結婚後、親と同居を考えている人が家庭円満に暮らす方法
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<同居生活を始めるに適したタイミング>
いつか、ご両親と同居を考えているのであれば、結婚と同時に始めることをオススメます。
なぜかというと、まだ、夫婦の生活スタイルが確立される前であるということと、
奥さんにとって、結婚とは、新しい生活のスタートでもあるため、
「結婚生活は、こんなものか」という基準が初めて、この時に出来上がるからです。
つまり、「結婚して、ご両親と同居することは、当たり前なのかもしれない!?」という感覚になりやすく、
あまり抵抗なく、受け入れることができるということです。
もし、既に結婚しているのであれば、
結婚生活におけるイベントが発生した時など、同居の話を持っていくのに適しています。
例えば、
- 子供が生まれるタイミング
- マイホーム購入のタイミング
などなど、
いわば、これらも新しい生活のスタートとなりますので、
何かしらの理由が付けやすく、奥さんの同意を得られやすいタイミングとなります。
例えば、子供が生まれたことをきっかけに、ご両親が子育てをサポートできるために、同居を促してみることも可能です。
また、マイホームの購入をきっかけに、資金的な支援をご両親が行い、2世帯住宅にしてしまうなど、
奥さんにとってのメリットも打ち出すことができますので、スムーズに話が進みやすくなります。
ただし、一度タイミングを見逃してしまうと、ご両親が同居しなくても、
なんとかうまくやれてしまう事が多く、価値を見出すことが難しくなりますので、
うまく同居を組み込んだプランを立てて、ご両親との同居生活を確立してみてください。
同居を選択するには、覚悟が必要
ご両親との同居が決まれば、次に夫としての立ち位置を明確にしておく必要があります。
この部分を曖昧なままスタートしてしまうと、
間違いなく妻と姑の間に立たされ、板挟み状態になってしまうでしょう。
あなたの未来の延長線上にいるのは、間違いなくあなたの結婚相手がいるはずです。
また、同居への不安を多く抱えるのは、奥さんの方です。
なので、夫として、妻をどこまで守って行けるかが、同居生活を成功させるキモとなります。
もし、自分の母親だから強くいえず、どっちつかずな気持ちでいるのであれば、
正直、同居生活は難しいと思います。
そうなると、次第に奥さんの笑顔は消えていくでしょうし、
だんだんと夫婦の関係は悪化していくはずです。
もし、夫婦の幸せを願うなら、あなたがしっかり家族の舵を取っていくか、
初めから両親との同居を考えないことです。
それくらい同居生活というのは、旦那さんにとって、覚悟がいる決断なんだと理解しておいて下さい。
奥さんの気持ちを1番に察してあげること
結婚することで、奥さんは、旦那さんのご両親とも正式に家族となるわけですが、
結局は、血の繋がりのない他人同士であることも、視野に入れておく必要はあります。
同居生活を送る前の奥さんの心境としては、生活習慣の違いからトラブルが発生しないか?
姑さんとうまくやっていけか?など、何かしらの不安を抱えています。
例えば、料理の味付けを覚えないと、この家のやり方を覚えないとなんて、思うかもしれません。
夫が自分の家に戻るのと違い、想像以上にプレッシャーを感じることでしょう。
また、旦那さんに対しても不安を感じています。
「義母に何か言われたとき、夫は私のことを守ってくれるだろうか?」
「どんなときも、味方でいてくれるだろうか?」
そのため、同居する前には、奥さんに安心してもらうよう、しっかりコミュニケーションをとると共に、
例えば、プライベートを確保できるマイホーム設計の説明などきっちり伝えるなどして、気持ちの余裕を作ってあげてください。
そして実際に、同居が始まった時には、きっちりと行動として示してあげることも大切です。
その行動と態度が、妻さんの心を癒し、同居への不安を解消することができ、
両親との同居生活も、夫婦生活もうまく両立していくことができるのです。
同居生活を成功させるには、奥さんの肩を持つ
価値観の違うもの同士が、同じ屋根の下で生活するのですから、
家庭内でトラブルが発生するのは、致し方ないことだと思います。
しかし、トラブルが発生すると、姑と妻から旦那さんの意見を求められます。
この時、明らかに奥さんの方が悪かったとしても、その場で答えを出すようなことはする必要はありません。
しかし、姑に非があるのであれば、その場で結論を告げても良いでしょう。
何が言いたいかというと、あなたは奥さんの味方である必要があるということです。
間違っても、どちらが正しいか、ジャッジする立場であってはいけないということです。
結婚という選択により、息子である時間は終わりました。
もちろん、母親を大切に思う気持ちから、同居生活を考えていると思います。
母親である姑を、かばいたい気持ちもわかります。
でも、あなたが味方をするべきは、幸せを誓い結婚する妻なんです。
その気持ちは、何があっても絶対ブレないようにしてください。
幸せな同居生活を送っていくために
家族がお互いに、尊重しつつ、気くばりしていくことによって、
幸せな同居生活を送ることができます。
しかし、そんな思い通りに、すべてがうまくいくはずはなく、
ある程度のトラブルは想定しておくことが、円満に過ごしていくために必要なことだと思います。
とはいえ、同居生活というのは、旦那さんにとっても、はっきりいって大変です。
特に、嫁姑問題には、かなり気を使うことになると思います。
しかし、旦那さんの気配りによって、同居生活をよくも悪くも、状況が変るということを覚えておいてください。
決して、板挟みになることを避け、どちらにも良い顔をしようと考えないほうが良いです。
そうなると、同居生活を失敗へと導いてしまうことになります。
中立であるような態度は、問題から逃げているのと変わりません。
また、同居生活の舵を取るのは、夫の役目であり、あなたが家族の中心となることで、
奥さんやご両親の統制が取れていくわけです。
しっかり自分の意見を持ち、同居して良かったと思わせるくらいの行動で、
奥さん、ご両親を幸せにしてあげてください。
それが結果的に、ご自身の幸せへと繋がってきます。