旦那のリストラと衰退期に入った日本経済の関係性
2017/02/22
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絶賛、急下降中の日本経済と大企業リストラ祭り
日本には約3000万世帯あり、その半分の割合の奥さんが専業主婦という統計が出ています。
※103万円以下の収入があるパートされている方も、専業主婦という扱いになります。
かつての高度成長時代をサポートし続けてきた奥様方ですが、今の時代性を考えると、この構成は少し不利になってきています。
なぜ、不利になってきているのか説明する前に、前提知識を理解してもらいたいと思います。
プロダクトライフサイクル(PLC)の説明をしておきます。
製品ライフサイクル理論といって、商品サービスが、リリースされてから衰退していくまでの流れを表した図になるんですが、
これは、日本経済のライフサイクルの推移と同じで、実は今の日本は衰退期に突入しようとしてます。
衰退期に入った商品やサービスを復活させるためには、イノベーションを起こし新たな商品価値を生み出していかないと、
この世から姿を消していきます。一発屋芸人とかも同じですね。
リズムネタやキャラクターネタでインパクトのあるフレーズなどを使って一時的にブームになり、その年の流行語大賞なんかにもなりやすいですが、
大体、1年も経たないうちに、死言になっている確率が高いですね、、、
彼らは、成熟期に入っても同じようなネタを続け、変化に対応できず衰退していきます。
少し余談でしたが、日本経済に戻っていきましょう。
成長期では、年功序列型のエレベーター式で旦那さんの給料も上がる時代でした。
さらに、この時はテレビ、冷蔵庫、洗濯機などが一般的に普及されていなかったため、マーケットシェアがかなり高かく
商品を出せば、バンバン売れる時代で、効率よく仕事できる人材が重宝されている時代です。生産数をいかに増やすことが、ビジネスの肝でした。
衰退期に突入しようとしている今では、消費者の生活水準が上がり、もう十分に満たされて、お腹いっぱいな状態になっています。
インターネット技術も加速し、多くの情報に溢れている中、何を選んでいいかわからず、モノが売れなくなってきています。
そんな中、イノベーションを起こせず、新たな価値を提供できない企業の業績は悪化する一方です。
企業は事業を存続させることを第一に考えますので、売り上げが下がると、規模を小さくして、立て直すしかないんです。
例えば、工場や地方事業所などの撤退などです。
そうすれば、人材も削減されるのは当然です。言わば、リストラというやつです。
つまり、企業で活躍できる人が残り、できない人が切られて行くということです。
大企業でも、業績悪化でばんばんリストラされているニュースが流れてるのはご存知の通り。
今の時代、いい大学に入って、大企業に就職したら安泰というのが、ゴシップ神話となってきています。
っと、まあこんな激しい時代に生きているということをちゃんと認識しておくことが、前提知識になります。
ちょっと、長くなってしまいましたかね、、、笑
簡単にまとめると、いつ旦那さんがリストラにあって、首を切られるかわからないということです。
そんな激動中、昔のままの家族構成が適しているのか?という、お話です。
短期的な視点では、問題ないと思います。長期的な視点で考えると誰もがリスクを抱えていると考えた方がいいと思います。
まぁ、最悪のケースを考えておいたほうがいいですよって、ことです。
今の状況がいつまでも続くとは限らない
投資でもなんでもそうですが、リスク管理が本当に重要と言われています。
100万、200万が一瞬で吹っ飛んでいく世界では、すべての資産が消えてなくなると、次の投資ができなくなります。
そのため、ストーリーを考え、未来を予測し、思わぬ方向へいけば、投資家たちは損切りします。
損切りとは、少ない損失に抑え、手を離れることたです。そして、次の投機を待ちます。
これが基本的な投資家の考えです。
稼ぎ頭の旦那さんを攻めとして、専業主婦の奥さんを守りとしましょう。
ある時、旦那さんがレッドカードで退場させられたら、守るだけでやっていけるでしょうか?
長期的に守り続けることは、難しいと思います。
昔から日本に根付いてきた風土として、
旦那は働きに出て、妻は家庭を守るというようなポジションが当たりまえというような習わしがありますが、
家族もイノベーションをしていかないと、簡単に吹っ飛んでいく時代なんです。
男女問わず攻めも守りもできるミッドフィルダー的な存在が必要だと考えます。
速報!!「夫婦喧嘩とか言っている場合じゃない!英国EU離脱で、2016年家族危機」
残念なことに、だんだんと世界の状況が悪化してきています。
しっかりと、リスク管理を徹底して下さい。