里帰り出産で家族にイライラした時に実践したい3つの方法
2019/05/02
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初めての出産で、里帰りを選ぶ人は多いようで、以下のメリットがあります。
- 子育て経験のある両親や祖父母に赤ちゃんのお世話を手伝ってもらえる
- 掃除や洗濯、食事の支度といった育児以外の家事を1人でやらなくてむ
- 地元に住んでいる友人がお見舞いに来てくれやすい
つまり、里帰り出産の場合だと、
家族がいるので、孤独を感じにくく、出産後の体力を回復しやすいということです。
メリットを聞くと、里帰り出産のほうが、よさそうだなぁと思えるんですが、
いざ帰ってみたら、イライラしていたなんて、よく聞く話です。
- 家族の生活スタイルと赤ちゃんの生活リズムが合わずストレスを感じる
- 古い育児知識を持ち出されて、自分のペースで育児ができない
などなど、イライラしてしまう原因は、様々ですが、具体的にはこんな感じでしょうか。。。
・赤ちゃんに白湯や果汁を飲ませろとしつこい
・泣いている赤ちゃんを抱っこしようとすると「抱き癖がつくからダメ」と止められる
・寒いからと赤ちゃんを勝手に厚着させられる
また、母乳の出が悪いなどと指摘されると、ただでさえ精神的に不安定な時期ですから、
イライラが止まらないってことも多いみたいです。
とはいえ、出産のことだけを考えると、協力者は多いほうがいいに決まってます。
これらの問題をどう乗り切っていけばいいかを一緒に考えていきましょう。
①まずは第三者に相談する
家族の言動で気になることがあれば、まずは当事者以外の家族に、困っていることを相談してみましょう。
兄弟や旦那さん、義実家の家族など、あなたが相談しやすいと思える相手なら誰でもかまいません。
家族が無理なら友人や助産師さんでもいいでしょう。
産婦人科によっては出産した人を対象に、
電話相談にのってくれるところもありますので、一度確認してみましょう。
誰かに話すことですっきりして、どうでもいいと思えるかもしれませんし、
「どうしても直してもらいたい!」となるかもしれません。
自分の正直な気持ちに気付くためにも、誰かに話すという作業はとても有効です。
産後は睡眠不足のせいで思考も滞りがちですので、第三者に伝え、
自分では思いつかなかった解決策を提示してもらえる可能性もあります。
②直接に相手に伝える
誰かに相談してみても、やっぱりモヤモヤが残る…
と言う場合は勇気を出して、原因となっている家族に伝えてみましょう。
この時、可能であれば兄弟や夫などあなたの悩みを理解してくれる人が、同席してくれるといいでしょう。
他に誰かがいるとなると感情的な言葉をぶつけてしまうことも防げますし、
あなたが伝えきれないニュアンスをかわりに代弁してくれる可能性もあります。
また「母乳が足りてない」など、
家族からの根拠のない言葉については、専門家の助産師さんから直接言ってもらうのも効果的です。
例えば、助産師さんに「母乳が充分出ている」と言ってもらえれば、
家族から、うるさく言われることがなくなることでしょう。
③なるべくゆったり過ごす
ご両親やご年配方は、過去に子育てを十分経験してきているので、
もちろん子育てに自信をもっておられます。
「子育ての先輩だ」と言わんばかりのアドバイスであったり、
子育ての良し悪しについて、一生懸命頼んでもなかなか聞き入れてもらえない場合もあると思います。
歯がゆいだろうと思いますが、
いくら言っても無駄だなと思った場合は、思い切って放っておきましょう。
「里帰りが終われば自分のペースで育児を楽しもう!」
そんな風に考えておいて、里帰り後の生活に思いを馳せましょう。
また、里帰りのストレスは、出産祝いをもらうための通過儀礼くらいに思っておけば、
気持ちが軽くなるはずです。
自分1人で悩む必要なんかない!
里帰り出産で家族にイライラした際の解決策をまとめると、
- 夫や兄弟、友人などにまずは悩みを話してみる
- それでも気が晴れないなら、きちんと家族に伝えてみる
- 伝えてダメなら見限って、里帰り後の生活を楽しむ
となります。
とにかく大切なのは、
決して1人で悩まずストレスを抱え込まないことです!
これに尽きます。
里帰りさせてもらってるから…とか、
赤ちゃんのことを思って言ってくれているかもしれないから…など、
遠慮や葛藤もあることでしょう。
ですが、赤ちゃんのことを本当に大切に思うなら、
いちばん側にいてお世話をしなければいけないママの育児のやる気を削ぐようなことは、
するべきではないと、強く思います。
本人達に悪気はないと思いますが、それくらいの気持ちで十分だと思います。
そして、赤ちゃんとママの生活はまだまだこれから、始まったばかりなのですから、
なるべく考えすぎずにゆったり里帰り生活をできるだけ楽しんでください。