子供と一緒にお葬儀に参列する際、押さえておきたい3つのポイント!!
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大切な人のお葬儀には、様々な事情があったとしても、ぜひ参列しておきたいものです。
ただし、当然ですが訃報は予測できないもので、普段からそんな準備ができているわけもありません。
- 喪服や数珠がきちんと揃っているか?
- お焼香のやり方
- 香典の書き方
など、若干不安になることだってあるはずです。
また、お葬儀に参列するとなると、失礼があってはいけないので必要最低限のことは押さえておきたいところ!
特に子供が小さい場合、お葬儀に連れて行くことに対して、不安がいっぱい出てくるかと思います。
「泣いたり、グズったり、走り回ったり。。。」
日常であれば、子供の当たり前な行動ではあるのですが、お葬儀の中でやってもらうとかなり大変です。。。
しかし、「子供に場の空気を読みなさい」といっても、小さなお子さんであれば、非常に難しいことです。
だからこそ、お葬儀に参列する前には、十分な準備が不可欠になります!!
そんな、子連れでも必ずうまくいくお葬儀の参列方法について、最低限この3つのポイントだけを抑えていけば間違いないでしょう。
目次
お葬儀中、静かに子供が息抜きできる工夫をする
ご存知の通り、子供って意外と敏感な生き物なんです。
小さな赤ちゃんでも、まわりの人や場の雰囲気がいつもと違うことによく気がつきます。
しかも、お葬儀という静かな雰囲気に不安を感じたり、人の多さに興奮したりすることは、よくあることです。
なので、出席する際は、なるべく短い時間で切り上げることを心がけるか、
それが難しいなら息抜きできる時間を作ってあげることが大切なポイントになってきます。
絶対用意しておきたい、お役立ちアイテム
お葬儀が始まるまでや火葬場への移動、納骨などなど、参列するには、なにかと待ちの時間が発生します。
子供にとって、そのような無の時間は、すごく退屈で仕方がありません。
なので、待ち時間に気を紛らわせるために、たくさんのお役立ちアイテムを用意しておくのが、お葬式を攻略する秘訣です。
例えば、お菓子や飲み物、おもちゃは必ず用意しておきたいもの!
お葬式の場合、お昼ごはんを食べる時間がずれてしまう可能性もあるので、
子供用にパンやゼリー飲料など、服を汚さずお腹を満たせるものがあれば、子供の集中を高めることができます。
また、お葬儀の最中にサッと取り出して遊べるように、小さめで音のならないおもちゃもあると安心です。
子供は大人の持ち物に興味を持つので、数珠を触らせてあげるだけでも結構気が紛れたりしますので、
もし、何もないようであれば、身の回りにあるものを確認し、
子供に遊ばせても安全でかつ、退屈しないものに視線を誘導するテクニックも身に着けておくといいでしょう。
座る席の工夫で状況を変えることができる
お葬儀に子連れで参列した際に、皆さんが一番大変と感じるのが、引導のタイミングなんですが、
引導というは、お経の終盤にお坊さんが「喝!」と大声で叫ぶ独特の儀式のことです。
優しい声で諭す引導もあるようですが、宗派によってまちまちで、
厳しい声での「喝!」は、大人でもびっくりしてしまうくらいなので、当然子供は怖がってしまうことでしょう。
時には、泣いてしまう可能性もあるので、お子さんの年齢によっては、お葬儀の途中でそっと抜け出すことも視野に入れておいたほうがいいでしょう。
また、途中退席する場合を考えて、座る席は出口に近い後側を確保しておきましょう。
子供のお葬儀の服装はどうすればいい??
当日、子供が迷惑をかけないよにするにはどうすればいいか?という悩みもあるのですが、
それだけに気をとらわれていると、身近なところが見落としがちになってしまいます。
特に、お葬儀の時の子供の服装です。
大人は礼服で出席するのがマナーなんですが、子供の服装については、
特段と決まっていませんので、反対に服選びに迷ってしまうところです。
ですが、大体は、黒、白、紺などの目立たない色の服を着ていけば問題ないので、
初めての参列だとしても、安心して参加してください。
スーツのような体裁を取っていなくても、喪に服していることが伝われば充分で、
幼稚園に通っているなら、制服を着ていくという選択肢もあります。
また、靴や靴下については黒がなければ普段通りのものでかまわないです。
そして、0歳〜1歳くらいの子供だと抱っこ紐が必要になってくるときもあるのですが、
お葬儀にあったモノなんて、なかなか、ありませんので、こちらもいつも通り使用して差し支えありません。
むしろ、お焼香や納骨の時などは両手が使えて助かりますし、子供が眠たくなった時にも重宝しますので、
準備しておくと何かと助かることが多いでしょう。
無事参列が終わったら、たくさん褒めてあげること
子供連れで、お葬儀に参列するには、何かと準備が必要で、
飲食物やおむつなど、持ち歩く荷物も多くて大変になってくると思います。
しかし、最近の葬儀場は、コインロッカーが設置されていたりもするので、
マザーズバッグもいつも通り持ち込んで、ロッカーに預けておくことができますので、
事前に確認しておくといいでしょう。
子連れのお葬儀は、すごく周りに気を使って大変かもしれませんが、思っている以上に周りは暖かく見守ってくれることが多いです。
むしろ大変な中来てくれてありがとうと感謝されるはずです。
頑張って参加したお子さんも、ご自身のことも褒めてあげてください!!
そんな頑張った経験が、今もこの後もしっかりと生きていきますので、
始めからあきらめずチャレンジしてみることも大切です。