なぜ、喧嘩できないカップルは、破滅するしか道はないのか?
2017/12/01
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目次
本当に、喧嘩できないと破滅するのか?
喧嘩というのは、お互いの不満のぶつかり合いで、起きてしまう現象です。
意識したことがないかもしれませんが、不満というのは、潜在的に解決したいと思っている事柄なんです。
その不満をほったらかしにしてしまうと、どのようになるかわかりますか?
あなた自身が崩壊してしまう可能性があるのです。
今は我慢できているかもしれませんが、3年後、5年後同じ状態でもあなたは幸せな状態が続いていますか?
確かに、あなたが何も相手に伝えなければ、それなりに恋愛は続くかもしれません。
でも、それっていい恋愛といえるのでしょうか?
どんな形でもいいので、不満は相手に伝える必要があります。
うまく不満を解消していけるカップルは、お互いに成長し、2人の距離がだんだんと近づいてきます。
そして、あなたと相手の波長が重なり合っていき、いい関係性を作っていくことができてくるのです。
喧嘩は2人にとっての財産と言ってもいいでしょう!!
今までも、これからも、あなたは人間社会の中で生きています。
カップルの関係性をよくしていく事ができるということは、社会の中での人間関係もうまくやっていくことができます。
また、恋愛においても、お付き合いする相手は、きっと人生の中で1人だけではないでしょう。
これから、まだまだ沢山の人と出会っていくと思います。
恋愛とは、人間を深く知ることができる大切な経験です。
人との関わり方を学び、本当に愛すべき人が現れたときに、あなたの人間力が本領発揮されるのです。
別かれるのが怖くて喧嘩できない
喧嘩してしまうと、嫌われてしまい別れられるんじゃないかと思ってしまい、
不満を自分で抱え込んでしまっている人も多くいます。
でも、そんな関係性をいつまでもしているようでは、何の進展もありません。
例えば、今のお相手とこのまま結婚となったとしましょう。
何十年と、あなたは不満を抱え込んでいくことができるでしょうか?
きっと、あなたは人生の破滅へと向かっていくでしょう。
喧嘩をして別れるような関係性であれば、まだまだ、いい関係性が構築できていないのではないでしょうか?
まず、お互いの事を深く知ることから始めてみましょう。
あなたは何のために恋愛をしていますか?
恋愛とは、人間理解を深める行動で、お互いの価値感を共有し、愛し合うのが恋愛です。
また、恋愛のゴールとしては、2人の距離をどれだけ縮めることができるかが、
今のあなたにとっても、これからのあなたにとっても、とても重要な要素となります。
不満を感じれない恐怖
喧嘩ができない理由として、相手に不満がないという人もいます。
相手に対して不満がないのは、いいことなのかもしれませんが、
もしかすると、あなたは相手の不満を見ようとしていないのかもしれません。
それは、見ないほうが、楽だからです。喧嘩しないほうが楽だからです。
知らず知らずに、楽な方に逃げていってしまうと、本当に重要な問題が起きたときに、解決することができなくなります。
恋愛のうちから、しっかりと問題に直面し、それを乗り越える練習をしておいた方が、
あなたの問題解決能力が高まり、人間的に大きな器を手に入れることができます。
もし、何も考えないのであれば、もうそれは白目をむいて生きているのと同じ状態です。
まず、いいところも、悪いところも、
しっかりと事実を正しく認識できる目を持つことから始めてみてはいかがでしょうか!!
単に喧嘩するだけでは、意味がない
カップルが喧嘩することは、すごくいいことだと、ずっと言ってきましたが、
勘違いする人が多かったので、補足しておきます。
喧嘩をする行為自体は、相手を否定したり、罵りあったりお互いに嫌な思いをしてしまうので、
そこだけ見れば、喧嘩なんかしないほうがいいんじゃないかと考えてしまいます。
でも、喧嘩で大切なのは次の2つの行為なんです。
喧嘩というのは、問題解決までが喧嘩と捉えておいてください。
- 感情をぶつける事
- 問題を解決する事
感情をぶるけることができるカップルの関係性
感情をぶつけることができるということは、本音で話ができるということで、
2人の中でストレスをため込まない関係性ができているといってもいいでしょう。
よく人に愚痴を聞いてもらって、すっきりしたっていう経験ありませんか?
感情をぶつけることができるカップルは、
他者に愚痴を言ってしまうという行為を、彼氏彼女の間で完結することができるんです。
つまり、知らなところで自分の愚痴を言われていたということが起きにくいんです。
大好きなパートナーに陰口を言われていたら、ちょっとショックですよね。
問題を解決は、発想力を高める
まず、問題を解決するということは、現状の不満を改善することができるということなんです。
世の中に出回っている新しい商品やサービスなど、ほどんどの場合、現状に対する不満がヒントになっているんです。
iPhoneの誕生なんかも、ジョブズの不満から生まれたんですよ。
「なんでフューチャーフォンは、押しにくい小さなキーボードが付いているんだ」っていう不満があったそうなんです。
だから、iPhoneは当時画期的な商品で大ヒットしたんですよ。
つまり、問題解決は新しい発想や柔軟な思考を作ることで、誰かの悩みを解決させることができる力なんです。
この力は、仕事においても、対人関係においても有効なスキルとなります。