義理の両親が余命宣告された時、旦那さんのためにできる妻のサポート
2019/05/16
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旦那さんの両親が余命宣告された時、あなたならどうしますか?
もしかしたら、今まさにその状況の真っただ中なのかもしれません。
妻であるあなたは、どのような気持ちで旦那さんに寄り添い、
どのように支えてあげることができるか考えていきましょう。
目次
旦那さんのためにできる妻のサポート
余命宣告された人を支えるというのは、当然ながら簡単なことではありません。
心のケア、体のケア、治療費や生活費の援助といった様々な形で、旦那さんが主にサポートすることになってきます。
宣告者以上に病状について詳しく知っておかなければいけないでしょうし、
伝えるにはショックな内容を病院の先生から聞かなければいけないことだってあります。
これらはとても簡単なことではなく、非常に精神力のいることです。
そんな時、夫の弱った心を吐き出せる場所になってあげてください。
それは奥さんにしかできない役割なんです。
①闘病記から当事者の気持ちを理解する
義両親の余命が判明した場合、まずは、一般的に出版されている闘病記を読むことです。
闘病者本人のモノもありますし、家族が書いた本もあります。
どちらも読めるとなおいいですが、
まずは一番身近なパートナーである旦那さんの気持ちを理解してあげる必要があると考えます。
闘病記を読むことで、これから直面する出来事に対しての行動が変わってくるはずです。
特に闘病記の中に出てくる「言われて嫌だったこと」「されて嫌だったこと」は心に留めておくといいでしょう。
本は苦手という方は、読みやすいマンガ形式のものや、
闘病ブログなどからでもいいので、当事者の気持ちを理解してあげてください。
②間接的に旦那さんの負担を軽減
闘病中は本人も家族も気持ちが張りつめて、みんな疲れ切っています。
闘病者本人の心を和ませてあげることができると、
間接的に旦那さんの負担軽減にもつながりますので、そういった心配りも必要です。
なので、無理のないように、気分転換になるようなイベントを企画してあげてください。
舞台を観たり、試合観戦に行ったり、楽しい時間をみんなで共有できるようなイベントなど、
周りのみんなを笑顔にすることができるでしょう。
また、旦那さん親戚を集めて、家族で旅行をするのもいい思い出が作れるでしょう。
そんな旅の思い出などをアルバムにし、メッセージなどを添えてプレゼントすれば、絶対喜ばれるはずです。
アルバムに限らず、男目線では照れ臭くて思い付かないような、
細やかで優しいサプライズを是非あなたから提案してあげてください。
可愛い動物や綺麗な景色など、見るだけで気持ちを和ませられる写真集など、
プレゼントするのも闘病中のご両親の気持ちをにこやかにすることができるでしょう。
③旦那さんの辛さを受け止めてあげる
闘病中は薬の副作用で気分の浮き沈みが激しくなります。
たとえ旦那さんがご両親に優しく接していても、きつく当たられることもあります。
一生懸命尽くしているのに、さすがの旦那さんも気持ちが落ち込んでしまうことでしょう。
そんな時は愚痴や文句も言いたくなります。
そんな時は、旦那さんを否定したり、あえてアドバイスせずに、ただ話に耳を傾けてあげるだけにしてください。
前向きな意見を言ってあげるのも大切なんですが、
素直な気持ちを受け止めてあげるだけで、旦那さんはとても気が楽になるものです。
楽しみも苦しみも夫婦で分け合う
闘病生活は本人だけでなく、医師や家族とのチームプレーが必要になります。
そのチームの大きな柱となるのが、闘病者の息子である旦那さんの存在が大きくなります。
なので、今回の3つのポイントを中心に旦那さんのフォローをしてあげてください。
- 闘病記を読んで当事者の気持ちを探る
- 間接的に旦那さんをフォローする
- 旦那さんの愚痴を受け止めてあげる
ぜひぜひ、旦那さんにとって素直な感情をこぼせる場所でいてあげてください。
義理の娘という立場は、夫の家族にくらべると距離が遠く、疎外感を感じることもたまにあるかと思いますが、
第3者の視点と家族の視点、両方の視点から物事を見られるあなたって、夫にとってすごく貴重な存在です。
こんな時だからこそ、あなたの存在が必要になってくるんです。