夫婦の夢を叶える資金計画の立て方・考え方
2018/11/10
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これから結婚し、夫婦となっていくのであれば、お金についての話し合いは、必ずしておいたほうがいいでしょう。
例えば、今までは、自由に使えていたお金も、相手と相談して生活費はいくら、
貯蓄はいくらと、建設的に決めていかなければなりません。
特に将来設計については、よく話し合わないと、後々、金銭トラブルにもなりかねませんので、
しっかりと将来を見据えて、しっかり話し合いをしておきたいところです。
目次
将来設計の立て方
まだ、結婚して間もない場合であれば、
まだまだ、感覚的には恋愛の延長線のような気持ちで居られるんですが、
おなかの中に赤ちゃんを授かるとなると、また状況が変わってきますので、
まずは、子供はいつ頃にほしいかなどをベースに計画していくといいでしょう。
そして、家族が増えるとなると、気になるのが住む場所です。
「ベビーベッドはどこに置くか?」など、ある程度の部屋を確保する必要になってきますし、
「子供が通うことになる小学校や中学校がどこになるのか?」など、土地柄、地域柄を気にしなければいけなくなります。
また、家を購入するか、マンションを購入するのか?賃貸にするのか?
後、何年後に購入するか?それまでにいくらのお金を貯蓄するのか?など、検討していきましょう。
さらに、子供が大きくなってくると教育費なども増えて来ることも、ある程度視野に入れておきましょう。
少し想像するだけでも、お金がかかるイベントがどんどんと出てできます。
しかし、細かなことを言っていても先に進みませんので、
まずは、大きなイベントから考えていき、夫婦としての理想的な家族像を整えていきましょう。
まずは、家族が住む住居についてプランする
人間が生きる上で、最低限確保しなければいけないのは、もちろん「衣・食・住」です。
その中でも、子供が生まれるにあたって、心配になることは住居についてです。
そして、住居を決めるために大きく分けて、
まず「一戸建てかにするのか?マンションにするか?」ということだけでです。
そこが決まってしまえば、後は、実際に仲介業者や不動産に出向き、
プロから話を聞けば、小さな不安なども解消していくことでしょう。
マンションのメリット・デメリット
マンションのメリットは、家の中はバリアフリーのようになっているところが多く、
エレベーターもついているので、老後も住みやすいうえ、管理人さんもいるので安心感があります。
また、廊下などの共用スペースは清掃員さんが掃除をしてくれます。
さらに同じマンションに住んでいる家族たちとのコミュニティーが作りやすいというメリットがあります。
コミュニティーがあると子育てで悩んだ時に相談もできるでしょうし、
なにより、子供が大きくなってきたとき、友達に困ることがなくなるでしょう。
そして、もし旦那さんの仕事の都合などで、引っ越ししなければいけない場合、
マンションの方が売りやすいのも確かです。
デメリットとしては、
管理費や駐車場代などのランニングコストが、ずっとかかってくることです。
また、修繕積立金もそうですが、管理してもらうための管理費用も必要になってきます。
そうなると、定年退職したとしても、毎月コストがかかってきますので、
毎月の収入の確保しつづけるか、老後に向けての貯蓄の考え方が変わってくるでしょう。
ちなみに、修繕積立金などは、そのマンションによってバラバラで、年々上がっていく所もあるようです。
また、そのマンションにどれくらいの世帯数が住居していて、
どんな世代が多いのかなども、事前に確認しておいたほうが良いでしょう。
一戸建てのメリット・デメリット
一戸建のメリットは、やはり「自分の城」というように、自由に創造する事ができるということです。
注文住宅や建売など、さまざまな物件がありますが、
内装や、色、太陽光などを付けるのかと、自分達で考え、理想のお家を手に入れることができます。
家族みんなで食事をするリビングがあって、
子供が寝静まった時に落ち着いて、語らえる小さなバーカウンターなんかあったり。。。
想像すると、幸せいっぱいの家庭像がでてくることかと思います。
しかし、心配になってくるのは、やはり、お金の面だと思います。
いい生活というのは、それだけのコストもかかってきます。
また、購入費もお金がかかるのですが、長く住んでいるとあらゆるガタが生じてくることも確かなんです。
なので、自分達できちんと貯蓄をしておかないと、家を直すときに費用がかかってきます。
そういったところも、しっかりと把握しながら、夫婦で理想の住居について話合いできるといいでしょう。
子供の教育費についても考えておきたいところ
「まだまだ先のことだろう」と考えてしまうかもしれませんが、
出費金額が大きいだけに、早い段階で計画しておくほうがいいでしょう。
子供がなにをやりたいと言いだすかにもよりますが、
最近では、私立の中高一貫校に通う子も増えているので、しっかりと費用をためておかなければ、
子供の選択肢をふさいでしまうことになりかねません。
貯蓄の手段・やり方になってくるんですが、あまり意識せずに貯めていきたいのであれば、
保険を見直しなどが、比較的簡単で、負担なく対応することができると思います。
というのも、銀行に預けるより、満了した時の利率が高いということと、
死亡保障などの保険の要素も持ち合わせているので、安心感もあります。
円高が進んでいるのであれば、外貨の積み立てなどもありますし、
リスクを少しでも減らしたいのであれば、日本通貨の積み立てを選択すると良いでしょう。
夫婦の理想を叶えて行く
資金計画というのは、本当に大変です。
だからこそしっかりと夫婦で話し合って、その都度相談していきましょう。
また、決めた後は3年位に1度くらいは、見直しを行うといいでしょう。
そして、教育費や家のローンだけではなく、自分たちの老後も考えておかなければなりません。
月に1回、半年に一回は今の積み立て状況や、実現していきたい事など夫婦で話し合い、
しめる所はしめて、たまには贅沢もできるように将来設計していきたいところです。
大切なのは、夫婦ふたりで一緒に考えることです。
お互いの趣味やほしい物もしっかりと抑えながら、資金計画するとお互いのモチベーションもあがりますので、
あまり、お金に執着しすぎてしまわないようにも注意が必要です。
夫婦にとって一番いい資金計画ができますように!!