自分勝手な人の心理!!良いことは私のお蔭で、悪いことは人のせい
2017/06/08
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今回、脳だまシリーズでは、
自分には甘く、他人には厳しいという人間の本質理解をしたうえで、幸せというものを考えていきたいと思います。
こういった、本質を知っていないと、自分の行動を客観的に見ることができなく、
感情のまま行動し、原因が分からず失敗してしまい、同じ過ちを繰り返してしまう傾向にあります。
目次
基本的に人間は、自分勝手な生き物なんです
基本的に人間というものは、99.9%自分中心に物事を考えています。
例えば、相手のために、プレゼントを渡すという行動にしても、自分というもの関わってきます。
無記名でプレゼントなんて用意しないでしょうし、私があなたにプレゼントした。というのを相手に認識してもらいたいものです。
ボランティア活動でも同じで、よい行いをした自分に幸せを感じたり、
そこで得た経験や学びをを就活の面接で話すことによって、自分という存在をアピールすることもできるのです。
自分中心というのは、やましいということではなく、
もちろん相手のことも考えていますが、自分の事もしっかりと考えているという意味で、
人間は99.9%自分中心に物事を考えていると捉えてください。
私が不幸なのは、あなたのせいにしてしまう心理
人間の本能で自己防衛する働きがあります。
物理的な攻撃だけでなく、精神的なモノまで無意識に自己防衛しています。
もし、自己防衛機能が弱いと精神的に辛くなり、鬱になってしまう可能性が高くなります。
良くも悪くもこの働きを「帰属のエラー」といいます。
帰属というのは、自分や他人の行動に対して、原因を考えたりすることで、
ある出来事の原因を自分中心に都合のいいように解釈してしまうことを「帰属のエラー」といいます。
例えば、子供が上手にお片付けできたのは、私のDNAを引き継いでいるんじゃないか!?とか、
私の教え方が上手だったとか、思ってしまったりすることありるんじゃないでしょうか?
逆にテレビばっかり見て、勉強しないところは、
「パートナーがいつもだらだらしているところを子供が真似しているからだ!!」とか思ってしまたり、
「毎日疲れるのは、あなたが仕事を増やすから、、、」とかも、この帰属エラーに当たります。
つまり、人間の心理的に誰しも、良いことは自分のお蔭にして、悪いことは誰かのせいにしてしまう傾向があって、
こういうことは、旦那さんも奥さんも無意識に考えてしまっているんです。
では、夫婦共にお互いによい行いが起これば、自分のお蔭だと思っていて、
悪い行いが起これば、お互い相手のせいだと主張した時にどうなるでしょうか?
それは、罵り合戦の勃発ですね、、、(笑)
人間の本質や心理を理解せずに、お互いの主張ばかりする夫婦であれば、
喧嘩は耐えることがないばかりか、幸せな気持ちさえも失われていくでしょう。
だって、最終的に私が幸せになれないのは、あなたのせいという結末だからです。
相手のせいは、いったん置いといて、自身に目を向けることが大切
帰属のエラーというのを理解したうえで、自分自身で「帰属のサクセス」へ導いていく必要があります。
悪い出来事を他人のせいすれば、自分自身は精神的に楽になるかもしれませんが、
根本的に問題を解決することができません。
「幸せになれないのはあなたのせい」だと、言ったところで幸せになるわけないと思います。
幸せどころか、その言葉を受け取った相手にとっては、嫌な気持ちになりますし、不幸の循環が生まれます。
不幸の循環がおこれば、相手もあなたの事を不幸にさせる可能性が高くなるということなんです。
よく子供の頃言われませんでした?
嫌なことをしたら、嫌なことが帰ってくるよって。
まさにそういうことなんです。
帰属のサクセスへと導いていくためには、自分の事を知ること
自分は何を大切にしていて、何を問題だと思うのか??
または、どんなことをすることが幸せなんだろうか?
この長い人生の中でどんな生きたをしたいのか??
それを達成するためには、どんなことをすべきなのか?パートナーへは、どんな協力をしてもらう必要があるのか?
本当に自分の幸せを望むのであれば、
自分がどうしたいのかを理解して、そのことに全力を注ぐべきです。
そうすれば、相手のせいにすることについて、何の意味も、もたらさないことに気付くことができると思います。
あなたの目指すべき方向に向かうだけの力をそそぐのに全力を使う方が、人生として豊かな心を作ることができるんです。