子連れでセブ島(フィリピン)旅行に行くときに抑えておきたいポイント
2019/05/20
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セブ島は、とてもきれいなビーチが魅力で、家族で行く初めての海外旅行としても大人気です!
その海の透明度は、実はハワイを上回るとも言われています。
そんな家族で行くセブ島を最大限に楽しむために抑えておきたいポイントが何点かあります。
特に小さなお子さんがおられるのであれば、海外に行く前に情報を集め、事前準備は入念にしておきたいところです。
目次
セブ島にベビーカーを持っていく場合
まだ、お子さんが小さいのであれば、普段のお出かけなど。ベビーカーを使われていることが多いと思います。
海外旅行にベビーカーなんて、すごく荷物になるかと思われますが、
一人歩きできないお子さんを一日中抱きかかえながら行動するのも結構大変なので、海外旅行でもベビーカーは必要です。
そして、ベビーカーを飛行機に預ける際、「priority」(優先)のタグを貼ってもらいましょう。
同時に、トランクにも、プライオリティプリーズ、と伝えると、
飛行から降りた時に、ベビーカーと、トランクがすぐに受取ることが出来ます。
ここでかなり時間短縮できますので、小さいお子さん連れの方は是非申告をしておいた方がいいでしょう。
また、子連れだと、優先的に飛行機に乗れますので、
混雑することなく安心して登場することができるでしょう。
セブ島は治安がいいが車の接触事故は多い
セブ島は、よほど変な場所でない限り治安はよく、
客引きやスリなどの怖い思いをすることはありません。
日本と同様、財布を落としても届けてもらえるくらいの良さです。
また、現地のガイドさんやホテルのスタッフ、レストランのウェーターさんなど笑顔が多く、
治安の良さを感じさせてくれます。
ただし、車の運転は雑なため、道路を歩く際は注意する必要があります。
お子さんから目をはなさず、お子さんは抱っこひもか、ベビーカーを利用して、
事故に巻き込まれないようには、十分に注意しておくといいでしょう。
ホテルにはパジャマがない
日本の旅館であれば、浴衣であったり、ホテルでも部屋着があるのですが、
セブ島のホテルには、パジャマはありません。
例え、一流ホテルに泊まったとしても、大人子供ともに、パジャマはついていません。
なので、日本から持っていく必要があります。
気候は1年を通じて温暖なのですが、空調が効きすぎると寒い可能性があるので、
薄手の長袖は持っていった方がいいでしょう。
ホテルには歯ブラシがない
ホテルには、歯ブラシがついていないことが多いです。
ついていたとしても、外人サイズで大きく、日本の歯ブラシと比べてもつくりが良くありません。
特に子供用の歯ブラシはついていませんので、日本から持ってくるか、
現地のコンビニやスーパーなどでも購入しておきましょう。
個人的には、現地の歯ブラシを買って、
日本に持ち帰る方が、旅の思い出になるのではないかと思います。
ホテルの電源を確保するには
セブ島のコンセントの形状と日本の形状と同じですので、
基本、そのまま挿すことができるのですが、日本と違い高電圧で220ボルトあり、
電化製品がオーバーヒートしてしまう可能性もあります。
ただし、最近のスマホは、海外電圧に対応しているものが殆どですので、
変圧器なしで使用することが出来ますが、中には不調なコンセントがある場合もあります。
ですので、海外でも使用できる電圧変換のテーブルタップを1つ持っていくと何かと助かることもあります。
例えば、小さなお子さんが夜中にミルクを飲むために電気ポットがあると便利なんですが、
電圧が合わずに使えなかったり、故障してしまうこともありますので、
規格が合わない製品であれば、絶対に電圧変換タップを使いましょう。
セブ島のトイレ事情
インフラが日本ほどしっかりしていないため、
トイレットペーペーはホテルを含め、トイレに流せません。
そのため大をしても、トイレットペーパーは傍のゴミ箱に捨てる必要があります。
うっかり一緒に流してしまいそうになるんですが、
詰まらせてしまうと大変ですので、よく注意しましょう。
特に子供が一人でトイレにいく際、うっかり流す可能性がありますので、事前教育しておきましょう。
また、備え付けのトイレットペーペーがないところが多いので、
ティッシュは多めに持っていくか、現調達が必要です。
子連れですと、子供の分も必要になりますので
大きめのカバンやリュックに詰めていくと安心です。
また、宿泊先のホテルにも、トイレットペーパーの予備がないことがありますので、
ルームサービスを頼むか、日本から紙をもちこまないと足りません。
セブ島の水道水は危険
