ナチュラルに褒めると効果あり!!すれ違い夫婦のコミュニケーション改善方法
2017/08/11
この記事は約10分で読めます。
目次
意識しないと褒められない夫婦の実情
やっぱ、長いこと生活していると夫婦で褒め合うことって、
なんか照れくさいという気持ちがでてきたりするという事も原因の一つですが、
究極的なのは、お互い日常的にやってもらっていること等が当たり前になってくるんですよね。
僕はあまり好きな言葉ではないんですが、「空気のような存在」
例えば、赤の他人から手料理を作ってもらったり、「これで何か子供に買ってあげて」て、
5000円くらい渡されたら、感謝の気持ちが湧いて出てくるはずなんですよね。
感謝の気持ちと褒めるって、結構似ているんですが、どちらかというと褒める方が難易度高いんです。
感謝というのは、何かをしてもらったことに対して、感謝するのですが、
褒めるというのは、能動的なアクションになってくるので、なかなか奥が深く意識しないとできないんです。
でも、両方の共通点として、相手の行動や褒めるポイントに「気づけるか?」ということです。
この気づきって、人間の感性そのものなんです。
感性の高さ=ほめ上手
感性が高めの人って、自然と褒めワードがこぼれ出してしまうんですね。
そして、自然といい夫婦関係が、できちゃう訳なんですよ。
夫婦関係を良好にするだけでなく、生きていく上で感性を高める事は、オススメです。
どちらかというと、男性に比べて、女性の方が感性高めの人が多いんですが、
夫婦となると、不思議と状況が変わってくるんですよね。
悪い方に、、、
無償のマグネティック・ヒーリング
本当に褒められる行為は人間にとって、すっごく大切なことで、褒められると脳が活性化されるようになっています。
これは、脳科学でも実証されていて、
いい事ばっかりなのに、なんでみんなしないのか不思議なくらいなんです。
たとえ、良好でない夫婦であっても、褒められる事って、嫌な気持ちはしませんよね。
逆に、良好でないからこそ、自然に褒め合う習慣をつけて、仲のいい夫婦に大変身させてみたいものです。
初めはノーリアクションでもいいんです。
あなたが変われば、次第に相手の行動が、変わってきますから、、、
また、新婚さんなど、今は仲良し夫婦だよって人も、お互いの習慣や価値感によって、未来はかならず変わってきます。
なので、ぜひ今のうちから良い習慣を身に付けて、時代に左右されない関係性を作りあげてください。
長期的な視点で夫婦の関係をよくしていこうと考えているのであれば、
褒めることって、ホント試す価値ありですよ。
無理は禁物!!
夫婦仲を良くしていこうと思ってなくても、居心地のいい環境で生活することって、理想的で、誰もがハッピーですよね。
でも、それって、誰が作っていくのでしょうか?
理想って、自然になんてやってきませんよ。
少しだけの努力がお互いに必要なんだと思います。
1mmくらいのほんの少しだけですよ。
逆に我慢や無理してまで、理想を追求しなくてもいいんです。
長い目で見たとき、ちょっとした意識の違いで環境は変えられるものです。
どんな風に生きていきたいかなんて、実は自分の行動で決められるんです。
一般的に人は褒められ慣れていないから、褒めることができる人の方が得!!
夫婦仲とは関係なく、日本では褒められることに慣れていない人が多いんです。
褒められると謙遜してしまったり、少し恥ずかしくなってしまいますよね。
海外では、真逆で「よくぞいってくれました!!」っと、言わんばかりに、
自慢話と言っていいのかわかりませんが、ぐいぐい話が続いていきます。
日本人って、褒めることが得意じゃないんですよね。
でも、人って認められたい願望がすっごくあるにもかかわらず、
あまり褒められていないし、褒められ慣れていないのが現状です。
実は、みんな褒められたいんですよ!!
ニーズがあるにも関わらず、訴求されていないということは、めっちゃチャンスということです。
「少数派になれ!!」って、そういうことなんだと思います。
少数派の方が、価値が高いんです。
そうすれば、褒めるだけで、男女問わず、絶対にモテ期やってきますよ。
身内、他人に関わらず、褒めというのは、今も昔も好印象をもたらします。
海外では、褒める行動は日常的で、若干慢性化しがちなんですが、今の日本では、かなり有効な手法なんです。
褒められることによる効果
客観的にあなたが過去に褒められたことを思いだしてください。
どんな気分でしたか?
どんなシチュエーションであれ、単純に褒められると嬉しいですし、だれも悪い気はしないと思います。
そんな褒めることによって、どんな効果があるともいますか?
先ほども言ったと思いますが、褒められると脳が活性化していきます。
結構、いいことばかりなんですが、あまり褒める行為を行おうとせず、
意識していなくても人の悪い部分を見つけようとしてしまいます。
いわゆる指摘です。
指摘されることで、自己成長につながる場合もありますが、
指摘というのは、超ネガティブシンキングで、ダメな部分に焦点が当てられます。
指摘されるとカチンってくるときありません?
ほっとけよ!!みたいな、、、、
また、指摘される人とは、距離を置いてしまったりしません?
