子供に伝える【知らない人からLINE】知り合いかもにいたので、個人的に気になったので、は詐欺
2017/05/28
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目次
子供へしっかり伝えるLINEのインターネットリテラシー
「知らない人に着いていっちゃだめだよ」とか、昔から子供によく言われていますが、
ネットでも同じことが言えて、もし、スマホなどのインターネットを使える環境を子供に渡すのであれば、
「ネットで知らない人と連絡を取りあっちゃだめよ」とインターネットリテラシーを高めるためにも、
ちゃんと伝えてあげないといけない時代になってしまったものです。
というのも、LINEで「電話番号で友達追加されました」という通知が来て、知らない人からよくメール届いたりしませんか?
知り合いにいたので、個人的に気になったので、連絡してみました。
”名前””年齢””職業”
知り合いですかね?
今フリーで出会いも全くありません。
友達からでも良いので、LINEしませんか?
これ古いIDなので、
****です。
追加したら、スタンプだけでも良いので、送ってください。
教養を持った大人であれば、こんなLINEが来ても、すぐにおかしいと気づくことができるかもしれませんが、
もしかすると、子供は気づかずに返信してしまっているかもしれません。
特にプロフィール画像が異性で、かわいい子やイケメン多いので、詐欺の被害に合う可能性も無きにしもあらずなので、
うちの子は大丈夫だろうと確信があったとしても、注意喚起は必要だと思います。
LINE詐欺の手口
さっきみたいに知らない人からのLINEが来た時は、無視しておけば問題ありません。
でも、あれってどんな詐欺の手口何でしょう?
子供に「なんで、知らない人からのLINEに連絡したらいけないの?」と言われた時にちゃんと説明できるように見ていきましょう。
基本的に、「知り合いかもにいたので、個人的に気になったので」は、有料系出会い系サイトへの誘導になります。
すぐに勧誘せずにある程度のプライベートの会話をしてくる人もいますが、
最終的には、社用携帯のIDだとか、スマホがつぶれてと言ったように、何かしらの理由をつけて、
出会い系サイトのURLに誘導してきます。
なんで、同じような文言のLINEが送られてくるのか?
それは、詐欺に引っかかってしまう人が、この世の中に存在するからなんです。
タイプ的には、ナンパに近いものがあって、ちょっとした軽い気持ちから被害に合う傾向にあります。
少額のお金をだまし取られるくらいなら、まだマシなのかもしれませんが、
心までを奪われることにならないように注意する必要があります。
「個人的に気になったので」の言葉の使い方が気になる
全く知らない人にいきなり連絡が来て、「個人的に気になった」と言うのはおかしな話で、
逆説的に言うと、「公的には気にならなかった」ということになります。
つまり、知らない人からいきなり連絡がきて、いきなり個人的にと言う表現は日本語の使い方が変なんです。
どこの所属だよ!!
って、突っ込みたくなりました。
しかもですよ!!
僕のLINE画像は、娘が3歳くらいの時に段ボールに入って楽しんでいるところを撮った写真にしているのに、
何をどう見て気になったのか、こっちの方が、個人的に気になった次第です。
詐欺の定義
何でもかんでも、自分にとって不利益を被ってしまった場合に詐欺と呼んでしまう傾向にあるんですが、
詐欺にも定義がちゃんとあります。
簡単に言うと、嘘をついて、他人の利益をだまし取る事を詐欺と言います。
例えば、バナナを紙袋に詰めて、「美味しい苺がいっぱい入って、300円だよ!!」と
相手に買わせた場合、詐欺になります。
逆に美味しくない苺を「おいしい苺がいっぱい入って、300円だよ!!」と言えば、詐欺にはなりません。
美味しくないと初めから分かっていて、販売してはいけませんが、
美味しいというのは、人によって味覚が違うので、判断基準になりにくいんです。
正当な人に対して、詐欺だと訴えてしまうと、侮辱罪になってしまいますので、
何でもかんでも、個人名をむき出しにして「詐欺だー」とサイトに書き込むのはナンセンスで、
逆に訴えられる可能性もあります。
だけど、LINE詐欺の場合、確実にウソをついて、有料サイトへ勧誘しているわけですから、この行為は、詐欺に値します。
しかし、その後、有料サイトと分かりつつも、行動してしまう場合、自己責任になってしまう訳なんです。