勉強できない子供の集中力を高め、勉強のやる気を伸ばす方法

      2017/03/09

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勉強というものは1人するものではない

 

勉強は1人で机に向かって、黙々と集中してするものと思いがちなのですが、

子供のメンタルって、そんなに強いくはないことは、今まで子供のことを見ていれば、良くご存じかと思います。

 

それは、どんな環境で育った子でも同じなんです。

特に小さな子供となると、よほどのメンタル教育をしていない限り、楽しいことに流されるのは人として正常な行動なんです。

 

トップアスリートでさえ、どんなコーチに付くかで、今シーズンの成績がぜんぜん変わってきますよね!?

 

子供の勉強も同じで、どうやって、親が子供にコーチングするかによって、勉強の成績が変わってきます。

別に、親が勉強できなくても全然関係なく、どのように子供と向き合うかが重要なんです。

 

トップアスリートのコーチの役割

野球選手の監督を思い浮かべてください。

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監督は、野球選手に向かって、「とりあえず、優勝するために練習しろー!!」としか言っているでしょうか?

 

おそらく、そんな監督はいないでしょう。

 

でも、子供の監督である親は理由さえも告げずに「勉強しなさい!!」とか、「宿題しなさい!!」と言ってしまっているのです。

 

子供のやる気をたかめたいのであれば、

あなたも優秀な監督となる必要があり、あなたが子供の成績を高めていくのです。

 

優秀な監督の特徴とは?

 

監督の役割とは、ビジョンをみんなに伝えることができます。

行動を促すための目標であったり、何のために頑張るのかの理由を知っています。

 

さらにその目標を達成させるための情熱を誰よりも強く抱いているだけでなく、

選手達と、その情熱を分かち合うために、常日頃からコミュニケーションをとっています。

 

選手をしごき倒すだけが、監督の役割ではありません。

しっかりと、1人1人のメンタルケアをおこない、燃える闘争心を絶やさずにフォローすることができます。

 

<優秀な監督とは>

  • ビジョンを伝えることができる
  • 強い情熱を持っている
  • コミュニケーションをとり、メンタルケアをしている

 

子供の学習意欲を高める、優秀な監督とは?

■何のために勉強するのかを知っています。

賢くなるためとか、将来、いい大学に行くためと行ったような、薄っぺらい理由ではありません。

決して間違えではないのですが、もう少し深堀した強い言葉でないと、

抽象的すぎて、子供には伝わりませんし、学習意欲を高めることができません。

 

■強制ではなく、子供自ら目標を設定させることができます。

ある程度の強制力は必要になると思いますが、

目標に対しては、子供自身が設定させる必要があります。

 

といっても、「あなたは将来、何になりたいの?」と言うように子供任せの言葉を投げかけてはいけません。

目標を設定できるように導くのが、親の役割です。

 

そのためにも、目標を達成するためのプロセスや予備知識など、情報を収集する必要があります。

 

例えば、お医者さんになりたいという目標設定だとすれば、

お医者さんになるための強い理由を子供に理解させて、心の底から憧れる希望を持たせることです。

 

また、そのゴールへ向かうプロセスを十分に知っていなければ、子供へのフォローの言葉もなくなってしまうでしょう。

 

■情熱を子供に伝えることができます。

お医者さんの子供はなぜ、お医者さんを目指すのか?

それは、その仕事のミッションややりがいを知っているからです。

 

つまり、リアルな経験から情熱を伝えることができているからなんです。

 

ということは、親としてあなた自身が、常に成長し、子供に伝えていく必要があります。

 

カエルの子はカエルという言葉がありますが、

まさにその通りで、あなたの器以上に子供が大きく成長することができないということです。

これは、現状だけをみて、あきらめろと言う事ではないのです。

 

勉強できることと情熱は、全く要素が違いますので、親として成長できることはまだまだいっぱいあります。

なので、あなたの器は今からでも、もっと大きくすることができます。

 

そうすることによって、あなたの情熱が自然と子供にも伝わり、家庭内の環境が変化していくのです。

重要なのは、どんなことに対しても、あなたが学ぶ姿勢を持っていることです!!

 

■子供のメンタルケアをすることができます。

子供の今の精神状態をよくわかっていることです。

 

何か目標をもって努力することは、とても辛いということは、良く知っているのではないでしょうか?

そんな状況の時に、あなたならどんな言葉なら、やる気が出るのかを考えてみましょう。

 

頑張っている状態なのに「がんばれ!!」と応援されれば、子供でもイラッとするだけでしょう。

 

まず、メンタルケアをするには、子供の今の状況や心境を引き出すことです。

「勉強どう?」って、聞くだけでは、子供の心を引き出すことができませんので、

普段のコミュニケーションの中から、今の精神状態を察知していく必要があるでしょう。

 

それに対し、やる気が出る言葉を返してあげることで、

子供の感情が動かされ、目標に向かって強く進んでいくことができるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 - 子供編

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