魔の2歳児のワガママを鎮めるための3つの方法
2018/04/19
この記事は約6分で読めます。
2歳児の子供といえば、“魔の2歳児”という言われるほど、
子育て中ののママが頭を悩まされてしまう時期であると言われています。
まだまだ小さくて可愛らしい子どもが、魔の2歳児なんてね~と思っていたら、
「これだったのか・・・」と意味が分かってしまった時には、もうすでに毎日大忙しな生活になっていることだと思います。
目次
魔の2歳児のワガママとは?
2歳になってくると、自我が芽生えてきて、
子供にとっても、ママにとっても初めての反抗期がやってきます。
ワガママといっても、まだまだ流ちょうに言葉を伝えることができないのですが、
自己主張は、一人前でになってきて、「あれしたい!!これしたい!!」
反対にやりたくないことなんかは、「イヤイヤ!!」の一点張りで、ぜんぜん言う事を聞いてくれません。
「おもちゃ買わないと帰らない!!」と言わんばかりの光景も、しばしば目にすることがありますが、
外出先で子供に、何かしら困らせられた経験をしたこともあるはずです。
時には、ヒステリックに大泣きし出したりで、
親のイライラがピークに達して爆発してしまう事なんて多々あると思います。
魔の2歳児のワガママは、なぜ起こるのか?
親の目線からすれば、ワガママと捉えてしまうのですが、
2歳児の子供にとっては、イヤイヤというのは、自己主張の表れとなります。
この頃になると、自分で何でもやってみたいし、自分のペースでやりたいと思うようになります。
しかし、まだまだ、思い通りにいかないことが多く、
うまくいかない場合には、床に寝そべり大泣きしてしまったり、モノを投げてしまったり、
言葉で表現できない代わりに、行動で伝えようとしてしまいます。
それらの行動に対し、ママとしては、毎回ウンザリしてながら、子供を黙らせようとするですが、
反対に、親のいうことをすべて従う、ロボットの様に無表情、無関心な子供の方が、心配になりませんか?
まぁ、今のは極端な選択だとは思うのですが、
人というのは、感情があるからこそ、怒ったり、笑ったり、悲しんだり、喜んだりとできます。
つまり、人間としての色々な感情が、この時期に整ってきているということなのです。
子供が少し大きくなって、「嫌なことは嫌といえる子」、「ダメなことはダメといえる子」になってほしいと願うのであれば、
この時期のワガママというのは、練習の場だと思って、ある程度のイヤイヤは、受け入れてあげる必要があります。
魔の2歳児のワガママはいつまで続くのか?
魔の2歳児といわれていますが、子供の第一反抗期ともいわれています。
言葉を覚えはじめ、親子でコミュニケーションも少し取れるようになる2歳頃から
自己主張が始まり、長ければ5歳まで続くのですが、通常、3歳~4歳ほどでワガママがおさまる場合が多いようです。
言葉を伝えるだけで、十分理解してもらえるような状況でない為、
親としては、とても大変な時期であるのですが、子供にとっては、大切な時期です。
決して、子供の自主的な主張を押さえつけるような行動は避けるようにしてください。
魔の2歳児のワガママを鎮めるためには?
2歳児のワガママは、自我の芽生えとはいえ、毎日続けば、正直しんどいときもあると思います。
しかも、何でもかんでも、そのワガママに付き合うことは不可能ですし、
反対に、子供の意見を聞き過ぎると、人生上手くやっていけない子になるんじゃないかと心配にもなります。
そんな魔の2歳児のワガママも解決しつつ、親の気持ちも穏やかにできる3つの方法があります!!
少しでも、子どもと楽しみながら、過ごせるよう参考になればと思います♪
1. 子どものワガママに耳を傾ける
子育てをしていれば、ワガママスイッチが入る瞬間って、なんとなく分かってくると思います。
そんな場合、「あぁ。また始まった」「なんでいつもこうなの!?」というネガティブに捉えてしまいがちなんですが、
少し、今回は変化球で子供の様子をうかがってみませんか!?
いつもであれば、子供のワガママに対し、親として叱るはずなんですが、
いったん、その気持ちを抑え、子供の話を聞いてあげます。
子供の主張に対し、答えを出すのではなくて、まず子供の話に耳を傾けてあげることです。
そうすると「自分の話を聞いてもらえた!」と、子供が落ち着いてくれる瞬間が出てきます。
例えば、スーパーでおやつを買ってほしいといったワガママの場合に、
毎回、買うことはできませんが、「あれがほしかったのか、でも今日はごめんね」など、
欲しかったことを受け入れてあげることで、子供の自己主張を受け入れてあげることができます。
ついつい、ダメと言ってしまいがちなんですが、否定的な言葉を使うのではなくて、
「ごめんね」と言ったように、子供と同じ目線に立った言葉を選んであげることによって、
子供も理解してくれることが多くあります。
2. 子供を抱きしめ、気持ちを受け止める
耳を傾けてみても、子供の自己主張がおさまらなかった場合、
話を聞く姿勢に加え、プラスアルファーで”ギュッ”と子供を抱きしめてあげてください。
まだまだ小さい2歳の子どもは、ママに抱きしめられることで安心感を覚え、
すべてを受け入れてもらえた気持ちに満たされます。
泣きたくなった時、叫びたくなった時、自我が止められない時であっても、
ママの腕の中に入ると、気持ちが落ち付き、話ができる状態へと導くことができます。
3. 思いっきり感情任せ、泣きたいだけ表現させる
一生懸命、子供の事を受け止めようとしているにもかかわらず、
それでも、泣き叫び続けたり、怒っているような感情がおさまらない場合、
大人としてもどうすればいいのか、頭を悩まされると思います。
そんな時には、ママも開き直ってください!
「うん、わかった!じゃあ気が済むまで泣いてていいよ」
こんな言葉で、子供の行動自体を肯定してあげることです。
決して、怒った口調で言うのではなく、「OK~♪」といったように軽い感じでこの言葉を発すると、
子供は、泣きたいだけ、泣いていますが、ストンと落ちるところまで泣くと、
「ママ抱っこ」とすんなり諦めもつくようになります。
これが、押しても引いてもダメな場合の最終手段です。
魔の2歳児も接し方で、天使に変わる
魔の2歳児と世間一般に言われていますが、お子さんの性格によって、どんな風になるかは様々で、
ママ友などに話しても「うちはそんなことなかったよ?」っと聞くこともあるかもしれません。
実際に魔の2歳児と直面しているとそんな余裕も出てこないかもしれませんが、
「子どもは子どもなりに自分の主張ができる年齢になってきているんだ。」
「成長しているんだな。」
と客観的に感じてあげることで、親としても、大変だと感じるていたことが、可愛いな、成長したな。
と思えるように変わってくることもあるのではないでしょうか。
いつもそんなうまく行くことばかりではありませんが、
客観的にポジティブに物事をとらえることで、子育と一緒になって、大人も成長することができるんだと思います。