好き嫌いが多い子供でも、食べたくなる5つの食育トリック!!
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子育てをするママさんにとって、上位に入る悩みのといえば、「好き嫌いが多いこと」ではないでしょうか。
栄養バランスを考えた食事を作っても、なかなか食べてくれないことも多々ありますし、
苦手な野菜を小さく切るなど工夫しても、上手に端によけていることだってあります。
そして、無理に食べさせようものなら、子供は大泣きしてしまうなんてことも・・・。
そんな姿をみせられると、一生懸命愛情をこめて作ったママにとっては、悲しい気分になりますし、
そこから怒りへと発展する場合だってあると思います。
食事というのは、毎日の事なので、頭を抱えるママたちが多くおられます。
子供には、好き嫌いなく、何でも食べれるようになって、元気な体を作ってもらいたいと願うものです。
「もし子供が、このまま好き嫌いが直らなかったらどうしよう?」と、不安に思うかもしれませんが、
いつもの流れをほんの少しだけ変えるだけで、普段食べないものでも、子供の意欲が湧いてくるものなんです。
目次
①一緒に野菜を育ててみる
子供が嫌いな食べ物と言えば、だいたい野菜が多いと思います。
お肉が嫌いなんて、あまり聞いたことありませんからね。
苦手だった野菜が大人になってから、好きになったっという人も多いのですが、
できるだけ、小さな内に克服してほしいものです。
野菜というのは、栄養価が高く健康にいいのですが、
食物繊維や独特の苦みなど、子供にとっては、苦手意識を持つ要素がいっぱいあるので、
親が「野菜は体をよくするんだよ」といっても、心良く食べてくれようとしてくれません。
そんな時は、少し時間がかかるかもしれないのですが、
一緒に野菜を育てることで、好き嫌いなく野菜が食べれるようになることがあります。
自分が育てたという愛着心が湧いてきますし、無農薬野菜の自然のうまみに感動し、
野菜が大好きになんてこともあります。
親子におススメの菜園
いきなり大嫌いなピーマンなどに挑戦するのではなく、
苦手だけど、すこし頑張れば食べれるような野菜から始めることをおススメします。
また、家庭菜園初心者であれば、育てやすい野菜からチャレンジしてみることです。
とまと、キュウリ、オクラ、なす、ニンジン、ジャガイモなどが初心者向きの野菜です。
ちなみに、ピーマンも育てやすい野菜の1つです。
後、種から植えるより、苗を購入し、育てることで、野菜作り失敗ということも少なくなるでしょう。
親子で愛情をもって、毎朝の水やりや声掛け(おはよう。大きくなってねなど)を日課とし、
野菜ができるプロセスを楽しむことも野菜好きになる秘訣です。
②一緒にスーパーに買い物に行く
野菜作りは、少し時間がかかるので、並行して、
一緒に買い物に行くことも始めてみましょう。
単なる付き添いだけでなく、今日の晩御飯の献立を決め、
どんな食材が必要か親子で話し合ったあとに買い物へ向かいます。
子供に当事者意識を持たせ、スーパーで食材を選び、自分で準備する感覚を持たせてあげましょう。
いきなり調理済みの料理を出されるのではなく、
本来の食材の姿を目で見て、手に取って感触を確かめ、
匂いをかいだりすることで、食に対する意欲が高まってくるのです。
③一緒に料理を作ってみる
子どもの年齢によっては、一緒に料理を作ることも、食への興味をそそぐこととなります。
小学生くらいになれば、カレーライスくらであれば、野菜を切るお手伝いなど、
親のサポートを入れながら、1から作ることができはずです。
もし、子供が3歳~4歳くらいであれば、野菜を洗うなど、できることを中心にお手伝いしてもらうことです。
この時も、料理に携わることを意識し、自分でできた感覚を養うことです。
もっと小さなお子さんの場合、調理中の様子を見せたりするのも、すごく効果があります。
また、サンドイッチなど、挟むだけで出来上がる料理なんかも、おススメです。
子供にとって、スーパーで見た食材が、切られたり、焼いたり、
煮たりされる行程を直接見ることで、食への関心も深まり、結果的に好き嫌いを克服していくことができるようになっていきます。
④おいしそうに食べる姿を見せてあげる
忙しい現代人に多いのですが、なかなか家族そろって食事ができなかったり、
テレビを見ながら、なんとなく食事をしていたりする場合が多くなってきています。
仕事での残業やお付き合いなど、大変かと思いますが、
せめて週に1回~3回程度は、家族で集まり食事することをおススメします。
食事の場は家族のコミュニケーションを図る絶好の場です。
普段あまりコミュニケーションを取れていないのであれば、尚更、大切にしたい時間になります。
「みんあで食べるとおいしいね。」なんて、みんなで顔を合わせながら、
食事をすることで、子供は、食事の時間が大好きになります。
そうすると、楽しい気分になっているわけですから、少々嫌いな料理だって食べることができるんです。
食育のベースとなるのは、実はどんな食べ物が好きか嫌いかではなくて、子供が感じる感情が土台にあり、
そこが欠落してしまうと、好き嫌いさえもなくなってしまう可能性があります。
頑張って食べられた時には、大げさなくらい褒めてあげたり、
「食べてくれてありがとう」の言葉も添えることで、みんな幸せな気持ちになります。
まずは、その心を育てるために、家族みんなで楽しい食事の時間を作っていきましょう。
⑤お弁当箱に詰めて気分を変えてみる
大人でも一緒かと思うのですが、
ピクニックなど、外でお弁当を食べると、いつもよりおいしく感じられる時ってあると思います。
BBQなどのアウトドアなんかが人気なのも、いつもと違う非日常を味わうことができるからなんです。
子供でも、いつもの食器に、いつものテーブルで、食事することにマンネリ化してしまいます。
そんな時は、お弁当箱に詰めて食卓に出してみてください。
子供の食が進む速さに、びっくりさせられるはずです。
大人にとってはたかが食器を変えるだけで、と思うかもしれませんが、子どもにとっては、ピクニック、BBQ同様、
「いつもと違う特別感」がを味わうことができ、すごくワクワクし、楽しい気分になるものです。
毎日とはいかないと思いますが、適度なタイミングでお弁当にすることがポイントで、
子供の感情を刺激することで、バランスの取れた食事をとることができるはずです。
心が変われば食事が変わる
毎日の栄養バランスを考えて、料理を作ることは本当に大変なことだと思います。
子供の事を考えているからこそ、無理にでも食べさせたいと思う気持ちが出てくるのですが、
子供にとっては、まだまだ料理を作る大変さや、作り手の気持ちなんて分かりません。
また、嫌いな料理を無理やり食べさせられれば、さらにその料理が嫌いになってしまいます。
それだけでなく、食事の時間さえも嫌いになってしまうこともあります。
なので、食事の流れを変えてみることです。
「押してダメなら、引いてみろ!」の作戦で、食事に対する気持ちや感情を刺激しつつ、
子供が気分よく食べられる環境を作って上げましょう。
また、ただ食べるだけではなく「家族みんなで一緒に食べる」という楽しさが子どもに伝わると、
もっと、おいしく食べてくれるようになることでしょう。
毎日、笑顔で楽しい時間が過ごせますように!!