小学生の子供教育にゲーム機が必須である4つの理由。
この記事は約8分で読めます。
まず、「小学生の子供がゲームをする」ことに対して、どんな印象を持っているでしょうか?
おそらく、世間一般にゲームは「目が悪くなる」とか、「頭が悪くなる」と言ったように、
子供の教育にとっては、ネガティブなイメージを持ってる方の方が多いかもしれません。
僕が思うに、半分は正解なんだと思うのですが、でも、その半分は不正解です。
確かに、ゲームばかりしていたら、目が疲れて目が悪くなるかもしれません。
でも、勉強や読書などしすぎても、目は悪くなると思います。
なんでもやり過ぎは良くないんです。
また、勉強をせずにゲームばっかりしていたら、テストで良い点は取れないかもしれませんが、
頭が悪くなるわけじゃありません。
むしろ、最近のゲームと言うのは、知恵を絞り出さないと、クリアーできないパズル感覚のゲームなどもありますので、
反対に脳の働きとしては、頭が良くなるんじゃないかと、個人的に感じています。
なので、賛否両論あると思いますが、僕は子供の教育の1つとして、ゲームは取り入れるべきだと思っています。
その理由について、これ程から説明していきましょう。
目次
はじめにゲーム教育に対し押さえておかなければいけない事
ゲームと言うのは、熱中しやすいので、
一般的なイメージ通りネガティブな事象を引き起こす要因も持ち合わしていますが、
反対に子供の能力を高める事も可能であることも事実なんです。(詳細はこの後、触れていきます。)
こんな両極端の性質を持ち合わせているのですから、
もちろんゲームは取扱注意だということも、感じていることかと思います。
なので、大人が管理のもとゲームを扱う事です。
管理と言っても「ゲームは1日1時間」と言ったように、子供と約束するだけのものではありません。
ゲームを管理するためには、子供にゲームを買い与えないことです。
「???」
おそらくこの矛盾した言葉「?」が浮かんだはずですけど、
僕が言いたいのは、子供の所有物にさせないということです。
あくまで、大人がゲームを購入し、所有することで、子供のゲーム機ではない状態を作ります。
例えば、パソコンやタブレット、もしかするとスマホって、子供の所有物じゃない場合が多いですが、
親から借りて、YOUTUBEを見たりしますよね。
そうすれば、たとえ子供がスマホを見ていたとしても、大人が仕事や家事で必要になった場合、
何かの途中だったとしてもすぐに返してもらうと思います。
そのような人とモノの関係性を作っていきます。
ゲーム機も同じように、親からゲーム機を借りるスタイルであれば、
しっかりと管理することができるんです。
ゲームを所有させないためには、絶対クリスマスや誕生日などのプレゼントとして、購入してはだめですよ。
プレゼントにしてしまうと、子供がゲーム機を所有することとなり、親がコントロールしにくくなります。
なぜ、所有させることにこだわるかというと、
子供の所有物に対して、制限をかけてしまうと、「なぜ自分のものを好きに使わせてくれないのか?」という反発心が生まれるからです。
そんなことから、親子が衝突し合い、「ゲームを取り上げる」とか、「取り上げられた」と言ったようになってしまいます。
そうなってしまうと、本末転倒で、「買わなければよかった」と誰も幸せになれないでしょう。
なので、子供が欲しいと言いだしそうなタイミングを見計らって、大人が先に所有しておくことが望ましいです。
また、購入する前には、「親がない時には、ゲームはできないよ」と、子供としっかり約束することです。
小学生の子供がゲームをする4つのメリット
それでは、ゲームをすることによって、
子供たちにどんなメリットがあるのかを挙げていきたいと思います。
まずは1つ目です。
ゲームは右脳を鍛える
ゲームをすることによって、子供の右脳を鍛えることができます。
右脳というのは、「イメージする力」、「発想する力」を発揮する時に使う脳の働きです。
なぞなぞとか、クイズを答える時にも、右脳が使われます。
また、有名な芸術家や科学者アーティストなど、この右脳がとても発達していたといわれています。
なぜ、ゲームで右脳が鍛えられるかというと
音楽を聞く、想像(創造)する、絵を見る、パズルやブロックをする、即断即決をすると言ったように、
ゲームの中で多く体験することができ、それらが右脳を刺激し、活性化されていきます。
ゲームは瞬発力を鍛える
大げさかもしれませんが、ゲームと言うのは、スポーツに似ているのかもしれません。
例えば、サッカーでいえば、飛んでくるボールを追いかけ、どこにパスしないといけないか、
すぐに判断し、瞬間的にボールをける必要があります。