日本であれば、赤やんのミルクを作るとき、
電気ポットに水道の水を入れて沸かして作ったりもするんですが、
セブ島の水道水は、めちゃくちゃ危険ですので、絶対に使用しないでください。
大人も子供も高確率でお腹を壊します。
現地の水道水は歯磨きにも使わないほうがいいといわれるくらい、殺菌浄化が十分ではありませんので、
持ち歩く分も含めて、大量にペットボトルの水を買う必要があります。
歯ブラシを洗うのもペットボトルの水で、マグや哺乳瓶を洗うのにも、ペットボトルの水を使った方が安心できます。
日本であれば、500mlの水で、約100円くらいだと思うのですが、
現地のコンビニでは、一本20ペソ(45円)くらいで、格安で手に入ります。
ホテルで買うと、若干高くなてしまいますので、コンビニやスーパーで部屋に買い置きしておくといいでしょう。
レストランやフードコート、ファストフード店などで出される水や水に入った氷など、
基本問題ないですし、そういったお店で「お腹を壊した」と聞いたことはありません。
ただ、気になる方は、ペットボトルの水だけにしておきましょう。
後、ローカルレストラン(屋台)は、お店の衛生状況も異なりますので、
できるだけ避けておいた方が無難でしょう。
小さな子供と一緒ならシュノーケリング
セブ島でダイビングをする場合、およそ10歳以上のお子さんから参加可能ですが、
今回、小さなお子さんを連れての旅行となりますので、シュノーケリングの方が、楽しむことができるでしょう。
シュノーケリングといっても、海に潜るだけではなく、
船に乗り込み、波の少ない安全なシュノーケリングスポットへ向かいます。
そのあと、無人島へ上陸し、自由行動が待っていますので、浅瀬で水遊びしたり、
ハンモックでお昼寝などなど、リゾート地ならではの遊びが沢山ありますので、
小さなお子さんも楽しい思い出がいっぱいできるはずです。
ただし、小さな子供の場合、着用できるライフジャケットがない場合がありますので、
子供専用の浮き輪を用意しておくといいでしょう。
基本、チップは不要
海の深い場所でシュノーケリングする場合、現地のダイバーが親切に付き添ってくれることがあります。
その際、チップを要求されることもありますので、事前に不要であれば、断りを入れておきましょう。
ただ、基本的には、セブ島ではチップの文化というのは、
そこまで根付いているわけではありませんが、もしチップの要求があれば、
20ペソ(約48円)~50ペソ(約120円)程度、渡しておけば問題ないでしょう。
快く感謝の気持ちを込めてチップを渡してあげたほうが、
お互い気分がいいので、そういったマナーは、事前に確認しておきましょう。
シュノーケリングで準備しておきたいもの
・薄手の上着
⇒タオルなどは無料で貸してくれますが、乾いた上着を持っていないと、
風がつめたくて寒いので、薄手の上着は必須です。
・子供の浮き輪
⇒しっかりした丈夫なものを買っていくと安全です。
・マリンシューズ
⇒ビーチサンダルではなく、大人も子供も、マリンシューズの方が良いです。
ビーチサンダルでは、足から離れてどこかへいなくなってしまいますし、砂が入って痛い思いをします。
・日焼け止め
⇒日差しが強いので、日焼け止めは必須です。
ウォータープルーフのものを選びましょう。
最近はジェルタイプで子供の肌に優しい日焼け止めもあるので、
そちらを選ぶと、白くならずにたっぷり日焼け止めを塗ることが出来ます。
・スマホの防水ケース
⇒もともと、防水のスマホだったとしても、防水ケースがあれば、
首からストラップをかけられるので、落とす心配もないがありません。
また、シュノーケリングしながらも動画や写真が取れますので、
セブ島の思い出がたっぷり残すことができます。
無人島についたら
無人島には、レストランやトイレなど、設備が整っており、
無人島というイメージよりは、海の家が立派に建っている印象です。
遠浅の海が広がっていますので、パンなどをもっていくと、魚の餌付けができるので、子供にとってはいい体験になります。
また、巻貝や二枚貝の貝殻がたくさん落ちていますので、旅の思い出に持ち帰ってもいいと思います。
シュノーケリングと違い、無人島では、浅瀬で魚や海底を見ることが出来ますので、
小さな子供たちにとっても、安心して十分楽しめることでしょう。
その他(おまけ)
物価が非常に安いです。
お土産にはココナツやドライマンゴー、セブ島で有名なお菓子にOTAP(オタップ)などがあります。
インスタントラーメンなどもいいでしょう。
ココナツの石鹸やノニ石鹸なども、格安で買うことが出来ます。
ちょっと甘いのですが、粉末ジュースや粉末のレモンティーなどもばらまきのお土産に良いと思います。
但し、マニラ空港では物価が急激に上がりますので、注意が必要です。