兄弟(兄妹)喧嘩をすぐに辞めさせる為の5つの秘密の作戦!!

   

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子供たちの兄弟(兄妹)喧嘩が始まると、親としても辞めさせようと怒鳴りつけてしまい、

余計に炎上させてしまったという経験もあると思います。

 

喧嘩の本質というのは、意見の食い違いから始まるものなんでですが、

特に子供が異性の場合、そもそもの脳の仕組みが違うので、考えていること自体が全然違います。

そのため子供でも衝突しやすく、喧嘩が絶えないわけでもあります。

 

少し余談になりますが、男の子は手がかかり、女の子は育てやすいという話を聞いたことがあると思いますが、

それも男性脳、女性脳の違によるものです。

 

違いについて簡単に言うと、

男性脳は、はっきり言わないと理解できず、

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女性脳は、雰囲気で察してくれるという特徴があります。

 

しかし、脳の構造が違うからといっても、毎日喧嘩されては、親としても疲れがたまる一方だと思います。

 

  • エレベーターのボタンを自分が押す、押さない
  • 歯磨きの順番
  • もちゃの貸し借り
  • 眠る位置 などなど

 

一度、始まってしまうと収拾がつかず、親も一緒に感情的になってしまう事があると思いますが、

そんな子供たちの喧嘩に巻き込まれず、ちょっとしたコツを知っておくだけで、うまく喧嘩を終息させることができるんです。

 

 

【作戦①】 喧嘩を止めない!

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喧嘩を辞めさせる方法と言っておきながら、喧嘩を止めないというのは、

矛盾しているように思えるのですが、これが1番大切な事なんです。

 

兄弟(兄妹)喧嘩といえば、ネガティブな行動だと考えてしまいがちなんですが、

子供にとっては、コミュニケーションの1つともなり、喧嘩から学ぶこともたくさんあります。

 

子供の喧嘩は声が大きくうるさいし、どちらかが泣かない限り終わらない印象がありますが、

「喧嘩はいずれ終わる」と思いながら、気持ちをグッと堪えて「絶対に止めない。」と心して見守ることです。

 

ただし、暴力(言葉の暴力も含む)など、

モラル的に限度を超える場合は、親として厳重に注意することは必要です。

 

また、毎日忙しくしているママにとって、気長に見守ることができないシーンがあると思います。

 

そんな時は、喧嘩を少しだけさせておき、その後、子供たちにインパクトを与える言葉を投げかけます。

例えば、「よーし!今から買い物行くひと~!?」

「誰が1番になるかな~?今から競争しよう!!よーい、スタート!!」など

 

長い言葉を投げかけるのではなく、短く元気よく、すぐに反応できるような言葉を選ぶと、

子供たちの喧嘩がピタっと止まることがあります。

 

実際のところ、子供たちも何が原因で喧嘩が始まったのかは、分かってない事が多々ありますし、

何かのきっかけをあげると、すぐに忘れてしまうものです。

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【作戦②】両方の言い分を代弁する!!

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子供の喧嘩といえば、「お兄ちゃん(おねえちゃん)でしょ。」と

物分かりが分かる上の子の方に、言って聞かせることが多くあると思います。

 

また、下の子が泣き止めば、それでいいのではないかと思い、上の子への声かけが雑になってしまいがちです。

 

その結果「僕(私)ばっかり」というような言葉をよく聞かされることがあると思うのですが、

子供にとっては、お兄ちゃんだろうが、妹だろうが「自分を1番大切にして欲しい」という気持ちでいっぱいなんです。

 

そして、どちらか一方だけを責めたり、かばったりしてしまうと、

「ママは自分の事が好きではないんだ。。。」と被害意識を持ってしまいます。

 

なので、どちらが悪かったというのは、一旦置いておいて、

まず子供なりの意見を聞いてあげ、それを親が分かりやすく代弁してあげることです。

 

そうすることによって、喧嘩を早く辞めさせるだけでなく、子供たちの心までも大きく育てることができるのです。

 

例えば、妹が見ている側で「お兄ちゃんは、こうしたかったんだよ。」と子供が理解できるよう具体的に話したり、

反対に兄ちゃんへも「妹(名前)は、こうしたかったんだって。」と、お互いの気持ちを代弁してあげましょう。

 

そして、次にどうするべきなのかを皆で考えることです。

「じゃあどうする?」などと、子供たちに投げかけ見るといいと思います。

 

また、「どうしたら喧嘩しないでできるかな?」と子供たちに考えてもらいます。

そうすることで、子供たちの納得いく結論につながり、喧嘩を収めることができるのです。

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【作戦③】「はんぶんこ」が合言葉!!