夫婦の間でも同じことが言えるんですが、悪い部分ばかり指摘しあって、撃沈してしまうケースが多いんです。
指摘することも必要な場合があるんですが、褒めることも両方使い分けて、程よい割合で距離を保つようにしないといけません。
褒めるっていってもどんな些細な事もいいんです。
直接的でなくても、身に着けてるものや、持っている鞄など、
「その鞄のピンクのハートかわいいね」と言ったように、ポジティブなコミュニケーションを取ることが大切なんだと思います。
でも、できるだけナチュラルな表現として、
感じたことをピンポイントに褒める事が相手にとって、ごく自然に受け止めることができます。
そうすることによって、信憑性が増して行くんですね。
あくまで、嘘はダメですよ。
というか、嘘はしんどくなってくばかりです。
これも感性の力が頼りになってくるんですが、
今の目で見る描写から感じるポジティブな要素を見つけ出すんです。
褒められるとやる気が舞い上がる
相手の何かしらの行動に対して、褒める事によって、「やったー、次も頑張ろーっ。」と言ったように、
嬉しい気持ちにさせてくれます。
これは、大人も子供も同じことです。
例えば、手料理を作ってもらったとき、料理を口にほうばって、「美味しー!!」って、ひと言、呟くだけでも効果ありです。
でも、この時もより具体的に何が美味しいのかを明確にして、伝える方が、より一層信頼度が上がります。
例えば、お味噌汁であれば、「おだしの調合が絶妙!!」とか
できるだけ、素材を褒めるのではなくて、調理した部分など、手をかけて作っただろうなぁと思う部分など
褒めてもらいたいポイントを抑えて褒めるんです。
何回も言いますが、これが感性なんです。
なんにでも、興味を持つということに近いかもしれません。
後、質問なんかも入れると、いい感じになります。
「このお味噌汁のおだし、どうやって作ったの?」みたいに。
承認の欲求を満たす
アメリカの心理学者マズローの5段階欲求の1つに承認の欲求というものが存在します。
5段階中、4段目に該当する欲求で、ハイレベルな欲求なのですが、人は誰かに認められたいために行動しています。
少し余談なんですが、少し派手な車やバイクに乗って、街をうろついているにーちゃんたちは、
世間のみんなに認められたい欲求があるからなんです。
そんな誰もが持つ欲求を”褒める”ことによって、
いとも簡単に満たせることができるのであれば、夫婦仲が今以上に悪くなるわけないですよね。
いい相乗効果が生まれる
まずは、自身から試して見ることです。
人間には、返報性の法則があって、してもらった事は、返さないといけない心理が働きます。
誕生日プレゼントをもらったら、相手の誕生日の時にプレゼントを渡しますよね。
逆にプレゼントをもらっていないのであれば、返しませんよね。
それと同じようなものです。
ただし、見返りを期待するのではなくて、あなた自身がどんな人であり方を考えるのが先決です。
誰にでも感謝できる人って、素敵だと思いませんか?
誰にも感謝できない人って、少しかわいそうじゃありませんか?
どちらの人間が、人生において心豊かな生活を送れるのか?
そう考えたときに自身のあり方が判断できるんだと思います。
是非ともあなたから感謝することを始めてみて、良い相乗効果を生み出してみてください。
褒める側にもメリットあり!!
見る目を養いポジティブ思考になる
ずっと言い続けている感性の話ですよね。
人って、あら捜しするように、悪い部分を見つけようとしてしまいます。
悪い部分ばかり見ていると、自然と心がネガティブになってきます。
人のいいところを見つけるということは、相手のポジティブな要素を見つけるという事です。
これによって、見る目が鍛えられるんですよね。
更にポジティブシンキングは、問題解決の糸口を見つけることができます。
もうダメだーって、ネガティブに思い込んでいると、問題解決できなくなってしまします。
アメリカの映画俳優みたいに、「どんな逆境でも必ず解決する道はある!」という思考というのが、ポジティブシンキングなんです。
嘘臭くない自然な褒め方
今まで褒めた事のない人が急に「今日は綺麗だねぇ」なんて嘘くさく言い出したりすると、
なんかあるのかなぁと、相手は身構えてしまい、本心だったとしても、素直に言葉を受け取ろうとしません。
嘘くさくない褒め方の基本スタイルとしては、相手の話を聞くか、質問するのどちらかです。
いきなり、褒めだすとさっきも言ったように、なんか怪しいです。
相手の会話の中から、褒めポイントを探し当てるんです。
もしくは、前述でも言っていた、何か知らの行動してくれた後の感想を褒めワードにするかです。
例にも出しましたが、手料理なんかも何かしらの行動ですよね。
心から、そう思う事で誠実になる
やっぱ、思ってもいない事を相手に伝えても、不思議なもので、直感的に気付かれるんですよね。
もしくは、嘘臭くなって、褒められてもあまりうれしくない状態になってしまうか。
これも何回も言っているかもしれませんが、本心でモノを語ろうと場合は「相手に興味を持つこと」なんです。
例えば、花に興味ない人が、道に花が咲きれいだなぁと思わないでしょうし、
もしかすると、咲いていることにさえ気づかないと思います。
人間は興味のあるものにしか、目が止まらなくなっています。
なので、本心で相手を褒めるということは、なんにでも興味関心を持とうとすることが大切なんです。