こどもの未来のために可能性の資産を貯蓄していく
2018/03/08
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子供の未来について、親ができること
まず、子供の未来について、考えてもらいたいと思うんですが、親として今、子供にどんなことができると思いますか?
- 経済的な支援
- 経験・価値感の提供
- マネージメントコントロール
ほとんどの場合、1の経済的な支援に注力されていて、学習塾に習わしたりと、
それはそれで親として素晴らしい行動なんですが、
2の経験・価値感の提供、3のマネージメントコントロールの観点が弱くなってしまいがちです。
親として子供には、立派な大人になってほしいと願うのですが、
子供の未来を他者に託してしまう傾向あり、他力本願的な傾向がトレンドとして読み取れます。
立派な大人の勘違い
親として、子供には立派な大人ってになってほしいと、願っている人がほとんどなんですが、
ざっくりと立派な大人というのが、何のか親自身も明確に持っているわけではありません。
そういった場合、経済的な支援以外の未来を子供に託すことができません。
親が望むざっくりとした”立派な大人”のゴールイメージなんですが、
勉強ができて、いい大学に入って、大企業で務めることか、公務員として働くことだと、考えがえてしまいがちなんです。
大企業に勤めることは、簡単に成し遂げることができないので、素晴らしい選択ではありますが、
でも、それだけがいい生き方ではないということを知っておいてください。
正直、勉強できることや、いい大学に入った方がいいと思いますよ。
でも、それだけでは、子供の可能性は広がっていかないんです。
それでは、どんな可能性が子供にとって必要なのかというと、
- 生きていく力の可能性
- 心のあり方の可能性
この2つの可能性をもっともっと、広げていってあげることが、立派な大人に近づいていくのだと僕は思っています。
可能性の資産とは何か?
まず大前提として、可能性とは、子供自身が未来を選択していくもので、親が押し付けるものではありません。
ただし、強制するものではないだけで、うまく導いてあげることは、親として必要です。
これが、マネージメントコントロールです。
例えば、子供に「○○しなさい!!」といって、無理やり行動させるのではなく、
子供がやりたくてやりたくて仕方だない状態に持っていく技術です。
そのためにはまず、子供の視野を広げてあげることが先決で、
どんな未来が待っているのかの可能性の枠をどんどん広げていってあげるイメージです。
例えば、5つの中から1つ未来を選ぶのか、100個の中から、1つ選ぶのかの違いです。
この母数が可能性の資産で、子供が大人になるまでに、より多く貯蓄していくんです。
なぜ、この可能性の資産が多く必要なのかというと、
子供の将来というのは、この可能性の資産の中からしか、未来を選択できないからなんです。
可能性しかない未来を壊さないで
例えば、あなた自身が「人生なんてつまらないや」と思って生きてきたとしましょう。
そんな場合、子供も同じようなマインドになってしまいます。
なぜかというと、環境の力というのが働いて、インフルエンザのように家庭内に伝染していくんです。
ポジティブな場合も同じことが言えます。
ネガティブな感情を持った状態では、
どれだけ可能性の資産を貯蓄したとしても、可能性を拾ろうことが難しくなってしまいます。
そうなると、可能性しかない子供の未来がどんどんと壊れていってしまいます。
そんな子供の未来を守るためにも、親の感情を変えていく必要があり、
あなたの感情は、「ネガティブとポジティブの世界!!」で、コントロールすることができます。
子供だけでなく、今の時代、大人にとっても可能性しかない未来なんだと早く気づくこと。
あなたがそれを知ることが子供の未来を育てることとなるんです。