旦那の立ち合い出産と夫婦関係を振り返ってみると、案外デメリットなんてなかった
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旦那さんが立ち合い出産すると、嫁さんの事を女性として見られなくなるとか、
セックスレスになるとか、色々ネットで騒がれていて、そんな記事を見た事がありません???
僕はそんな本とかどうかの記事を読んでしまったために、
子供が生まれる前、出産に立ち合うべきか、どうなのかスッゴク悩んでたことがあります。
でも、結果的に、そんな噂なんて、全然関係なかったし、
むしろ、子供が生まれる瞬間に立ち会えて、本当によかったと思っています。
当時の僕の立ち合いに対しての考えは以下の通りで、良くも悪くもどうしようか
複雑な気持ちだったんですよ。
- 嫁さんをいつまでも女性として見ていたい
- 子供が産まれると瞬間に立ち合いたい
- 血とか見るのは、ちょっと怖い
- 頑張る嫁さんの側にいてあげたい
- 協力できる事があれば、手伝いたい
僕の中で、7割ほど出産に立ち会いたい気持ちが大きかったんですが、でも踏み切れない気持ちもありました。
そこで、何かいい方法がないか、嫁さんと相談しながら、考えていたんですが、
ある時、すべて理想を叶えるめっちゃいい方法をひらめいたんです。
それは、「嫁さんの後ろか横に座って一緒に立ち合う」ということです!!!
これなら、さっき挙げた当時の考えをすべて網羅できると思ったんですよね。
その方法が良かったのかどうかは、分かりませんが、
出産に立ち合ったあとでも、特に夫婦関係が悪くなったり、嫁さんのことを女性として見れなくなったりしなかったんですよ。
もし、あなたも出産の立ち合いによって、夫婦関係が悪くなるかもしれないなぁーと、噂のようなネット記事に
少しでも不安だなぁと思うのであれば、絶対に嫁さんの頭の上らへんか横に座って一緒に立ち合う事をおすすめします。
出産の立ち合いは、陣痛が来る前から始まっている
今、振り返って見てわかるんですが、究極論、妊娠が発覚したときから、もうすでに夫婦関係は決まっているんだと思います。
要は、夫婦同じ気持ちで「その子を待ち望んでいるのか、どうか??」ということなんです。
その気持ちがあれば、出産の後に夫婦関係が悪くなるとか、本当は関係ないんですよ。
妊娠が分かったその瞬間から、お腹の赤ちゃんがこの世に生まれてくるまでに、
どんなプロセスを夫婦で過ごしていくかによって、感動の立ち合い出産にすることができるんだと思います。
例えば、産前セミナーに夫婦で参加したり、産婦人科の検診にできるだけ付いていくようにしたりと、
お腹の中の赤ちゃんの成長を夫婦一緒になって喜びあえることで、奥さんのちょっとした不安も解消することができますし、
あなたがいてくれてよかったと、夫婦の絆も強まっていくものです。
もし、「何か、雰囲気的に立ち合ったほうが、いいよねー」という気持ちを持っているのであれば、
それは逆に奥さんに迷惑をかけるパターンで、出産の邪魔になってしまう可能性があります。
出産に立ち合ったから分かるんですが、お腹の中に居る赤ちゃんを生み出すって、そんな簡単なことじゃないんですよ。
女性は本当に偉大だと思います。
ハードルを上げるわけではないんですが、あなたが出産に立ち合いたいと思うのであれば、
奥さんと一緒に子供を出産する気持ちで10月10日という、マタニティーライフを夫婦で共有する心構えでいてください。
出産に立ち合って良かったこと
生まれたての赤ちゃんの顔や泣き声が忘れられない
赤ちゃんの声が聞こえた時、嬉しくて嬉しくてたまりませんでしたよ!!
子供が生まれたときにとっさにかけた僕の一声が、「こんにちはー!!」でしたからね、、、
言葉の通じない赤ちゃんに「こんにちは」って、動揺しまくりでしょ、、、(笑)
まぁ、陣痛から約38時間くらい経って、ようやく赤ちゃんの産声を聞けたんですから、
その時の感動は今になっても忘れられません。
赤ちゃんが生まれた瞬間、僕の頭のなかは、小田和正の名曲が、頭に流れて、ホントに「言葉にできない」でした。
「あなたにあえてほんとうによかった」
「うれしくてうれしくて言葉にできない」
今でも鳥肌が立ちます。。。
産婦人科の部屋で夜に寝る前、嫁と号泣
出産した後にしばらく、赤ちゃんは嫁さんの胸に抱かれていましたが、
その日は別室に預けられ夫婦で部屋に入り、よく頑張った嫁さんに感謝を告げながら、ご飯を食べたりしてたんです。
するとなんだか急に涙が止まらなくなってきたんです。
子供ができた嬉しさや、長い時間嫁さんは頑張ってるのに無力な自分の事や、
これからの生活の事、出産まで道のりなんかを考えると、色んな気持ちが入り混じって、涙が止まらなくなってしまったんです。
そして、嫁さんも自分の思いや感情が表に出てしまったんでしょう。
産婦人科の部屋で大人2人がそろって号泣していたんです。
まぁ、こんな経験早々にあるもんではないでしょうね。。。
出産という、希少な経験を夫婦で共感し涙した事は、親としての一生の宝なんだと思います。