親の教え方次第で、子供が勉強を好きになるし、嫌いにもなる事を知っておこう

      2017/09/12

この記事は約9分で読めます。

 

子供の宿題にイライラしてしまう現実

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まず、自身の体験談と共に子供のに宿題を教える時のイライラについてのあるあるです。

 

初めは、子供が分かりやすいように、そして、できるだけ、褒めるように心掛けようとしてるんですが、

だんだんと「なんで、それくらい分からんのだー」って、イライラが募り募って、、、

 

「どりゃーーー!!」

「ちゃんと、やりゃーーー!!」

「だらだらやるなぁーーー!!」

 

怒りが爆発して、大きな声を出したりすることがあると思います。

 

本当は、イライラしたいと思っていないのに、何でこんなことになってしまうのか、

イライラしてしまう原因を見ていきましょう。

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イライラの原因というのは、こうあるべきだと自分中の理想や過去の経験則から無意識に存在し、

その残像を知らないうちに子供に当てはめてしまい、そのギャップやズレが多いほどイライラの度合いを肥大化させくれます。

 

例えば、「子供は元気よく遊ぶのが仕事だよねーーっ」て、思っているのであれば、

宿題を自ら始める子を見て、なんて優秀なんだっ!!(もしくは、もっと遊べよっ!!)って思ってしまいますけど、

「こんな問題くらい解けて当たり前だっ!!」って、思っていれば、何でこんことくらい自分で解けないんだっ!!

って、子供にぶち当たってしましいます。

 

大人である以上、子供より多くの経験をしているのは間違いありませんし、脳の発達も習熟しています。

大人の基準で子供を評価してしまっては、イライラが鳴りやみません。

 

「これくらいできるだろう、、、」

 

自分が子供と同じ年だった頃、どうだったかをちゃんと振り返ってみて、同じ子供目線でいることが大切なんだと思います。

 

人を思い通りに操作することはできないと知っておく。

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子供だけに限らず、自分の思い通りに人を動かそうとする事は、自分のクローン人間が存在しない限り結構、難しいことなんです。

何故なら、あなたの理想と相手の理想が同じじゃないから、、、

 

そして、自分の思い通りに行かないと、人はストレスを感じでしまいます。

「なんで、言ったとおりにできないんだっ!!」みたいな感情になってしまします。

 

逆に、理想を押し付けられる方も、もちろんストレスを感じてしまい、お互いにとって不利益を被ってしまいます。

指示されると、反発したくなるのも人の性なんです。

 

人間というのは、自分のそうあるべきだという思い込みを押し付けてしまいがちです。

 

例えば、小学生は宿題を集中して勉強すべきだとか、姿勢を正して人の話を聞くべきだとか、

これくらいの問題ならスラスラ解けるはずだと、思い込みというレッテルを無意識に貼り付けてしまいます。

そして、相手の精神状態やコンディションは、見えにくくなってしまうんです。

 

僕も神ではないので、やる気なく勉強する子共の姿を見ているとイライラしてしまう場面もたまにあります。

だから、感情的になってしまう気持ちはよく分かるんですけど、怒ったところで果たして、

「これで子供は勉強が好きになるのかなぁ?」と、後になって考えてしまうんです。

 

短期的には、怒りによって、子供が勉強をしてくれるかもしれませんが、

長期的には、続けることができないと思います。

 

できるとするならば、永遠に親の恐怖心を感じながら勉強させることです。

※でも子供が大きくなれば、反抗期と共に対立してくるはずですが。。。

 

僕は、エンターテイメントの世界でも生きてきた経歴があるので、

人をその気にさせることや、楽しいと思わせる、のせることを得意としてきました。

 

子供の教育や勉強でも一緒なんだと思うんです。

楽しい要素を見せて、いい方向に感情を刺激することが、勉強を好きになるきっかけになると思うんです。

 

でも、人間は感情を持っているので、イライラすることもあると思います。

 

絶対にありますっ!!

 

でも、それを客観的にとらえて、今の自分の行動は子供の教育にとって、いいのか?どうなのか?

を振り返って、反省できることが大切んだと思います。

 

僕自身、大人になった今でも、新しいことを知る事は嬉しいし、楽しいと思っています。

なので、子供にも勉強は楽しいと思って、どんどんと知識を増やしていってほしいと思ってます。

 

仮に、親がスパルタ教師になって、子供が勉強を泣きながらでもする様になったとしましょう。

そうなってしまうと、勉強≒しんどい、苦しいものとなってしまい、自ら興味を持って意欲的に勉強することができなくなってくると思います。

 

もしくは、あなたがそばに居ないと、緊張感をもって勉強できない子に成長してしまうでしょう。

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指示は他責へとつながってしまう

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自分で考えて行動して、上手くいったり失敗したりすると、自分で責任を取ろうとします。

 

だけど、誰かの指示でやったことは、失敗も成功も、相手の指示のおかげ。もしくは、相手の指示のせいになってしまいます。

なので、自身の行動に責任を持つことができません。

つまり、指示は他責へとつながってしまうんです。

 

