自分の感情的な心をコントロールする!ポジティブとネガティブの世界
2017/07/26
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1.感情をコントロールする方法
人間には、感情があるから、嬉しかったり、悲しかったり、それぞれのシチュエーションによって、
心が動かされてしまうことがあります。
うまく自身の心をつかみ、それぞれの場にあった感情を意図的にコントロールしていく必要があります。
他人の心は支配できないですが、自分自身の感情はコントロールすることができます。
様々なシチュエーションで、空の上から自分を見下ろす第三者の自分を作ることができれば、今の自分を冷静にとらえることができます。
「今の思考は、ネガティブな考え方だぞ!」客観的に理解することです。
感情的な要素と客観的な要素を2つ持ち合わせておくことで、感情に振り回されない心を作ることができます。
ネガティブはよくないとか、ポジティブがいいとか、そんな話ではなく、どちらも使い分ける必要があるので、
感情と客観性は自身に持っておく必要があると考えます。
ベースとして自分自身の主軸は、ネガティブ思考なのか、ポジティブ思考なのか理解しておくべきです。
そうすることによって、主軸の考え方と違う思考になった時に、今はネガティブに振れているのか、
ポジティブに振れているのか、客観的に理解することができます。
ネガティブ思考は、リスク管理の要素を持っているので、決して悪い考え方ではありません。
でも、ネガティブ思考によって、行動をストップさせられるのは、問題があります。
「もし、自分が行動を起こすことによって、不幸なことが起きたらどうしよう。」
ネガティブ思考であれば、この結論として、行動を起こすのをやめておこうと考えてしまうのです。
ポジティブは、問題解決思考だと思ってください。
「自分が行動を起こせば、みんなを幸せにするに決まっている。」
ポジティブ思考であれば、根拠のない自信でも、行動を起こしてしまうでしょう。
常はポジティブに振れている方が、人生を生きやすいと思いますが、
それだけでは、失敗しやすいので、ネガティブとポジティブの両方を使い分けることが重要です。
そうすれば、ちゃんとリスクを回避しながら、よい行動実行することができます。
「常にポジティブに振れている方が、人生を生きやすい」というのは、
ポジティブに物事をとらえることができると、イラとする言葉や行動をいったん受け入れることができて、
感情をコントロールすることができます。
たとえば、嫁が勝手にキレて「あなたの稼ぎが悪いから、私たちは苦労するのよ~~」みたいなことを言ったとしましょう。
普通、そんなこと言われたらキレるでしょっ!!
でも、言い合っても、結論は出ないんですよ、、、
いったん、ポジティブにとらえてみて、「確かに収入は十分ではないし、家族に苦労かけてるよな」って、
受け止めてみます。
ここで、終わらしてもいいのですが、嫁の本当の悩みを聞き出して行くのであれば、
STEP2として、相手の神髄を攻めていきます。
2.真相への深堀(さらに理解を深め、問題解決への糸口を見つける)
パターンはいろいろありますが、
「収入が少なくて、どういうところが、一番苦労って感じる?」とか
「具体的にいくらくらいの収入があれば、幸せを感じれる」
「収入が多かったら、どんなことがしたい?」
「私たちって、子供もそう感じてるの?」
大体、相手は感情的に物事を言っているだけなんで、
ほぼほぼ、答え持っていなくて、言葉に詰まってしまうか、
その場その場の愚痴を言うだけで、いろいろ聞くと矛盾だらけの回答になると思います。
相手の感情を受け止めるっていうことをイメージしやすいのが、
「風の谷のナウシカ」で、ナウシカとキツネリスの”テト”が初めて出会うシーンで、
テトが人間に怯えている状態をナウシカが、安心させようと「おいで」っと呼びます。
そして、動物の本能的になのか、敵対心むき出しで、ナウシカの手を「がぶっ」っと、咬み付いてしまします。
ナウシカは、抵抗することなく、痛みを我慢しながら、テトの心が落ち着くまで咬ませます。
テトは、冷静になり、ナウシカは敵ではないと理解し、心を打ち解けることができました。
こういうことなんだと思うんですよ。
普通、「痛って~~。こっちは、歩み寄ってやってるっているのに、このリスみたいなヤツ。あほか~。」
って、なりますよね、、、(笑)
相手を受け止める大きな器を作るために、自分自身を成長させていくことが、
より信頼関係の高い夫婦生活をおくることができます。
まとめ
- ネガティブやポジティブは意図的にコントロールしていく
- できるだけ、ポジティブな考えで、相手の話を受けいれる方が生きやすい
- 妻の愚痴や怒りは警告と捉え、問題解決の糸口を見つける
- 自分自身の成長こそが、幸せをつかむことができる