【小学生】子供が喜んで宿題を終わらせてしまう方法
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子供の宿題って、親が「あーだ、こーだ」言わないとすぐに始めなかったり、
宿題もせずに、ゲームばっかりしていたり、テレビやYOUTUBEを見るなど、
絶対的にすぐ宿題を終わらせようとしませんよね。
まぁ、僕も同じように宿題なんて好きじゃなかったから、強く言える立場じゃないと思っています。。。
でも、もし子供が自ら進んで宿題に取り掛かって、終わらせてくれればすごく平和な毎日が訪れると思いませんか?
例えば、あなたが晩御飯を作っている間に宿題を終わらせてくれているとか、理想的ですよね。
そんな理想的な方法で、気持ちいいライフスタイルを作っていきましょう。
目次
宿題の本質
義務教育の中における宿題の本質というのは、
家で勉強する習慣を身に付けることなんです。
難しい難問を解いて、賢くなる事ではありません。
特に小学校低学年となれば、家で勉強することなんて習慣づいてない子もたくさんいるのですから、
まずは、親のサポートありでもOKです!!
答えが分からなければ、一緒になって考えてあげてもいいんです。
だって、家で勉強をする習慣を身に付けることが、宿題の本質なんですから、
「なんでこんな問題もわからないの!!」って、怒らなくても大丈夫なんです。
子供が自主的に宿題をするための基本ルール
何度も言いますが、宿題を習慣化させることが大切なんです。
習慣というのは、「当たり前~」って、こと。
起きたら歯を磨くのが当たり前のように、朝ごはんを食べのが当たり前のように、
帰ってきたら、まず宿題をすると言うのが基本ルールです。
しかし、あくまで基本!!
と言う事を覚えておいて下しさい。
人間というのは、心というものを持っています。
大人も、子供もそれは同じです。
その時の状態によって、すぐに宿題に取り掛かることができたり、そうでない場合があります。
もし、友達に意地悪な事言われて、へこんでいる時に「宿題しなさい」って言われても身が入らないでしょうし、
宿題以上に子供のケアをおこなう方が、絶対的に最優先です。
注意点としては、心は目では見えない事なので、子供の異変を察してあげるというのも親の務めなんだと思います。
宿題の学習時間の目安
「学年×10分」が、宿題にかける時間だと思っておいてください。
例えば、4年生なら1日40分くらいです。
子供の集中できる時間も限られているので、
反対に言うと、これ以上時間をかけさせないという事もスムーズに宿題を終わらせるコツなんですよ。
宿題があることに気付かせてあげる
まず、「宿題をやりなさい」と指示しないことです。
「やれっ!」て言われてやる行動は、自主的ではないですし、
自分の考えと相反する行動は、反発したくなってしまいます。
行動としては同じでも「飯作れ」とか、言われて作るのと、
「みんなが喜ぶご飯作るぞー」って、自分から意気込んで作るのとでは、気持ちが全然違うでしょ!?
子供もそれと一緒なんです。
じゃー、どうすればいいのかと言うと、、、
まず、宿題があることに気付かせてあげることなんです。
「今日って、学校の宿題ってでてるのん??」
これくらいで十分です。
リマインド的に、どんな宿題があるのか聞いてみて、
いつ宿題を始めないといけないか、自主的に考えさせるのもいいかと思います。
また、いっこうに宿題をしようとしない場合でも、「宿題やりなさーい」って、怒らないでくださいね。
「宿題いつする?」と言ったように、
相談するような形で、聞くことによって、宿題嫌いがなくなっていくんです。
宿題は「やないといけない物」ではなくて、
「やった方がいい物」という事を大人が分かっておいてください。
宿題を終わらせた後の未来をイメージさせる
何で、宿題を早く終わられないといけないかの動機の部分です。
宿題というのは、親のためにやっている訳ではありません。
「もちろんだ!」と思っているかもしれませんが、
親が必死になって宿題をさせていてるパターンがほとんどなんです。
子供に「なんで早く宿題を終わらせた方がいいのか?」に気付かせてあげることが親の役割だと思っています。
子供達は、宿題をするために生きている訳でないですし、
やっぱ宿題より、もっと楽しい事や面白い事したいですよね。
それは、親もいっしょだと思います。
苦しいことより、楽しいこと。
宿題が終わった時、一緒に映画を見ようとか、ゲームをしようとか、
親子で遊べる楽しいことを設定してあげてください。
また、宿題がなかなか進まない場合には、「早く宿題しなさい!!」じゃなくて、
「あーあっ、早く遊びたいなぁ」と背中を押してあげてください。
宿題を後回しにしたときは、絶対に約束をする
約束というものは、破ってはいけないものと、一般教育でも絶対に教わっているはずです。
でも、約束はしなければ破ってしまうことなんてありません。
だから、特に宿題を後回しにして、遊びたいと言い出した時は、
絶対に「遊んだ後に宿題すること」を約束
この時は、親としての指示(親子の約束)でかまわないです。
だって、子供のお願いも聞いているんですから、親のお願いも聞いてくれていいでしょう!?
ただ、こういった習慣を慢性化させない事です。
基本的に、遊ぶことより宿題をする方が優先順位が高いはずですので、
基本ルールとして、宿題を終わらせてから遊ぶが鉄則です。
でも、その時の子供の状況や精神状態などに合わせることも大切で、
そんな時はしっかりと、「遊んだ後には、宿題することは絶対に約束ね」と同意させた後に、
遊ばせてあげましょう。
無理やり宿題をさせない
宿題の基本ルールのように、
家に帰ってきて「すぐに宿題をさせたい!!」と思うんですけど、
子供だって、状況によっては、気分が乗らないときだってあります。
子供は小学校の授業が終わったばかりで帰ってきますよね。
当たり前ですけど、学校では、勉強していますからね。
義務教育ですから、子供に負担がかからないように配慮されていますが、
状況によっては、すごく脳が疲れている時だってありますし、子供の体調などもしっかり見てあげてください。
無理に机の椅子に座らせようとすると、
宿題のみならず、親のことまでも嫌いになってしまう可能性があります。
無理やりやらせようとすることは、本末転倒につながりかねません。
親のサポートは必須だけど、厳しすぎるのはNG
何回も言いますが、宿題の本質は「家で勉強することを習慣化させること」です。
なので、親が厳しく宿題のことについて、指導することではありません。
まったくノータッチは、親として無責任だと思いますので、
計算が間違っていないか、最終チェックしてあげるのは、必要なんですよ。
でも、やりすぎるのはNGなんです。
例えば、字が汚いからと言って、何回も消して書き直しさせるようなパターン。
そして、子供も半泣きになりながら宿題をやるパターン。
そんな時間、誰も楽しいと思わないですよね。。。
極論、そんな嫌な時間を過ごすく偉いなら、僕は宿題なんてやらなくていいと思っています。
宿題を忘れて恥ずかしい思いをするのは、
子供の方なんですから、親がムキになっても仕方がないんですよ。
「子供を見捨てろ」ということではないんですが、家族の本質を考えたときに、
厳しく子供に指導することが1番の目的ではないような気がします。
当然、「やるべきことはやる」ですが、
いつまでも仲良し家族で、みんなが幸せな時間を過ごせる関係でいる方が大切だと思っています。