補助なしで自転車の練習の前に子供交通リテラシーを高めるのが先
2017/02/26
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親子の定番といってもいい、自転車の練習ですが、
親の願いとしては、補助輪なしで乗れるようになってほしいですよね、、、。
でも、それ実は間違いなんです。
間違いっと言うのは、ちょっと語弊があるかもしれませんが、、、
補助なし自転車の練習より先に教えておいた方がいいのが、子供交通リテラシーです。
子供の命を守るのが子供交通リテラシーの考え方なんです。
子供にとって、歩いているときの周囲の環境認識力と自転車に乗っているときでは情報量が35%ほど変わってきます。
それは自転車に不慣れであればあるほど、環境を認識する能力が低下するのは言うまでもありません。
例えば、信号がある横断歩道なのか、ないのかの識別もせずにわたってしまう可能性もありえるということです。
車の運転が苦手な方やペーパードライバーだったころを思いだせば、子供の気持ちもわかるんじゃないかと思います。
子供交通リテラシーの簡単な高め方
補助輪を外す練習をする前に、、、
近所のスーパーやコンビニなんかでOKなので、親⇒歩き 子⇒自転車 で、付き添いながら行きましょう。
(目的地を公園にするより、大人が行っているような場所の方が、子供も成長した気分になります)
目的地が5分から10分くらいの場所にあれば、子供にとって十分に達成感を得ることができます。
っと、出発する前に、子供との約束事を決めておくことを忘れずに、、、
我が家では、
- 交差点の前では、一回ブレーキをかけて「右、左、右」を確認してかわたる
- 歩道の端っこに行くようにする
- 信号の前も一回ブレーキをかけて、信号が青の場合は進む。赤の場合は青になるまで待つ
- 道路に飛び出さない
- お父さん(お母さん)がSTOPといったら、止る
ざっくりとこんなくらいかと、、、
最後に、車にぶつかるとどうなるか知ってるか?って、聞きます。
娘は、「死むっ」って返事をします。
言い方カワイイって、思う親バカです、、、(笑)
娘と一緒にスーパーに行って、トーマスのチューイングキャンディー(グレープ味)だけを買って、
帰ってきたら、結構自信が付いたようで、自転車に乗る意欲がわいたみたいです。
注意点&ワンポイントアドバイス!!
子供を安全に守るのは、大前提ですが、親子で決めた約束事を破った時以外は、口出ししないことです。
できるだけ、子供一人でできたように演出することで、子供の意欲を増殖させることができます。
子育て全般にいえることですが、子供の「やりたい」っていう気持ちを増やしていってあげることが、
親の務めなんじゃないかと思います。
なかなか、子を持つ親として難しいことですが、子供の自立を見守って上げてください。
後、自転車の練習で一番大切なことは、こげるようになることではなく、ブレーキをかけられるようになることです。
そうする事によって、事故のリスクが、半減しますので、まず身を守る方法を子供に教えましょう。
これは、リスク管理の観点ですので、どの分野でも応用できます。
ぜひ、ご活用いただけたらと思います。