例えば、園児が自ら明日の保育園の用意ができる子と親に準備してもらう子ががいたとしましょう。

そして、2人とも給食のお箸を入れ忘れたとします。

 

この2人の子は、お箸を忘れたことを先生に伝えに行きます。

 

自分で用意するのを忘れた子は、

「先生、お箸を持ってくるのを忘れてしまいました。」と言い。

 

もう一人の子は、

「先生、お母さんがお箸を鞄に入れるのを忘れました。」と言います。

 

つまり、親が手伝おうとするほど、子供は他責のマインドが強くなるということなんです。

 

だから、子供の勉強に対しても、親があれしなさい、これしなさいと言うよりも、

自分の宿題を自分で責任をもって、やるということが大切なんです。

 

親が全く関与しないというのは、低学年のうちであれば、問題かもしれませんが、

宿題の答えが間違っていようが、あっていようが、子供が責任を持って、成功も失敗も自ら受け入れられる環境を作るほうが、

次にどうしないといけないかを考えさせるきっかけになっていくんだと思います。

 

 

ノルマを課せられる辛さ

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例えば、1日10個のりんごをタダで渡してきなさいというノルマがあったとしましょう。

 

とりあえず、1日10個というノルマが課せられるんです。

 

はじめのうちはいいかもしれませんが、だんだんとルーチン化していくと、

「またか、、、もう嫌だっ!!」と思うようになってくるんです。

例え、15分で終わる作業だったとしても、、、、

 

何が言いたいか、分かりますか?

宿題や勉強って、ルーチンワークとすごく似ているんですよ。

どちらかというと、クリエイティブな作業ではないんです。

 

通常なら簡単にできることなんだけど、毎日同じような時間に同じような作業を続けさせられと苦痛に感じてくるんです。

 

なので、単純計算の算数の宿題とかでも、

勉強する場所を変えるとか、教え方を変えてみるとか、常に新鮮味を感じさせることが、勉強を好きにさせるコツなんだと思います。

 

例えば、極論、カフェでスイーツを食べながら宿題をしてみてもいいと思うんです。

 

 

 

子供の知的欲求を駆り立てる

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「子供を大げさに褒める」事が、勉強が好きになる子に育つという講師がいますが、

確かに間違いではありません。

でも、本質的には、ちょっと間違っているんんですよね。。。

 

大人も子供一緒なんですが、好きになるものや、ハマるものって、誰かに褒められるためにやってる訳じゃないんですよね。

 

単純に面白いからなんです。

また、他人に指示されてやるようなもんでもないんです。

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マラソンなんか、いい例なんですが、やらない人にとっては、

「なんでわざわざ、しんどいことを自ら好んでやるんだろう?」と思うのですが、

ランナーは、他人から見たら苦しいと思うことも、総合的に楽しいと変換する力を持っているんです。

 

つまり、楽しい事、面白い事と思う事であれば、人は好んで、そして時間を忘れて、やり続けてしまうと言ことなんです。

その要素を子供の勉強に対しても、取入れることなんです。

 

「なんでなんだろう?」という探求心。

「そうなんだ!」という新しい感動。

「できた!!」という小さな成功。

 

親として勉強はやらないといけないというマインドから、面白いという感情へシフトさせてあげる必要があるんです。

つまり、知識を知恵に変えてあげることなんです。

 

知恵というのは単なる情報で、使い方が分からなければ面白みなんて全然ありません。

 

1+0=1

 

普通の感覚だとそう「だからなによっ!?」って、感じるんですが、

数字を知ることの面白みを知ることで、捉え方が変わってきます。

 

例えば、この数字がアルゴリズムだったとしましょう。

この1と0が組み合わさることで、いろんな物体に変化していくことを知れば、数字の面白みが分かってくるでしょう。

 

アルゴリズム体操なんかめっちゃ好きですけどね。

あれもある一定の数字規則からできてるんです。

 

あっ!!ちなみに、

今あなたが触ってるパソコンやスマホなんかも、この1と0が組み合わさって、動いたりしてるんですよ。

 

親子の相性で、陰と陽を使い分ける

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壁を乗り越えたときの達成感は、次も頑張ろうと苦労を自ら選んで進んでいく能力を身につけることができますが、

楽しいことを何の違和感なく、こなしていくことに苦労を苦労と思わず努力できる子にすることができると思います。

 

ぶっちゃけ、どちらが正解とかはないと思います。

 

 

親(自分)の性格と子の性格をどれだけ知っているかなんだともいます。

 

そして、親子の性格に合わして、陰と陽を使い分け、どうすれば楽しく勉強できるのかを考える。

お互いストレスを感じているようでは、絶対に失敗してしまいます。

 

大人だけでもダメ。子供だけでもダメ。

親子で同楽しめるか。それを考えられるかどうかだけなんです。

 

遊びながらして、学ぶ!!これが勉強の極意だと僕は思っています。

 

 

 - 子供編

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