就寝時、年子の赤ちゃんを2人同時に寝かしつける方法
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やっぱり、兄弟は多い方がいいと思うのですが、些細な事に苦労することもたくさんあると思います。
例えば、2人目の赤ちゃんを出産し、いざ自宅へ戻った時、
意外と想定していなかった事に四苦八苦させられることがあります。
最初は授乳すれば、すぐに寝てくれる赤ちゃんなんですが、
だんだんと起きる時間が長くなると、突然、その問題がやってきます。
「あれ!?2人同時にどうやって寝かしつければいいんだろうか?」
特に赤ちゃんの性格や生活リズムが変わってくると、
同時に寝かしつけるのには、ちょっとしたコツが必要になってきます。
ただし、こればっかりは、子供の個性の問題もありますので、
「トライ&エラー」で試し打ちしていくしか方法がないように思います。
1つずつ試行錯誤しながら、1番いい方法を見つけていくことで、
その子に会った寝かしつけの方法が見つかるはずです。
子供の就寝時間をずらしてみる
まずは、2人の子供をお風呂に入れてから、
上の子はリビングでテレビや映画、または動画など、1人で30分程度集中してくれる時間を作ります。
映像系に抵抗がある場合、大好きなおもちゃなど一人遊びできることでも問題ありません。
そして、下の子が寝たら、次は上の子を寝かせるといった具合にしていきます。
うまくいくと、2人別々の部屋で、ゆったりと寝かしつけてあげることができる為、オススメです!
ただ、下の子がなかなか寝ない場合は、上の子が寝る時間がどんどん遅くなってしまうので、
ちゃんと制限時間を設けて実施します。
そして、タイムリミットが来た時は、次の方法に切り替えていきます。
2人まとめて寝かしつける方法
もう一つの方法は、両腕を大きく広げ、子ども達を腕枕する方法です。
そして、体は上を向きながら下の子に添い乳しながら寝かせます。
そうすれば、子ども達もママの肌が触れ合っているので、安心して眠ってくれます。
ただこの方法は、両手がふさがってしまうので、子供が寝てくれるまで、身動きを取ることができません。
また、子育て疲れで、一緒に寝落ちしてしまう事もありますので、
できるだけ、片付けなどの家事仕事は済ませてから寝かしつけに挑みたいところです。
卒乳している子供の寝かしつけは?
もうすでにおっぱいが卒業している場合の寝かしつけ方があります。
子供たちは、少し大きくなってくると、寝室のベッドで飛び跳ねたり、
寝る前にもかかわらず、興奮してなかなか寝ようとしてくれない時があります。
子供を落ち着かせるために、「寝る時間だよ!」と伝えたとしても、そんな簡単に言う事を聞いてくれません。
毎日、怒鳴りつけて寝かせるのも、子供にとっても、親にとってもいい気分ではありません。
そこで、有効なのが絵本の読み聞かせです。
ベッドの近くに何冊か本を置いておき、1人一冊づつ、選んできた本を膝の上に座らせて読み聞かせます。
ポイントは2人一緒に膝の上にのせてあげて読むことで、
一人づつだと片方が遊びだしちゃいますので、寝かしつけが失敗してしまいます。
そうして、読み終え、「さぁ、寝るよ」と声をかけ、電気を消す。
それを繰り返し毎日行うことで、「寝る前のリズム」を作ってあげることができます。
いきなり「さぁ、寝よう!」と電気を消されるのでは、
子供も気持ちも納得できず、反対にお布団でウズウズしてしまい、うまくリズムを作ることができません。
でも、絵本を読むという流れがあるだけで、
すんなり布団に入ってくれるようになり、すぐに寝てくれることが多くあります。
絵本の読み聞かせというのは実は、保育士さんや幼稚園の先生もちょっとした間を繋ぐときや、
子ども達がバタバタしている時に落ち着かせるのに、よく使われている方法なんです。
それと同じで、就寝前に座って絵本に集中させることで、気持ちを落ち着かせることができるんです。
また、お母さんの膝の上に座ってスキンシップを取ることができるので、
安心して眠りを誘っていく準備ができてきます。
「絵本の読み聞かせ→就寝」のサイクルを習慣付けることができれば、
寝かしつけがあんていしましうので、そのあとの用事や予定も立てやすくなります。
習慣化させるには、根気よく、毎日、継続的に続けることが大切です。
寝かしつけに失敗した時は!?
それでも、電気を消しても動き回る・・・という時は、完全に寝たふりをしてしまう事です。
放っておけば、子供だっていつか体力の限界がきます。
お母さんが寝ていれば、そのうち、眠くなったら勝手に眠ってしまうものです。
でも、これは本当の最終手段になりますので、うんともすんとも行かない時、試してみてください。
もしかすると、知らない間に子どもより先に大人が眠ってしまうということもありますが、
それくらいの気持ちでも問題ありません。
正直、2人を一度に寝かしつけるのは、なかなかの至難の業だと思います。
毎日くたくたで家事、育児、仕事をするママにとって「少しでも早く寝てほしい!」という気持ちは必ずあると思います。
なかなか、子供が寝てくれなくて、イライラする日もみんなあります。
でも、考えてみれば、いつかは必ずパパやママが寝かしつけをしなくてもいい日がいつかやって来くるんですよ。
そんな日が来た時には、
試行錯誤しながら寝かしつけをしていた日々が懐かしくなると思います。
そんな今しかない貴重な子供との時間を大切な思い出になるように、
それぞれの子供の事情や家庭環境に合わせた方法を編み出してみて見るのも、なかなかいい経験、なんだと思います。