小学生の門限は何時!?なぜ守らせないといけないのか?
2018/03/09
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幼児(保育園・幼稚園児)であればいつも親と一緒に行動していたと思いますが、
小学生となれば、集団登校・下校等で、親がいなくても1人で行動するようになってきます。
そして、学校が終われば、友達の家に遊び行ってしまう事なんかも、よくありますよね。
しかも、何も連絡も入れず勝手に行くこともあるんで、親としては少し心配。
※早ければ、小学生から携帯を持たせている親もいますが、個人的には、まだ早いと思います。
なので、子供としっかりと門限について話し合い、
「なんで守らないといけないのか?」「門限ってなんなのか?」親子共に理解を深め、
ルールを守りやすい環境を作ってみてください。
一方的な指示になってしまうと、親の束縛となってしまう恐れがありますので、
そうならないようには、避けていきたいものです。
なぜ、門限を守らないといけないのか?
いきなり、子供の門限は〇時と決めるんではなくて、門限の本質からみていきたいと思います。
そもそも、なんで門限というものがあって、なんで守らないといけないのでしょうか?
子供の身の安全を守るため
門限というのは、帰ってくる時間を親子で約束することですよね。
単に門限を守ればいいのかというと、そう訳じゃないですよね。
例えば、19時が門限であれば、子供はその時間までに帰ってくればOK!?
それじゃー、22時が門限なら!?
まぁ、そんな遅い時間に設定する親なんていないと思いますが、
門限を設定する1つ目の理由としては、「暗くて危ない夜道を子供1人で歩かさないため」ですよね。
また、夜遅くなると人通りも少なくなりますし、
周りが暗くなると視野が狭くなって、事故が起こりやすくなります。
つまり、子供の身の安全を守るための門限です。
そういった意味では、季節や天候などによっても門限は変えるべきなのかもしれませんね。
寒い季節であれば、暗くなるのが早いですよね。反対に暑い夏では、日が暮れるのが遅いですよね。
天気が悪い雨の日なんかも、片手で傘をさしながら歩くので、視野が狭くなります。
ちゃんと、なんで門限を守らないといけないか、親子でしっかり話し合う事によって、
単に時間を守らないといけないという束縛から、親の優しさと理解することができて、
子供も門限を守りやすくなるんですね。
ルールを守らせる習慣を付ける
親は、子供が成人(独り立ち)するまで、養育する義務があります。
心身ともに良好な状態で、立派に育った
だけど、もし「子供が犯罪に手を染めてしまう」もしくは、「犯罪に巻き込まれてしまう」
そんな経験をしてしまては、心身共に良好と呼べるでしょうか?
例えば、子供が思春期になる年齢になったとしましょう。
大人の階段をのぼっていく時期でもあり、色々なことに興味が出る歳でもあります。
特にスマホなどのネット活用した未成年の犯罪も増えてきているといいます。
そんな時期に門限を守る習慣が子供になかった場合、どうなるでしょうか!?
思春期なんで、反抗して守らないときもあると思いますよ。
だけど、小さい時から、門限を守る習慣がなければ、
時間を守らなかったときの罪悪感も感じることができないんです。
ルールを守らなかったときに、心のどこかで「しまったなぁ」と思えるかどうかで、
犯罪に巻き込まれる確率は、断然変わってきます。
初めの子供の身の安全を守るともかかわってきますが、
門限を守る習慣を付けの意味もあるんです。
時間を守るって、自立するための基本中の基本ですからね。
小学生の門限は何時にすべき?
さて、そろそろ本題の「小学生の門限は何時にすべきか?」という内容に入っていきたいと思いますが、
正直、状況によって時間は違うと思います。
目安としては、日が暮れる前の17時か18時くらいが、妥当なのかもしれませんが、
初めに「なぜ門限を守らないといけないのか?」でも、述べたように、天気、季節によっても日暮れが違いますし、
周りの友達環境や親の状況によっても変わってきます。
また、拘束しすぎるのも子供の自立を阻害してしまいますので、
無理矢理、学校が終わったらすぐに帰宅させるのも、子供にとっては酷な話なんです。
(子供が直帰することを望んでいるのであれば、それは問題ない)
子供が門限を守らなかった場合は?
大人であれば致命的であるかもしれませんが、
子供の門限の本質を考えると、1分2分遅れたからといって、
ルールを守らなかったとすべきではないと思います。
※時間通りに帰ってこなければ、親として不安になっちゃいますけどね。
また、子供としても遊びに夢中になってしって、ついつい遅くなってしまう事もあります。
事実として、ルールを守らなかったかもしれませんが、
「ルールを守らなかった=即罰則」ではなく、守れなかった理由をちゃんと聞き入れるることが大切です。
「ルールを守らなかったのか?」「ルールを守れなかったのか?」それとも忘れていたのか、などなど
理由によって、解決策も異なってきます。
子供が完全に悪い時は、演出としてしっかり叱ることも大切だとは思っています。
ですが、一概にきつく叱るだけでは、親のスキルとして足りないんじゃないかと、僕は考えます。