6歳の子供が小学生で習う漢字を全てマスターした漢字勉強法!!
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先日、「子供を天才するには、1歳から鉛筆を持たしなさい!」の筆者とやり取りする機会があり、
色々と話を聞かせてもらったのですが、なんと、筆者のお子さんは、
卒園前に小学生で習う漢字をすべてマスターしていたそうです。
というのも、0歳から漢字に触れさせ、感覚的に覚えていったそうです。
そんな驚異的な子供の学習方法に興味があり、特別に教えてもらうことができました。
しかも、一般公開の許可もいただきましたので、紹介していきたいと思います。
目次
乳幼児は「ひらがな」より「漢字」の方が認識しやすい
日本語を学ぶ場合、大体は「ひらがな」から勉強していきます。
でも、小さな子供にとって、1文字の漢字のほうが認識しやすいそうです。
しかも、難しい漢字の方が分かりやすみたいなんです。
「鰐」「狸」「狐」といった普段はひらがなでしか教えないような漢字に対して、
0歳児の赤ちゃんは反応することができます。
反対に赤ちゃんからすると、ひらがなはどれも同じように見えるようで、理解が難しいようなのです。
さらに、カタカナになってくると、もっと難しくなってきて、外国の方にとっても、片仮名は特に難しいと思うようです。
漢字マスターを育てる漢字学習法
お子さんを天才児に育てたいママは、必見です!!
次に実際に乳幼児からやってきた具体的な学習方法について、紹介ていきたいと思います。
手作りの漢字カードを作成する
作成するのが目的ではありませんが、
パソコンを使って、漢字カードを作っていきます。
作り方も色々あるんですが、簡単に印刷できて、何回も使うことができる頑丈なモノにしたいのであれば、
名刺作成用の用紙を購入してきます。
こういう感じのモノです↓
最近では、100均でも売っているかもしれませんので、近くのショップをのぞいてみてください。
そして、名刺1枚づつ、小学生で習う漢字を印刷していくだけです。
両面印刷できる場合であれば、裏面にその漢字の絵を入れると、
漢字と絵と言葉が連動し、視覚的に覚えることができるので、
かなり効率的に記憶することができるのでお勧めです。
乳幼児のための漢字カード
手作りで漢字カードを作成すれば、
コストが安く作れるというのがメリットなんですが、デメリットも少なからずあります。
まず、小学6年間で習う漢字というのは、約1000字あり、かなり骨が折れる作業となります。
さらに、名刺サイズでは、乳幼児にとっては、少しサイズが小さいそうです。
口にしてしまう可能性もありますので、小学生低学年くらいからの学習法に向いているかもしれません。
例えば、0歳~3歳くらいの乳児にとって安全に学習していくには、
始めから対象年齢が設定されている専用カードを利用するのも手段の1つです。
サイズも大きく印刷されており、飲み込んでしまう可能性も低く、
厚みもあって、ちぎれてしまう心配もありません。
また、始めから絵も入っているので、手作りより完成度は高めかと思います。
漢字学習を始める年齢に合わせて、選んでみてあげてください。
乳幼児と一緒に漢字カードで学習する方法
始めは、絵と漢字が書いてある面を見せて、たとえば象と象さんの絵を結びつけます。
この時、「ほら、象さんだよ、鼻が長いね。漢字はここにあるよ」と語りかけます。
0歳児なので、何かしらの返答はあったとしても、言葉にはなりませんので、
この時点では、漢字カードに興味をしめしてもらうだけで問題ないです。
例えば、カードに手を伸ばしたり、カードをかじってみたり、注視してみたりといった反応が現ればOKです。
小さい頃は、覚えてくれている感覚がないので、継続できないことが多いのですが、
確実に潜在的記憶には残りますので、絵本の感覚で読んであげてください。
2歳頃になってくると、
裏面の漢字だけが大きく書いてあるカードを覚え、「鰐はどれかなぁ?」というクイズを出すと、
しっかりと、漢字カードを手にとったりするようになりますので、このあたりから手ごたえを感じてくるはずです。
短時間学習を繰り返す事
乳幼児の集中力は長くても20分までと言われていますので、だらだらと長い時間やることはやめましょう。
大人であれば、20分で他のものに目移すれば、お子さんが飽きっぽく見えることがあるかもしれませんが、
子供の集中力は短いので、気にすることはありません。
ちなみに、赤ちゃんが、漢字だけの面に反応しなくても、焦ることはないです。
絵が描いてある方に興味を持つのは自然なことです。
のんびりと親子のスキンシップをはかりながら気長にやる、というぐらいのスタンスがちょうどいいでしょう。
ゲーム感覚で漢字学習すること
漢字の見せ方も、チラッと見せたり、
回転させてくるっとまわして「今のはなーんだ?」というクイズ形式にすると、子供は興味を持ちます。
また、こういったようにゲーム感覚でやっていかないと、漢字を覚える意欲が減少してしまいます。
やはり、楽しいことはいつまでも継続できますし、しんどいことは、誰でもやりたいと思えないんですよね。
そして、無理に学年順にやらせるというよりは、
興味を持つ漢字を選ばせてあげるというのも子供の意欲向上につながることでしょう。
お子さんのペースに合わせて、どんどん学習を進めて行ってあげてください。
漢字を覚えられた時は、思い切りほめてあげるのも忘れずに。
漢字学習おまけ
無料で使えるコンテンツとして、小学館が用意している
ひらがな、カタカナ、小学1年生~6年生までの漢字を網羅したPDFをダウンロードできるサイトがあります。
https://sho.jp/teachers/useful/kakijun/index.html
こちらは乳幼児から始めるというよりは、幼稚園ぐらいからがちょうどいいでしょう。
それぞれ、ダウンロードして印刷すれば、何度も学習することが可能です。
クリアファイルなどで保管していくのもいいと思います。