だらしない妻や子供を動かすための父親のマネージメント力とは?
2017/04/01
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家に帰るとスイッチOFFしちゃう
優秀なサラリーマンであれば、ある目標を達成させるために、
周りの上司、部下もしくは、お客様に協力を得ながら、うまく事を運んで仕事をされていると思います。
社会人経験が長ければ、どうすればうまくいくかなんか考えて、やっているはずなんです。
しかも、相手の性格やタイプによって、指示・命令の仕方なんか使い分けたりして、うまく人を動かしるはずです。
それらの人を動かすスキルを持っているにも関わらず、
でも、家に帰ると途端にスイッチがきれて、イケてない凡人に変身する旦那さんが多いんですよ、、、。
非常にもったいない、、、。
お金を稼ぐだけが父親の役割ではなかった
男性は無意識のうちに「仕事して、毎月の給料を稼いで、家族を養うこと」が父親の役割だと思っている人が多いのですが、
それ大間違いです!!
確かに考え方は間違いじゃないんですが、役割の中の1要素にすぎないんです。
14世紀のルネッサンスの時代に活躍した「アルベルティ,レオン・バッティスタ」の言葉を借りて、
男後溢れる、父親の役割をちゃんと理解してもらいたいと思います。
家の納屋を食べ物でいっぱいにすることは、父親の務めだが、
それ以上に、一家の長たる者はすべてに目を配り、同居する者みんなを監督し、知っていなければならない。
家の内外での平生の行動を吟味し、家族のなかの誰であれよからぬ習慣を持っていたら、
感情的に怒るよりもむしろ理を説いて、それをいちいち正し、改めさせなければならない。
一方的に命令するより、何が役に立つかを助言してみせ、謹厳実直、必要とあらば厳格でもなければならない。
家族のひとりひとりが美徳と賞賛に恵まれるように導く努力をし、また助言を怠らないが、
つねに家族全体の福利・安寧・平穏に気を配らなければならない。
少々、長い引用ですみません、、、
でも、レオンかっこよすぎでしょう!!!
家族を動かすオヤジのマネージメント能力
父親という役割って、家族という組織を動かしていくマネージャーであって、
しっかりと舵を取っていかないといけないんですね。
ちょっと難しい言葉やわかりにくいところがあったかもしれませんので、
僕の解釈も含め、まとめておきます。
- 仕事をして、給料を稼ぐことは、父親として当然の事
- 世界の流れから、身近で起きる出来事など、すべての情報を知っておく必要がある
- 同じ家で暮らす嫁さんや子供の事を知っておく必要がある(家庭や学校での出来事。または本人)
- 悪い習慣や行いをしていれば、怒鳴りつけるんではなくて、なにがダメなのか?納得できるまで話し込み、悪い習慣を是正させる
- しっかりと目的やメリットを伝え、行動させることができる(命令して動かさない)
- 家庭内外関わらず、必要な時は、手加減せずに厳しくしなければならない時がある
- 家族が幸せになるように、うまいことアドバイスして、自らの判断で行動しているかのように動かしていく
- 家族の体の健康、心の健康は常に気を配る必要がある
こんな父親は嫌だ!!
さて、ここで世のお父さんたちに勘違いされやすいパターンなんですが、
オヤジは偉いんだと威張って「あれやれ、これやれ」と指示するだけで、何も行動しないことです。
そういう、上司とかいたりしませんか?
僕はそんな人間に着いていきたいと思いませんし、なりたいとも思いません。
父親として、家族の先頭にたって、自らが模範となれるように、かっこいい後ろ姿を見せつつ、
家族それぞれを幸せに導くために、アドバイスや助言をしながら、上手に行動させていく必要があるんですね。
このレオンの話なんですが、家族だけでなく、仕事にも置き換えることもできるので、
仕事からも学びつつも、家庭でも同じようにマネージメント力を活かし、父親としての役割をまっとうしてください。