子供の言葉の発達が遅いと感じたら、実践してみたい3つの方法!!
2018/08/02
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子供は1歳を過ぎたあたりから、ちょっとずつ言葉を話すようになってきます。
はじめは「ママ」「パパ」など両親を呼ぶ言葉や、
「ワンワン(犬)、ニャーニャー(猫)」「ブッブー(車)、ブンブン(虫)」など、子供にとって興味があるものなど、
おもに生活に身近なものを言葉にしてあらわすようになります。
しかし、これより進んだ言葉を話さない、もしくは、こういった言葉すらなかなか出てこないとなると、
「発達に何か問題があるのでは?」と心配になると思います。
ですが、心配しないでください。
ある対応をとることによって、劇的に言葉がツラツラ出てくるようになります!!
1.子供の言葉を引き出すために、よく話しかけて質問をする
言葉数が少ない子への対応の定番なんですが、
「よく話しかけてよく質問をする」という事を繰り返していきます。
おそらく、ママは「子供が何をしたいのか」言葉にしなくても分かるので、
子供の希望を先回りして、与えてあげていると思います。
でも、その先回りをやめてみることです。
もし、子供が何してほしいか、分かっていたとしても伝わっていないふりをして、
「どうしたいのかな?」と聞いてあげると、子供は自分のしたいことを叶えるために、どうにかして言葉を話そうとします。
最初は思うように言葉にならなくて、ぎこちないかもしれませんが、
そこはゆっくりと気長に見守ってあげてください。
2.絵本の読み聞かせをする
絵本は、日本語版のスピードランニングだと思ってください。
子供の言葉を引き出すためには、「絵本の読み聞かせ」は、とても大切です。
最初のうちは絵を楽しんだり、ペラペラとするページに気を取られたりと、
思うように話を聞いてくれていないような気がしますが、
根気よく繰り返すことによって、自然と子供の耳に入って、言葉が記憶されてきます。
読み聞かせを始めた最初のころはまったくのスルーしているかもしれませんが、
1ヶ月経つころには、絵本の内容を覚え、拙いながらも絵本のセリフなどを復唱するようになるはずです。
あまり言葉の意味は分かっていないかもしれませんが、
子供の口から言葉らしい言葉が出るというのはとても大きな進歩になっていきます。
3.人が多いところに子供を連れていく
幼稚園にも通っていない幼い子供だと、ママの気持ち次第でおでかけする場所が限られると思います。
時には、家事や子供のお世話に疲れてしまって、「もう、家にいるほうが楽」だと思ってしまうこともあるでしょう。
でも、子供の言葉の成長ためには、家にこもってしまうのはNGです。
むしろ、人がたくさん集まる場所に出掛けていくことが大切です。
人がたくさん集まる場所では、意識しなくても会話や自分の知らない単語をたくさん聞くことができます。
それよって刺激を受け、自然と言葉の引き出しが開きやすくなることかと思います。
もちろん、ママが疲れているときやしんどいときは無理にお出かけする必要はないのですが、
できるだけ、会話が飛び交う環境に子供を連れ出すことによって、子供の単語力に変化が出てきます。
カエルの子はカエル
子供の成長に関することは、親としてはとても気になるところだと思います。
普段の会話の中で、自然と覚えていくパターンもあるかもしれないのですが、
言葉の伸びが、ちょっとゆっくりだなと感じたら、親が言葉を引き出すサポートをすることがとても大切です。
その方法のどれにも共通するのが「根気よく」ということです。
時には、めげそうになることもあるでしょうが、とにかく根気よく子供と向き合うことが一番大切だと感じます。
もし、これらの方法を持ってしても言葉の成長が伸びる気配がない場合は、
それは「今現在のベストは尽くした」と考えて、保健センターなどの発達相談を訪ねてみてください。
「発達相談なんて…何をそんな大袈裟な」と思うかもしれませんが、
相談することによって、きっとこれまでの疑問やツラさが報われることだと思います。