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兄弟(兄妹)どおしで、お菓子の取り合いや、おもちゃ取り合いから始まる喧嘩は多いと思います。

そこで、おいしい物や楽しい事は必ず「はんぶんこ」すると、子供たちに伝えておきましょう。

 

例えば、美味しいお菓子を一人で食べて、一人で幸せを感じるのもいい事だと思うのですが、

美味しさを分け合うことも必要です。

 

共有することで、感情がつながり、そこには沢山の笑顔が生まれます。

 

はんぶんこする事で、もらった相手も幸せな気持ちになりますし、

あげた自身も嬉しい気持ちになるということです。

 

また、逆の立場だったら、少しもらっただけでも嬉しい気持ちになりますし、

そのことを子供に問いかける事も大切です。

 

「はんぶんこ」を合言葉にすることによって、

物事を共有し、心を通わせる優しい気持ちを育むこともできますし、お互いに助け合って生きていくことを知るきっかけにもなることでしょう。

 

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【作戦④】パパの力を借りる!!

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喧嘩中のパパの力は偉大なものです。

昔であれば、「ばっかもーーん!!」というように、威厳を武器に喧嘩を強制終了させていたケースが多いのですが、

現代においては、全くの真逆で子供たちを笑顔にさせる力を持ち合わせています。

 

女性としては、なかなか考えられないと思うのですが、

子供が喧嘩している最中にもかかわらず、急に2人を抱え出し、言葉なく力技で遊んであげる行為に出ます。

 

パパとしては特別な行動ではなく、いたって普通にこなしてしまうのですが、

子供たちの喧嘩がいつの間にか「笑い」に変わって行くんです。

 

喧嘩を笑に変えることは、周りにも笑いを連鎖させることができるので、

モヤモヤした親の気持ちもすぐに晴れていきますし、家族全体が一気に笑顔に包まれていきます。

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【作戦⑤】思いやりの心を育てる

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喧嘩の中で子供が「死んでしまえ」や「いなくなれ」等の暴力的な言葉を発した時は、

その瞬間に子供にいかにその言葉が「ひどい言葉」なのかという事を伝える事です。

 

しかし、「なんでそんな言葉つかうの!!!」と言い聞かせるのではなく、

「(名前)ちゃんがそんな言葉を使うなんて、ママすごく悲しい。。。」とストレートに悲しい気持ちになる事をすぐに伝え、

そのあとから「死ぬ」という言葉の意味を教えることで、いかによくない言葉を使ってしまったかを理解させることです。

 

そして、子供が暴力を振った瞬間も同様です。

 

まず「手を出したその手は、痛くない?」と逆に聞きます。

でも、「手を出された相手の方が、もっと痛いんだよ」と相手の気持ちをしっかり伝えることです。

 

また、一方的に悪いと決めつけず「なんで、手を出したの?」と理由を聞くことも、

子供の優しさを育てるきっかけとなりますので、最後まで子供と向き合い、コミュニケーションを取るようにしていきましょう。

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【最後に】大人が一番冷静になること

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喧嘩が始まると、ママ自身もイライラしてしまうと思います。

でも、そこはグっと堪え「冷静に見守る!」ことが、兄弟(兄妹)喧嘩を辞めさせるコツとなります。

 

また、子供の成長のために、親が我慢することも大切なのだと思います。

初めにお伝えしましたが、喧嘩から学ぶこともたくさんあります。

 

しかし、それらは、親のフォローがあってこそ、

子供が意味を理解し、成長につながることなんだと思います。

 

そしてなにより、ママがイライラしていると、喧嘩中であったとしても子供たちは敏感に察知しています。

子供たちは、言葉にしなくてもママの幸せな気持ちや、悲しい気持ちをすべて観察しているんです。

 

 - 子供編

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