今の時代性にあった子供のインターネット教育
2017/04/02
この記事は約4分で読めます。
今と昔の教育方法の違い
団塊世代の両親に育てられた子供が大人になって、家族ができたとき、
自分が受けてきた教育方法をわが子に対しても、無意識的にしてしまいがちです。
例えば、子供の頃、悪いことをしたら、しゃもじでお尻をぺシぺシ叩かれていたのであれば、我が子にもしゃもじでペシペシしちゃうとか、、、
どんな教育方法がよいという議論ではないんですが、
団塊世代の子育ては、親の権力を行使し、理由なんて伝えることなく一喝して子供に言うことを聞かせるやり方でした。
いわゆるスパルタ教育!!
問答無用で、親の言われたことをやらされるなやり方に近い方法です。
ちょっと違うかもしれませんが、サザエさん一家を例にあげると、
カツオの悪い行いに対して、波平の「ばっかもーん!!お前はなっとらん!!何度言えばわかるんだ」的な、、、
続きまして、サザエさんからカツオへ「早く、勉強しなさーい!!」みたいな、、、
戦争時代の軍隊の名残が少々残っている感じで、
とにかく、理由を伝えず、強制的に行動させるやり方が団塊世代の子育て方法だったんですね。
最近、再放送でやっていたのを見たのですが、「ど根性ガエル」なんか見ても、時代背景の違いにびっくりさせられます。
ちなみに1970年から1976年に少年ジャンプで連載されていたそうです。
書かれたのももう50年ほど昔の話、、、。
おそらく昭和初期ごろの街並みを舞台に家族の関係性や、ゴリライモと呼ばれるガキ大将がクラスメイトがいたり、
「でやんす!!」とか言う子弟がいたり、、、
アニメで考えても、今と比べると、かなりのジェネレーションギャップを感じます。
時代背景や文化などなど、40年、50年経てばそりゃ環境変わりますよね!?
子供の教育方法一緒なんで、すでに劇的に変化してることを実感しているかと思いますが、
スマホを使って、赤ちゃんをあやす時代だったり、
保育園の園児が、1人でタブレットを操作して、YOUTUBEを見るんですよ、、、
今の時代にあったインターネット教育とは?
スマホやタブレットに慣れ親しんでいる世代ですので、この子たちが大人になった時には、
パソコンというのが原始的な端末になってしまうのじゃないかと思うくらいです。
「キーボードって何?」「マウスって、ネズミのことだよね!?」ってな具合に。
パソコンがなくなるかどうかは、まぁ別問題なのですが、やっぱり、慣れ親しんでいる端末の方が、
操作性のハードルが下がるので、勉強するのに集中することができます。
ネット教育のメリットとデメリット
生まれた時から、YOUTUBEとかアプリなどに慣れ親しんでる子供にとっては、遊び感覚で学習できるメリットがあります。
デメリットとしては、コミュニケーションを取ることができないということですね。
昔なら、塾とか○○教室とか、実際の場に友達がいたり、コミュニケーションを取りながら、勉強していたかと思います。
友達という比較対象がいるから、自身の習熟度やレベルが分かり、
「もうちょっと頑張らなくては!!」という、モチベーションを維持させることができたのですが、
端末と向き合って、自分でコントロールするとなると、難しくなってしまう場合もあります。
つまり、ネット教育では、親の管理が必要ということですね。
まぁ、勉強って、基本は机と向き合って、1人でやるものなので、
コミュニケーションについては、学校や遊びの中でも十分だとおもいます。
後、メリットとしては、場所の移動が不要なところで、
子供を1人で夜道に歩かせなくてもいいので、安心できます。
2016年で、子供が被害に合った事件の数が、15万1644件もあるんですよ。
来年、小学生になる娘がいるので、自分の子が事件に巻き込まれたら、と考えると、恐ろしくて仕方りません。
また、こういった事件に遭遇しないように、親の送り迎えは最近必須になっていますので、
忙しいお父さん、お母さんの時間確保も、ネットでの学習なら、可能です。
場所が遠ければ、遠いほど、結構時間を費やすんですよね。
送りに行って、一回帰って、2時間後にまた迎えに行って、家に帰る。。。
けっこうしんどいなぁって感じですね。
例えば、4時~6時の習い事に行かせるとしたときに、片道10分かかる場合、
3時45分に送りに行って、4時前到着、4時10分に家に着いて、夕飯の買い出し、
5時前くらいに家に帰ってから夕飯の支度。
夕飯の支度が途中のまま、5時45分にお迎えで、6時10分帰宅で、夕飯支度の再会。
というような、ロールモデルになりますね。
まぁ、親として子供の成長を見守る義務がありますので、週1日か2日くらいは対応できるでしょう。
でも、今の時代、便利な世の中になりました。
どんなライフスタイルを送りたいか選べる時代です。
あなたの大切な価値感を元に子供の教育について考えていきましょう。