子供が車内でぐずりだした時の対処法!!
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そんな旅行中、車内で子供がぐずり出したり、渋滞に巻き込まれたり、
お子さんによっては、車酔いしやすい体質だったりと、旅路のトラブルは付き物です。
特に帰宅中の車内では、旅行の疲れなどから、親子共にイライラが散漫しやすいと思います。
せっかく楽しい家族旅行なんですから、想定できるトラブルを事前に回避し、
最後まで笑顔たっぷりの思い出を作りましょう!!
目次
イライラの流れを変えることで、車内の悪循環を断つ
子供の集中力というのは、我慢できたとしても、たった30分~40分くらいです。
目的地に向かっているにも関わらず、子供は集中力がなってくると、
「ねー、まだつかないの??」みたいに、運転者の尺に触る言葉を連発してきます。
そんな早く着くはずもなく、そんな子供の言葉にイライラすることもありますよね。
特に渋滞なんかにハマっているときなんか、イライラが大爆発しそうになると思います。
また、言葉が通じない赤ちゃんの場合は、さらに大変で、突然泣き出して、
ステレオから流れる音楽でさえ、かき消されるほど、車内が鳴き声でいっぱいになることも。
これら子供起因で、大人のイライラの火種となるのですが、
その逆で、大人がイライラしていると、子供にそのイライラが伝わり、
それにつられるように赤ちゃんも泣き始めてしまいます。
特に狭い車内の中では、イライラが充満しやすく、悪い循環が生まれやすいので、
まず、感情をコントロールできる大人が、イライラしないことを心がけて、
楽しい雰囲気を作りあげることをベースとしていきましょう。
車内でいい雰囲気を作るコミュニケーション
車内に限らず、ポジティブな会話があればそれだけで楽しい気分になると思います。
例えば、
「今日〇〇行けて楽しかったね!」
「もう帰るだけだしゆっくり帰ろうか!」
「今から〇〇行くの楽しみだね!」
「もう1つの道はもっと混んでたかも!」
こんな風にポジティブに考えるだけで不思議とイライラはなくなっていきます。
そして自分たちの気持ちを切り替えることが出来たら、次は子供の気持ちをうまく切り替えてあげましょう。
子供だって、なかなか目的地に着かないとイライラもします。
車の中は、なぜか眠くなりやすく、ぐずります。
時間が経てば、お腹も空きますし、車のシートに座っているだけでは、面白くないし飽きてします。
そんな子供の目線で、あの手、この手を使ってでも、
楽しい気分にしてあげることで、車内の中が幸せでいっぱいに広がっていくんです。
車内で子供の笑顔が爆発する対処法
子供の成長段階に合わせて、もちろん対処方法が異なりますが、
大きく乳幼児と幼児に別けて、対処法を見ていきましょう。
《乳幼児のぐずり対処法》
まだ話せない赤ちゃんは、どうして泣いているのか分からず、こっちもオロオロするばかりだと思います。
そんな時は以下の方法を試してみてください。
- おむつがパンパンで嫌がっている時には一度、車を止めて変えてあげる。
- お腹がすいている場合は授乳したりミルクをあげる。
- 小腹がすいている場合はお菓子やジュースをあげる。
- チャイルドシートがフィットしていない時は姿勢を変えてあげる。
- 車内が暑くないか、寒くないかチェック。
- YouTubeやDVDを見せてあやす。
- 手遊びをしてあやす。
- お気に入りの玩具や新しい玩具を持っていく。
もし、玩具が手元にない場合は、
コンビニの袋やゴミ袋に空気を入れて口を縛って風船のようにして遊ぶ事もできます。
自分が飲んでいた飲み物のストローを軽く拭いて、
そのストローを使いフーっと息を吹いて風を送るようにして遊んでも楽しそうに笑います。
それでもダメな場合、最終兵器のYouTubeです。
スマホ育児に対し、完全拒否反応を示す親御さんもおられると思いますが、
スマホを渡して放置プレーでなければ、乳幼児とのコミュニケーションツールの1つとしては、問題ないかと個人的に思っています。
せっかく、この時代に生まれたんですから、最新のテクノロジーを駆使していきましょうよ。
赤ちゃんにおすすめチャンネル
・ひだまりあにめ
https://www.youtube.com/channel/UCWmqPkwda3uQJCyOF6sZdWw
・BabyBus -子供の歌-子どもの動画
https://www.youtube.com/channel/UCwYFFFgr4wl5Oby8gBbAZzg
・にこにこKidsTV
https://www.youtube.com/channel/UCCDpbaRq39Q4rWn7i5abMJA
赤ちゃんにおすすめ泣き止む歌
・しろめちゃんのうた
・ふかふか かふか
・ムーニーちゃんのおまじない
・パパンがパンダ
《幼児のぐずり対処法》
2歳になると自己主張も強くなり、意思疎通が出来るようになってきますので、
少々ぐずり出しても、コミュニケーションをとることで、回避できることがほとんどです。
- 眠くてグズってる場合は寝るように促してみる。
- 車内が暑くないか、寒くないかチェック。
- 小腹対策にお菓子やジュースを与える。(トイレに行きたくなるのでジュースは少量に!)
