親子の信頼関係を高めることで、子どものしつけは不要
2017/02/18
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目次
親子の信頼関係を高めるために、やってはいけないこと
子供のしつけするのに、あれやこれや「やりなさい」「それしたらダメ」って言ってしまいがちですが、
実は、それって子供の成長にとって、すごくNGだってこと知ってますか?
なぜなら、成長段階の子供の意欲や自主性が大きく失われて行くからです。
「やりなさい」というのは、親からの命令で、子供のやりたいことと相反することだったりします。
やりたくないと思っていることを強制的に実行させられると、意欲が減退してしましいます。
「それしたらダメ」というのは、子供が自主的にやりたいと考えたことを
強制的にやめさせられるので、自分が決めたことを、「やってはいけないんだ」という考えが身に付き自主性がなくなっていきます。
例えば、あなたが誰かの奴隷になったとしましょう。
鞭を持った怖そうな人に、強制的な労働を仕向けられます。
意欲的に行動できますでしょうか?
また、意欲的にダイエットにチャレンジしようと、重い腰を上げ行動しようとします。
そんな時に、「そんなことやったってどうせ無駄なんだから、やめなさい」といわれたら、やる気が失せませんか?
子供でも1人の人間として、尊重してあげることが、親子の信頼関係を強めることができ、
その信頼関係こそが、素直に親の話を聞き入れ、しつけと言う概念がなくなっていくのです。
「やりなさい」といわれたら、子供はしぶしぶ行動するか、「やりたくない」と反発してしまいます。
「やってはいけない」といわれたら、やりたくなるし、
やりたいことを強制的にSTOPさせられたら、がっかりしてしまします。
大人も子供の同じなんです。
どすれば子供は素直に聞き入れるのか?
行動したくなるようにさせる
「やりなさい」と「やめなさい」相対関係にあります。
人の心理として、やりなさいといわれれば、やりたくなるし、
やめなさいといわれたら、やりたくなるものです。
子供に行動させたい反対の言葉をかけてあげれば、
自主的に行動したくなるようになります。
夫婦そろって連携する方が、競争心が生まれ、子供が、「やる〜!!」って、進んで行動します。
例えば、
お母さん「お手伝いしてくれる?」
子供「いやだ」
お母さん「それじゃー、別にお手伝いやらなくてもいいよ〜」
お父さん「それじゃ〜、お父さんが、お手伝いしよ〜!!」
子供は取られた気分になり、「○○ちゃんが、やる〜」となりやすいです。
諦めてから、行動しなかった場合の未来を想像させる
前述の反対語の作戦で、あなたの思い通りに行かなかったときの対処法です。
例えば、何を言っても歯磨きをしなかったしましょう。
そんな時は
「よし、わかった。それじゃー、やらなくていい。
虫歯になるのは、お母さんの歯じゃないから、別に歯磨きはやらないくていいよ」
「虫歯になるのは、あなたの歯なんだから、言うのやめとこ」
「虫歯になったら、歯医者さんで、歯を抜いてもらわないと行けないかもしれないよ〜!
そうなったらご飯も食べられなくなるかもしれないから、おじいちゃんみたいに、入れ歯にしてもらおー!」
少々、大げさに演出することで、子供がイメージしやすくなりますので、
ファンタジーな会話をこころがけてください。
子供を叱らなくてもいいのか?
子供なので、善悪の判断が付かないこともあります。
本当に悪い行いをしてしまった時は、親として本気で叱る必要があります。
悪い行いというのは、明らかによくないことです。
道徳的に人の行いとして、よくないことです。
あと、子供の生死にかかわることは、全力で怒りましょう。
ちゃんとダメなことは叱って上げるということも、親子の信頼関係を高めるポイントになります。
ただし、感情的になってはいけません。
演出として、全力で怒りましょう。
あと、体罰も厳禁!!
なぜなら、将来的に子供が非行に走ってしまうからです、、、
詳しくは、グレナイ子供の叱り方で書いています。