、遅れをとっているようです。

ですが、ブランド名がカニの美味しさを決めているのではありませんので、

浜坂ガニの味も負けずに劣らず、蟹本来の甘みと脂身がぎっしり詰まっています。

浜坂ガニの解禁日は、通常のズワイガニと同じ、１１月６日～３月２０日までとなります。

また、メスの浜坂ガニは、

１１月６日～翌年の１月２０日までです。

浜坂で水揚げされる松葉ガニは、青色タグがカニの足に付けられ、

船の名前がそこに刻まれています。

タグの形は可愛い蟹のマスコットが印象的です。

浜坂の近くで、活火山の火山灰が海に吹き荒れていたことによって、

豊富な栄養ができ、蟹が大きく成長することができています。

また、浜坂の海は北の寒流と南の暖流がちょうど行きかう場所で、

蟹のエサになるプランクトンが発生しやすく、数多くの蟹が生息しています。

浜坂ガニは、兵庫県のブランドであるものの、漁場は兵庫から島根県沖までと広範囲で漁獲されます。

「かにソムリエのまち」として、親しまれる浜坂は、兵庫県と鳥取県の県境に位置します。

昭和３３年には、七釜温泉が発見されたのをきっかけに、浜坂温泉が見つかるなどとして、

温泉地としても有名です。

２００７年から日本初のかにソムリエが誕生し、蟹の選別、調理、歴史、文化、料理、接客など、蟹を味わうための知識や経験を豊富に習熟した蟹の達人だといってもいいでしょう。

なんと、今年で第３０回目を迎える「浜坂みなとカニ祭り」

記念すべき３０回ということもあり、今年は特別豪華な祭りになるそうです。

日程は、２０１9年１１月１6日（土曜日）

朝の９時から昼の１時までと、短い時間ではありますが、毎年大勢の人で賑わいます。

な、な、なんと、今年は３０００食分のセコガニ汁が、無料で振る舞われ、

ゆでたて即売会や立食料理コーナーなど、もう現地に訪れるだけでもワクワクするイベントが沢山です。

また、浜坂のかにソムリエにてさばかれる「浜松ガニ」が、お食事コーナーで販売されたり、

「セコガニ身出し早技大会」なんかすごく面白そうです。

駐車場はすべて無料で止められますが、会場近くは８００台、

２番目に近い駐車場は、２２０台、若干距離が離れている場所で、１００台止められますが、

当日混雑する可能性がありますので、前泊なんかがおススメです。

会場場所は、浜坂漁港せり市場（兵庫県美方郡新温泉町芦屋）です。