- PAやSAなど用事がなくても、小まめに立ち寄り気分転換させる。
- みんなで「しりとり」「クイズ」「なぞなぞ」をして遊ぶ。
- 簡単に出来るゲームをして遊ぶ。
- YouTubeやDVDを見せる。
簡単なゲームというのは、車外を見ながら「〇〇色を探して!」と言って、その色を探すゲームです。
「あそこの看板が赤だ!」と子供は意外と夢中になってくれます。
色は毎回変えていくと楽しいです。
時々「金!」「レインボー!」など難しい色を出すと飽きずに遊んでくれます。
しりとりは単純すぎて、すぐに飽きてきてしまうので、
「3文字しりとり」や「5秒しりとり」など少し難易度高めだと子供も大人も盛り上がります。
5秒しりとりというのは、時間制限を5秒もうけたしりとりです。
焦りが出てきますので、必死に「み・・・み・・・み・・・みかん!!」というように、
言葉に「ん」がついてることにも気づきにくいので、ゲラゲラ笑って楽しめます。
なぞなぞやクイズも盛り上がります。
例えば、
Q.怒るとお尻から針を出す昆虫は? A.ハチ(超簡単、幼稚園向け)
Q.かばんの中にいる体の大きな動物は? A.かば(簡単)
簡単な問題から難しい問題まで、たくさんのなぞなぞが載っているおススメのサイトはこちらです。
「なぞなぞランド」
http://nazo-nazo.com/sp/
幼児に人気のYouTubeチャンネル
そして、幼児もYouTubeは大好きです。
幼児に人気のチャンネルをご紹介します。
・Hikakin TV
https://www.youtube.com/user/HikakinTV
・いおりくんTV
https://www.youtube.com/user/IORIKUNTV
・プリンセス姫スイートTV
https://www.youtube.com/user/princesshimesuitetv
・Kan & Aki’s CHANNEL
https://www.youtube.com/user/potemi926
・HIMAWARI ちゃんねる
https://www.youtube.com/user/himawari7859
この他にも、子供心をくすぐる楽しいチャンネルはたくさんあります。
少し見始めると、なかなか止まらなくなるくらい夢中になってしまうので、お気をつけ下さい。。。
子供が車酔いしやすい場合の対処法
もし、子供が車酔いしやすい体質であれば、
お出かけをする際に、ネックになってくると思います。
車酔いをしてしまう子供にとって、車に乗ってるだけで地獄なんですね。
また、車酔いが激しい場合、頭痛と吐き気にも悩まされることもあり、
約30分くらい車に乗るだけで、気持ち悪くなり、吐いてしまいます。
でも、車でお出かけするのが、嫌いになってしまうのも可哀想だと思います。
また、大人になっても車に乗れない体質では、少し辛いところがあります。
なので、以下の対処法を試して、子供の頃から徐々に慣らしていくことも大切だと思います。
- 車に乗る前に酔い止めを飲ませる。
- 車で眠くなるように朝は早く起こす。
- 車内の匂いや温度にも敏感なので換気を小まめにする。
- 空腹や満腹にならないように気をつける。
- スマホやゲーム機など近くの物に集中すると酔いやすいので遠くの景色を見せるようにする。
- アメやガムなど口になにか入っていると気が紛れやすい。
- 「酔うかも・・・」と不安にならないように、お話をして気を紛らわす。
事前にアメを買っておき「お薬が入ってる酔い止めキャンディだから、
これを舐めると酔わないよ」と言うことで「酔わないんだ」と思い込み、酔いにくくなります。
また、アメと同じように「魔法のお茶」や「酔い止めジュース」などでもOKです。
子供は匂いに敏感なので、車内の芳香剤にも気をつけましょう。
大人は良い香りだと思っても子供にはキツすぎて頭痛の原因になったりもします。
小まめに窓をあけて、風をいれてあげるのも◎です。
あまりプレッシャーをかけると精神的につらくなってしまいますので、
「気持ち悪くなったら吐いても大丈夫だよ」と、おおらかな気持ちで子供をフォローしてあげてください。
万が一の為に、エチケット袋を常備してればOKなのですから。
子供が車内でぐずりだした時の対処法!!まとめ
大人がイライラしてしまうと、子供にも無意識のうちに伝染し、イライラしてしまいます。
また、その逆も同じように伝染し、充満しますので、どこかで大人がストップさせる必要があります。
車酔いをするからといって「吐かないでよね!?」などと、
子供にプレッシャーをかけてしまうのも、精神的に重荷になり辛くなってしまいます。
子育て全般的に言えることかもしれませんが、親のやり方次第で、子供の対応は激的に変わります。
まずは親が楽しまないと子供だってつまらないです。
笑顔がないと、どこに行っても楽しくないです。
ちょっとした一工夫が、家族みんなを楽しい気持ちにさせてくれるはずです。