子供にイライラするのは、親子の価値感のズレが原因

      2018/01/30

この記事は約6分で読めます。

 

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気づかないうちに親の価値観を押し付けてしまってるのが原因かも!?

 

親子の価値観や波長を合わしていくことは、すごく大切なんです。

だけど、無理やり親の価値観を押し付けることはよくありません。

 

そんな無理やり押し付けることなんてしないと、思いたいところなんですが、

みんな気づかず、知らない間にやっちゃうもんなんです。

 

例えば、冬の寒い日、ガスストーブの前で子供が張り付いているとしましょう。

 

あなたは、

「ストーブの前で直接あたると、気分が悪くなるよ。」

と言って、ストーブを遠くへ離します。

 

すると、ここから親子でバトルが始まっちゃうんですよ。。。

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さて、こういったやりとりって、結構アルアルなのかもしれませんが、

これって、知らず知らずに親の価値観を押し付けてしまっているいい例なんです。

 

 

親子の価値感のズレを合わしていく事が大切

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先程の例で行くと、大人は過去にストーブの前で温まっていたら、

気分が悪くなった経験があったんだと思うんです。

 

そして、

その経験から、同じ経験をしてほしくない親の老婆心から、

子供に「直接ストーブに当たってはいけませんよ」ってアドバイスしているんだと思います。

 

 

でも、

残念ながら子供の方は、そんな経験をしたことがないので、今はその親の価値感を理解することができないんですね。。。

 

 

子供としては、”ただ、寒いからストーブの前で温まる。”

ただ、それだけなんだと思います。

 

この子供の価値感からして、

親のの考えを理解できずに、ストーブを離された時、どう感じると思いますか?

 

 

 

おそらく、子供の感情からして、「ストーブを奪われた(いじわるされた)」と感じてしまうはずです。

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反対に親子の価値感が同じなら、感謝される

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しかし、面白いことに子供があなたと同じ経験や感情を持っていた時、

(直接ストーブに当たると気持ち悪くなる経験など)その行為は優しさと感じることができるのです。

たぶん「助けれくれて、ありがとう」って,言ってくれると思います。

 

 

こういった違いを論理的視点で見て見ても、価値感というのは親子のみならず、

周囲の人においても波長を合わしていくことが大切だということがよく分かると思います。

 

間違ってはいけないのは、

人に合わせるということではなくて、波長を合わしていくということなんです。

居心地がよくて、ストレスフリーな環境を作っていく事。

 

しかし、価値観というのは、無理やり押し付けてしまうと、独裁者になってしまう可能性があります。

そうなると、敵対心や反抗心が生まれてしまうので、絶対にやってはいけないと思っています。

 

僕も最近思うのですが、

親子含め、人間関係って、難しいですよね。。。

 

親子の価値観が合わなければどうなる!?

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ここまで読んでいる人にとっては、親子の価値観や波長を合わして行かないと、

先程の例ように馬が合わず、親子でさえも対立した関係になってしまうというこは、もうよく分かっていると思います。

 

例えば、お互い間違ったことを言っているわけでもないのに、

価値感が合わず、いつまでも居心地が悪い関係になってしまうというもんです。

 

 

例えば、友人関係を思い浮かべてみましょう

価値感と合わないヤツと一緒に生活したいと思いますか??

 

 

そうなってくると、子供を怒鳴らないといけないんだっていうマインドがどんどん強まってくるんですよね。

そしたら、子供は、家庭に対してどんどんストレスを感じる環境になってしまううんです。

 

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同一の経験から親子の価値感は形成される

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価値観とは、体験や経験から形成されます。

子供が経験したことをどれだけ知っていますか?

 

  • 子供が今の興味関心を持っていることはなにか?
  • 学校でどんな友達がいるのか?

 

などなど、楽しい事、辛いと思っている事、親としてすべて知っていることです。

そうするためには、子供が子供が経験したことを知っていることを知ることからスタートです。

 

でも、子供社会に親が突っ込んでいくのは、かなり難しいことだと思います。

 

なので、家庭環境において、どのようにして親子で一緒に過ごすかによって、

親子の価値感は、大きく変わってきます。

 

要は、子供と一緒に過ごす長さと比例するということなんです。

家にいても、外に遊びに行っても、無意味な時間を過ごしてでも、子供に耳を傾けること。

 

子供の面倒を誰かに託すようでは、価値感は共有されない

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今の時代、夫婦共働きが多いと思いますので、仕方がないことかもしれませんが、

子供が受ける影響の事も少しは知っててほしいんです、」

 

たとえば、子供と過ごす時間がないくらい仕事が忙しく、

子供の面倒は、おじいちゃん、お婆ちゃんにあずけていたとしましょう。

 

子供は親の子として、間違いないのですが、

育ての子は、おじいちゃんおばあちゃんになっているんです。

 

別に悪いと言っているわけではないんですが、

価値感のズレという観点からすると、この状況において仕方がないのかもしれません。

 

僕は、できるだけ子供と多く接し、価値感をできるだけ一緒に

楽しめる時間を増やしていくことが、親としての役目じゃないかと思います。

 

 

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親子の波長が合わないとどうなってくるのか?

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親子の波長がずれてくると、対立した関係になり、言い合いが多くなります。

親としては、こうした方がいいと思うことに対し、子供は「違うだろ!?」という反発心が生まれるんです。

 

子供の考えが違えば、”やらない”という選択肢になるのは、当たり前です。

 

例えば、価値観が合わない友人と一緒に過ごしたいと思いますか?

そんなの居心地はどうですか?

 

それと一緒です。

 

子供は、0ベースで親に育てられます。

家族は、ほっといても似てくると言いますが、

僕は、一緒に時間を過ごす事によって、親子同じ価値感に近づいていくものだと思っています。

 

同じことが正で、違うことが悪だといってはいません。

 

 

親子の波長を合わせることによって、

居心地のいい環境を作っていくことができますよ。

 

 

 

 

 - 子供編

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