毎日が幸せな人の『幸せの感じ方』レッスン
2018/10/29
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幸せの感じ方に限った話ではありませんが、
そもそもの人とというのは、それぞれの価値観をもっていて、感覚の尺度が違います。
「そんなの当たり前じゃない」と思われるかも知れませんが、
幸福論を考えるときに意外と重要なので、改めて振り返って行きたいと思います。
例えば、
彼氏に誕生日プレゼントにブランドものの10万円の財布をもらった場合と、
100均でパーツを買って、手作りのネックレスをもらった場合を想像してください。
「100均のパーツで手作りって…」と感じる場合と、
手作りで作ってくれた事を喜んでくれるケースがあるはずです。
年齢や職業、その時の状況、ストーリー(背景)によっても変わってくると思いますが、
どんな状況においても、自分の事を思って作ってくれたことに感謝出来る人の方が、
「うれしい」という感情を抱きやすく、幸福度が高いと言えるでしょう。
そんな感受性の高いかたであれば、
「誕生日おめでとう」の言葉ですら、幸せを見出せることでしょう。
つまり、幸せのストライクゾーンを広げていくことで、幸福をどんどん受け止めていくことができるのです。
受け身の幸せは他人事
幸せを感じるためには、まず、幸せをあなたの目で見つける必要があります。
誰かに、何かをしてもらって、幸せを感じるのもいいのですが、これは受け身の幸せで、
いつ、どこでその状況が起きるかは、自分自身でコントロールすることができません。
つまり、幸せが落ちてくるのを待っているだけ、、、
そうなってしまうと、1年待てど、2年待てど幸せを感じることができなければ、
「自分が幸せでないのは、他人のせい」になってしまいます。
なので、自分自身で幸せを見つけられるスキルを高めることです。
幸せの感性を高めるには?
幸せの感性をたかめるのは、すごく簡単ですが、
長期的に時間をかけていく必要があると思っています。
その方法とは、
「いただきます」「ご馳走様」「ありがとう」「どういたしまして」
これら日常で使うであろう、当たり前の言葉を意識的に使っていくことです。
意識的にというところがポイントで、普段何気なく使っている言葉なんですが、
その先に見えない幸せが、いっぱい詰まっていたりするんです。
それを自分自身で、感じとれるかによって、これからの幸福度が変わってきます。
なので、当たり前の言葉をしっかり声に出して言ってみてください。
少し照れ臭いこともあるかもしれませんが、
普段伝えられていない感謝の気持ちを言葉で表現してみることで、
より一層の幸福をつかんでいくことができます。
感謝の言葉を使う練習方法
夫婦や両親、日常の生活の中に取り入れていくことも幸せを高める練習となりますが、
いきなりは、少し恥ずかしかったりもすると思いますし、「急にどうしたの??」って、思われるかもしれません。
なので、まずは職場などで、練習をしてみてもいいでしょう。
例えば、清掃員さんは、清掃作業をするのが当たり前なんですが、
その当たり前って、本当に当たり前なんでしょうか?
もし、清掃員さんがいなければ、トイレの掃除は誰がするのでしょうか?
「明日から、コスト削減で清掃員さんを雇うのをやめて、従業員でやることにします」となった時、
今まで清掃員さんのありがたみが、すっごくわかるんではないでしょうか。
そんな観点で、
普段から当たり前だと思っていることに対しても、一言「ありがとう」を言ってみるようにしてみましょう。
普段から感謝しているよって、人も意識的に見つけてみるようにすることで、
まだまだ、たくさんの「ありがとう」が見つかるはずです。
そうすれば、あなたの感性はどんどんと高まっていくことでしょう。
近過ぎると見えにくい幸せ
写真を見るときなど、ある程度の距離があるから見ることができるのですが、
近づけすぎると、全然よくわからないと思います。
それと同じように、人と人の距離も近くなりすぎると、感謝に気が付くことができなかったりもします。
というのも、いろいろな事が当たり前になって来るからなんです。
子供がいるから、父親になれるわけであって、旦那さんがいるから、妻になれるわけであって、
彼氏がいるから、彼女でいられるんです。
何もなければ、その役割なんて機能しないんです。
大体は、失ってからその大切さに気づくことがほとんどです。
人間関係だけでなく、モノであったり、日常生活であったり、
当たり前だと思っていることすべてが対象だと思います。
例えば、「それがもし存在しなかったら・・・」と考えてみた時に、
どんな未来が待っているかを想像してみることもいいでしょう。
そうすることによって、幸せを感じる力が身についてくるのではないでしょうか?
感謝できるポイントを見つけられるようになると、
日々の小さな幸せに気が付く事ができ、誰よりも優しい人間になれるんだと思います。