【人生疲れるもの】毎日面白くない時は、”ピークエンドの法則”で人生を楽しくする

      2017/06/09

この記事は約5分で読めます。

脳みそをだまして、幸福度をUPさせるシリーズ(脳だまシリーズ)として、

 

カーネマン1999年にカーネマンという、心理学者であり、行動経済学者のおっちゃんが考えた「ピークエンドの法則」を利用した

自分もしくは、パートナーの幸福度をUPさせる方法をお伝えしていこうと思います。

 

 

たとえば、面白くない1日を一瞬にして、

最高の1日に変えることだってできちゃいます!!

 

結局のところ、面白くないと感じているのは、自分自身で、

ある一定の法則さえ掴んでしまえば、毎日人生が楽しくなってしまうんです。

 

人間の記憶とピークエンドの法則とは?

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脳の記憶というのは、ICレコーダーみたいにぜーんぶ記録することができません。

それは、起きた事柄の長さにとは関係なくです。

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たとえば、今日の出来事を振り返った時、どんな出来事があったか覚えているでしょうか?

また、その時にだれと、どんな会話をしていたか覚えていますか?

 

恐らく、断片的に何かしらは覚えていると思います。

ちなみに僕の場合は、昨日の晩ご飯が何だったかでさえ、よーく思いださないと出てきませんね、、、(笑)

 

すべての情報を覚えようとしてしまうと脳がパンクしてしまうので、自分に関係ないと思った瞬間、

情報をシャットアウトしてしまうんです。

 

そして、人間の脳は、自分にとって重要だと思うことや印象に残ったことだけを記憶として残そうとするんですね。

 

その強い印象の塊が、人間の思い出となっているわけですが、

その記憶方法も面白いもので、ある事柄のなかで一番最高に感情が揺れた記憶と

一番最後に受けた出来事を記憶してしまう傾向にあるんです。

 

この傾向をうまく利用したのが、ピークエンドの法則といいます。

 

エンドの記憶を変えるだけで、すべてが楽しくなる

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面白くない家族旅行のエンド

例えば、家族旅行に出かけました。

温泉旅館に着くや否や、肌すべすべになる美人の湯にゆっくり浸かり、

夕食では、今世紀最大に奮発した豪華な海鮮・和牛フルコースを堪能しました。

 

翌日、いつもより早めに起きて、朝風呂を浴びてから、朝食です。

お昼頃まで、温泉街を堪能し、車に乗って帰ることにしました。

 

帰りの途中、高速道路で渋滞にあってしましました。

30分しても、なかなか前に進みません。子供も疲れたのか、ぐずり泣き出しました。

助手席に乗っている奥さんは、後ろを向き、子供をあやしています。

そんな時、横から車がぶつかりそうな勢いで、無理やり割り込んできました。

 

1時間くらいこんな状態が続き、やっとスムーズに運転することができ、家に帰ってくることができました。

 

こんな出来事が起きたとき、人間の記憶するピークは温泉旅行で、

エンドは、渋滞時のイライラもしくは、家に帰ってきて、「はー、疲れた、、、」っていう言葉かもしれませんね。

 

この場合、楽しい旅行の思い出から、ラストの疲れたという、若干ネガティブな記憶が残り、

「家族旅行=疲れる」となってしまうんです。

 

楽しかった家族旅行のエンド

 

例え渋滞での疲れがあったとしても帰宅後、

「はー、最高級和牛、死ぬほどうまかったー。また食べたいね」って、ポジティブをばらまくと、

その会話が周りに次々と伝染していきます。

 

「私は、あのアワビの味が忘れられないわー」みたいにです。

そしたら、子供達も楽しかった思い出を話を続けてしまい、

エンドの記憶をみんなハッピーにすることができ、「家族旅行=チョー楽しい!!」になるんです。

 

もしこれが、帰ってきたとたん「はー、あの渋滞最悪だったわ、、、」とでも、言ったとでもしましょう。

家族旅行のエンドは、渋滞しんどかった、、、で、終わってしまします。

その言葉を聞いた奥さんも子供も同じ印象を受けて悪い思い出が記憶されるということなんです。

なので、楽しいことをした時は、楽しいことで1日を終わらせるのが、

人生を楽しむことができるコツなんです。

 

ではでは、次は、舞台を日常に変えて考えてみましょう。

 

面白くない1日の終わりに、プチご褒美で記憶を楽しいにすり替える

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旦那さんであれば、お勤めされていることが多いと思いますが、上司、部下やお客さんの狭間に立たされて、

企画書を作成し、上司に持っていけば、跳ね返されて、やっとできた企画書をお客さんに提案したら、

フルボッコにされたり、指示した通りにできない部下にイライラしたり、それぞれ激動の毎日を送られてると思います。

 

専業主婦の方であれば、朝は、誰よりも早く起きて、朝ごはんの仕度をして、家族を送り出したと思ったら、

掃除に洗濯で、気付けばもうお昼の時間、パートに出られてるのであれば、尚更忙しい日々を送られてると思います。

 

とにかく、男性も女性も外部環境に揉まれながら、日常生活を送り、何かしらストレスが溜まってるはずなんです。

 

そんな日常の中、ピークエンドの法則を利用して、めっちゃ簡単に1日ハッピーだったと、記憶をすり替えることができます。

「今日も1日、疲れたけども、やっぱいい日だった」的な感じにします。

 

これは自分にウソをつく訳じゃないんです。

エンドのタイミングで、どこに焦点を当てるかだけなんです。

それだけで、しんどかった1日も、最高の1日に変えられるんですから、試してみる価値はあるかと思います。

 

例えば、

  • マッサージチェアーで疲れをほぐす
  • アロマの香りを楽しむ
  • ネットショップで欲しかったものを購入
  • サウナ、銭湯に行く
  • おいしいお酒を飲む
  • 香りがいいハーブティーを飲む
  • スイーツを食べる

※毎日、甘いお菓子やケーキをプチご褒美にしてしまうと、健康によくないので食べ物系は避けたいところです。

 

お金をかけなくても、幸せに変えることができる

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プチご褒美といいましたが、別にお金をかけなくても1日の終わりに楽しいことをすることで、効果ありです。

 

  • 歌を歌う
  • 子供と遊ぶ
  • 家族で映画を見る(ポジティブ系)
  • ゲームをする(みんなでできる系)
  • 音楽を聞く

などなど、、、

 

1日の終わりに、ポジティブな行動を意識的に行うことで、

「疲れたけど(辛かったけど)、楽しく一日が終わった。」みたいに変化していきます。

 

終わりよければ、すべて良し!って、子供の頃に聞かされたことありますが、

ずっと、精神論化と思っていたのに、ちゃんと論理的な説明ができる言葉だったんですね。

 

 

 

 

 

 

 

 - 脳みそだまして、幸福度UPシリーズ

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