ゲームは仮想的な世界かもしれませんが、同じように瞬発的な操作をしなければ、
ゲームをクリアーできない場面があります。
また、ゲームであれば失敗しても、同じ場面を何度も繰り返しやり直すことができますので、
成功するまで、瞬発力を鍛えるトレーニンを行うことができます。
実際に体を動かすわけではありませんが、仮想と現実が感覚的につながった時、
お子さんの才能が発揮してくれます。
ゲームはリーダーシップ力を鍛える
ゲームというのは、基本的にある目的を達成するために、
目の前にはばかる問題や課題を解決していき、進めていきます。
ゲームの主人公は、その目的を達成させるためのリーダーであるはずです。
そしてその主人公をプレイするのは、子供たちです。
子供たちは、ゲームの主人公と同じリーダーとなるわけです。
その分だけの責任感を持っているので、ゲームをやり続けてしまう傾向にあります。
「ゲームをしたい=責任」とも捉えることもでき、
もし責任感がなければ、すぐに飽きて違うことをしてしまはずでしょう。
また、ゲームの中で時に他者の協力を促さないとクリアーできないケースが出てきます。
そんな時に必要になってくるのが、リーダーシップ力(コミュニケーション能力)です。
ゲームには、協力プレーできるモードがありますので、
協力者への適切な指示、指導など、しっかりコミュニケーションをとりながら進めていく必要があります。
ゲームというのは、プログラムでできていますので、各ボスを倒すためには、ある一定のパターンが存在します。
そこを見極め、協力者とコミュニケーションをとりながら、進めることで子供たちのリーダーシップ力が鍛えられて行きます。
ゲームは感情を鍛える
ゲームは、疑似的に無謀なチャレンジをさせてくれます。
そんな中、うまくいけば、できたことの達成感を味わうことができますし、
失敗した時には、悔しい気持ちになってしまいます。
これらの感情をきたえることは、すごく大切で、日常の生活にも役立つことができます。
「できた」という達成感は、次もこの達成感を味わうために、少々の努力くらいなら頑張ろうという気持ちを育てますし、
「失敗した」という気持ちは、悔しさをばねに「つぎ頑張ろう!!」という気持ちにもさせてくれるかもしれません。
また、ゲームで失敗した時、いらいらする気持ちを表に出すだけで、ストレスを発散することができ、
感情を開放する方法を覚えることができます。
そうすることによって、根本的な解決はできなくても、ストレスを吐き出し、
自分自身の感情をうまくコントロールできる人となっていきます。
また、「感情=感性」ともいい代えることができますので、人の気持ちを察する力も身につくことでしょう。
どんなゲーム機が小学生にいいのか?
子供向きなゲームであり、子供教育に向いているなぁと思うのは、
やはり、「Nintendo」のゲーム機かと思います。
通常、ゲームというのは1人でプレイするものなんですが、
「Nintendo」は、複数人でプライするを前提にしているゲームが多くあります。
個人的な意見なんですが、基本的なモットーに「子供も家族も笑顔にするゲーム」を作られているのでしょう。
また「ゲーム=子供の教育によくない」という一般論を理解しているはずだと思いますので、
その社会的課題に対しては、しっかり意識されていると思います。
昔は、1人で遊ぶ電子ゲームだったと思いますが、
時代の変化とともにゲーム機も進化し単なるゲーム機から価値のあるゲーム機へと変わってきています。
単に楽しいだけでは、大人の共感を得ることができないでしょうし、企業もそこら辺をしっかり分析しているはずです。
「「Nintendo」」その気持ちを汲み取り、ゲームに生かされているんです。
「Nintendo LABO」なんかもいい例だと思います。
子供のためのゲーム機だったのが、家族のためのゲームに変わってきています。
最後に
子供は、ゲームでも多くの事を学びます。
頭ごなしに、ゲームはダメ!!と決めつけてしまうのは勿体ないと思います。
しかし、何でもやり過ぎはよくないということも、よく理解しておきましょう。
例えば、学校の授業が算数だけだったとしましょう。
算数に関しては、どの小学生よりもトップレベルになるかもしれません。
でも、国語の力は身につくでしょうか?
おそらく、良くないでしょう。
ゲームも同じです。
ゲームをすることによって、副次的な能力が身につく事は間違いないのですが、
そればかりに時間を費やすと、その他の能力を身につけることができません。
子供教育においては、自立していくための総合力が必要で、
小さい間は、幅広く子供の可能性を広げていってあげることが大切です。