作り方だけでは学べない料理のコツとは!?いつもの3倍おいしくなる方法
2017/02/22
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脳だまシリーズ第2弾やってきました。パチパチ!!
毎度おなじみ、行動経済学の心理トラップを使い、脳をだまして幸せを手に入れるというちょっとヤバめの企画です、、、(笑)
※脳だまシリーズ第1弾は人生の疲れを帳消しにする方法でした。
今回は、フレーミング効果を利用して、いつもの手料理を3倍おいしくさせる方法をお伝えしていこうと思います。
まず、フレーミング効果とは、
絵の額縁をフレームといいますが、額縁が豪華なものだと、その絵に価値がなくても高価なものに見えてしまい、
いい絵だと、思い込んでしまうのが、このフレーミング効果です。
同じペットボトルに入った水でも、パッケージがかわいいものを買ってしまうのもこの心理を利用しています。
このフレームというものは、見た目だけの話ではなくて、
言葉や文字などにも応用され、広告、政治家、ニュースなどでフレームを使い、印象操作されている場合があります。
例えば、人に承諾を得たいときに、同じことを言っていても、言い回しを変えるだけで、受け取る側の印象が変わります。
ある教会で神父さんに「お祈りをしながら煙草を吸ってもいいでしょうか?」と聞いた人がいました。
神父さんは眉間にしわを寄せ、「あほか!!!」といいました。
ある別の人は、神父さんに「煙草を吸いながらお祈りしてもいいでしょうか?」と聞いたら、
神父さんは、「いかなる時でも祈ってよろしい」といいました。
言っていることは同じでも言葉のどの部分を強調(フレーミング)するかによって相手の捉え方が変わってきます。
目次
フレーミング効果を使って、いつもの手料理を3倍おいしくする方法
ではでは、本題ですが、3つのフレーミング効果を紹介します。
これらは、有名な飲食店でも使われている手法で、一般家庭ではあまり使われていません。
全部の手法を使ってもいいし、どれか1つだけ取り入れても効果はあります。
1.料理で使った食材の産地を相手に伝える
例えば、
「京都産の野菜だけを選んで作ったシーザーサラダだよ!!」
「北海道で作られたジャガイモをいっぱい使ったチーズポテト」
「今日のご飯は、イタリアの最高級の小麦で作ったボロネーゼパスタよっ!!」
地名を相手に伝えるだけで、その土地のイメージを無意識に想像してしまい、
素材の新鮮さやおいしさなどが脳に伝わり、食べる前に脳が勝手においしいと判断させます。
この方法では、料理に何の手も加えることなく、簡単に印象を変えることができます。
プロの料理人は、料理で相手に5感を感じさせることができます。
香り、色、料理名や料理の音(パリパリみたいな)、味、亭主のおもてなし(心)などなど、、、
良い食材だけが、料理とは言えないんですね。
2.食材の彩で、相手の視覚を引き付ける
主菜などには、とりあえず、葉っぱっぽい野菜を添えておけばOK~(笑)
バジル(乾燥バジルでもOK)、タイム、ローズマリーなど、ハーブ系は特に心をひきつけます。
ハーブ系は少し高いので、自分で育てるのが、一番いいと思います。
簡単に育つし、使いたいときに使えるので、ベランダで家庭菜園してみてはどうでしょうか?
でもでも、ハーブでなくても、緑の野菜はいっぱいあります。
ネギ、かいわれ大根、パセリ、レタス・キャベツ(千切りで)などなど、
スマホなどで、料理が撮影されている画像など見ると、参考になると思います。
料理完成後にひと手間加えるだけで、脳を活性化させる効果があります。
3.料理を盛り付ける器にこだわる
これは、まさにフレーミング効果のフレーム役になるんじゃないでしょうか?
器に焦点を当てることによって、いつもの手料理が豪華に見え、脳みそが反応し食欲をそそります。
大きめの器に少量の料理を盛り付けたり、ごはん茶碗に惣菜を入れてみたり、
骨董の食器で料理の雰囲気を出してみたり、、、、、
あなたの感性で器を選んで盛り付けると、普段の料理作りも楽しくなったりしますよ。
ちなみに、骨董市や手作り市、陶器祭りで器を買えば、低予算で買えますので、
ネットなんかで、近くでやってないか調べてみてはどうでしょうか?