【歩くのを嫌がる子供】家から幼稚園まで、元気よく歩いてくれる3つの言葉
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長いようで短かった未就園児時代を終え、幼稚園に入園するとママもホッとひと安心だと思います。
まだまだ幼いことには変わりありませんが、集団生活に加われるようになって「成長したなぁ」と感じる人も多いことでしょう。
でも、入園したらしたで、新しい心配事も発生することでしょう。
幼稚園のお友達と仲良くできるか、先生の言うことをちゃんと聞いているかなどの園での生活もそうですが、
幼稚園児になったのに「通園のときに、子供が歩かない」なんて悩みを持っているママさんもいます。
実際、我が家の子供もそうでしたし、私の周りのママさんも同じように「歩かない」という悩みを持っている人はたくさんいました。
幼稚園のうちに歩かないのはママが登園に同伴するので、まだ何とかすることはできますが、
卒園して小学校に上がったときに「歩かない」となると大問題に発展してしまいます。
そんなことにならないためにも、幼稚園のうちに解決しておきたい問題でもあります。
今回は、幼稚園に行くのがイヤなわけではないのに、しっかりと歩いてくれない子のために、
喜んで登園してくれる3つの方法について、ご紹介しておきます。
・褒めて褒めて、褒めまくる!
子供と一緒に登園するとき、「もう歩けない」とぐずられる前に、先手を打っておく必要があります。
「さすが幼稚園さん!しっかち歩けるんだね!」
「もうお兄ちゃん(お姉ちゃん)だもんね!ちゃんと歩けて、すごいなって思うよ」などと、
これでもかというくらいに褒めちぎってみることです。
そうすることによって、子供は「そろそろ歩けない」と言おうと思っていたのに、
ママが歩いていることをとても褒めてくれるので、グズグズというタイミングを見逃してしまいます。
年少さんくらいになると幼稚園に通園するくらいの体力はついているので、歩けないなんてことは、ほぼありません。
「歩けない」発言をさせないように、ママはどんどん褒めてあげてください。
また、大好きなママから「スゴイ!」と言われることによって、
子供は「今日は頑張っちゃおっかな?」「私ってすごいんだ~」と張り切ってくれるはずです。
・通園路での楽しみを見つける
幼稚園に向かう通園路の中で、子供が興味を持ちそうなことを探しながら歩いてみましょう。
例えば、通園の途中のキレイなお花を子供と一緒に毎日観察したり、
川の流れを一緒に観察したり…子供が好きそうなことを通園路のなかで見つけて、
「今日も歩いて観察しようね!」
「自転車や車だとビューンって通り過ぎて観察できないから、歩こうね!」
と声をかけると頑張って歩いてくれることできます。
また、通園路に犬を飼っているお宅がある場合、
「今日もワンちゃん元気かな?」
「今日もワンちゃんに『おはよう』って言おうね。きっと、ワンちゃんも待っているよ」と、
犬に会えるというワクワク感をイメージさせてあげるだけでも、子供は楽しく歩くことができるんです。
あるクライアントにこのアドバイスをした時に、通園路の途中にあるお宅の外車がとてもカッコよくて気に入っていたので、
「今日もカッコいい車、見てから幼稚園に行こうね!」と言っていたそうです。
そうすることによって息子さんもテンションアップして喜んで歩いていたそうですよ。
・先生から促してもらう
ママが褒めても、通園路で楽しみを見つけられない時は、
幼稚園の担任の先生にちょっと相談してみることをおすすめします。
そして先生から子供に対して「先生、幼稚園まで歩いてきてくれるとうれしいな」
「カッコいいお兄ちゃん(お姉ちゃん)になれるように、頑張って歩こうね!」などと促してもらえるようにお願いしてみることです。
幼稚園の先生は、幼稚園に通う子供にとっては大好きな存在であり、とても影響力のある大人です。
そんな先生から「歩いてほしいなぁ」と言われたら、子供は張り切って歩いて先生に報告することでしょう。
そして、先生から「全部歩けたの!?すごーい!」
「頑張ったね!先生ビックリしたよ」と褒めてもらえたら、「明日も歩く!」と、うれしい言葉を聞くことができると思います。
■まとめ
年少のうちは体力の心配や機嫌よく園で過ごしてもらいたいあまりに、
通園路で「歩かない」とぐずられると、ついつい甘やかしてしまうことがあるでしょう。
でも、今後のことを考えると、入園直後からしっかりと歩かせることがとても大切になってきます。
子供に積極的に歩いてもらうには、
- 褒めて褒めて、褒めまくる!
- 通園路での楽しみを見つける
- 先生から促してもらう
ことが大切になってきます。
怒って歩かせようとすると、反対に逆効果なので、極力避けるようにした方がいいと思います。
一緒に歩いて通園するのは幼稚園までなので、親子で楽しく歩いてステキな幼稚園生活の思い出を作ってみてください。