できる子供に育てるのであれば、勉強中の姿勢を指摘すると賢い子に育たない
2017/09/09
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学校や習い事で出る宿題を机に向かって、やるのはいいんですが、とにかく子供の姿勢が悪い!!
目が近かったり、半分くらい寝そべっていたり、
「姿勢悪いよ」って、注意したときは、いい姿勢になるんですが、
次第に椅子からお尻が離れていって、いつものフォーメーションにだんだん近づいて行くんですよ、、、
目次
勉強中の姿勢は注意してはいけない!!
たしかに勉強中の子供の姿勢って、めっちゃ気になるんですよ。
全然勉強するようなスタイルじゃない格好で、鉛筆もって宿題やって、、、。
特に女の子の場合であれば、見た目とか、振舞いとかめっちゃ重要だと思いませんか??
でも、子供が勉強している時は、親が姿勢の事をとやかく注意してはいけないんです!!
例えば、あなたが何かに集中している時の事を考えてみて欲しいんです。
例えば、料理をしていて、呼ばれている事に気が付かなかった事ってないですか?
つまり、集中しているという事は、焦点が1点に絞られて、周りを気にすることができない状態になっているんです。
料理中に声をかけられて、違うことに目が言ってしまうと、
火にかけたフライパンの具材が丸焦げになってしまうかもしれませんし、火事になってしまう可能性もあります。
最近のことでいえば、歩きスマホなんかいい例だと思います。
歩きながら、スマホに集中しすぎて、人や電柱にぶつかりそうになった危ない経験が一回くらいはあるんではないでしょうか?
歩きスマホはやめましょうって、ポスターもJRとかで結構貼ってありますし。
大人でも、集中していると他に意識が行かないことがあるのであれば、
まだ幼い子供のにとっては、1つ集中することがあれば、それ以外は意識が散漫してしまうのは、当たり前だと思います。
恐らく、頭の中は宿題に集中していると思うんです。
だから、姿勢とか見た目が、いつもの様に自然体な格好になってしまうんです。
勉強ができる子にしたいのか?姿勢が正しい子にしたいのか?しっかり選び分けて、子供に声をかけてあげることが大切なんです。
リラックスした自然な状態で学習した方が、子供の学力が断然伸びる!?
姿勢が悪い状態の方が暗記しやすいというわけではないのですが、
あくまで集中する事を考えると、できるだけストレスがかからない自然な姿勢の方がいいんです。
現役合格の東大生の勉強法で、体を動かしながら、勉強すると記憶力も良くなると言われています。
頭で考えながら、体でも覚えようとしているんです。
特に、ダンスなどリズムに合わせて暗記すると覚えやすかったり、足を使いながら、歩いて記憶すると記憶に残りやすいそうです。
ちなみに僕の暗記方法は、語呂合わせが多いです。
だから、一概に姿勢が悪いことや落ち着きがないことが、勉強に差支えがあるということではないんです。
その子にあった勉強スタイルがあるといってもいいんではないかと思います。
勉強する事の目的と姿勢を正す目的を別けて教える
でも、勉強中に姿勢が悪い状態で放っておいていいのかというと、そういうわけではありません。
最初に言いましたが、日本人なら特に、お作法とか大切ですもん。
でも、勉強をすることと、姿勢がいいことは、別の要素で、教える時には、一色単にしてはいけないんです。
例えば、子供が宿題をしている時に、どちらの要素を伸ばしたいですか?
僕は、勉強している時は、勉強に集中してほしいと思います。
勉強の目的は、姿勢を正す事が、真の目的ではありません。
いや、姿勢を正しく勉強できたら、親としてはなんの文句もないんですよ。
でも、あれもこれも一度に教えようとしてしまうと、
子供は複数の理解がついていかずにパンクして、全部が嫌いになってしまうんです。
しかも、勉強している時にあれやこれやと、目的に沿っていないことを周りから言われると、
勉強にも集中できないし、姿勢も良くならないし、二頭追うものは、一頭も得れず状態になるんです。
だから、目的ごとに分けて考える必要があるんです。
姿勢を正したいのであれば、それだけに特化して子供に伝えることです。
集中していない、自由な時間の時は、ちゃんと姿勢を指摘する
僕の娘は、僕が買ったタブレットを奪い取って、机でYouTube見たりするんですが、その時も姿勢悪いんですよね。
YOUTUBEって、賛否両論ありますが、僕は賛成派です。その理由はちゃんとあって、興味あればどうぞ。
だから、その時が狙い目で、ここぞとばかり姿勢を正すように注意しています。
YOUTUBEを見ている時でなくていいんですが、
子供が特に集中してもの事をしていない時は、しっかりと姿勢を正す大切さについて教えてあげてください。