双子の赤ちゃんを同時に寝かしつけるには、『双子専用ボスボス』

双子の赤ちゃんの場合、何をするにも2人同時に面倒を見ないといけません。

ママは1人しかいないのに、育児は、もちろん2人分。

 

双子の赤ちゃんを育てるには、パパの協力がないと非常に辛いところがありますが、

お勤めされているパパであれば、ずっと一緒に居ることもできませんし、

育児休暇をとってもらったとしても、いずれ1（ママ）対２（双子の赤ちゃん）になる時は、必ずやってきます。

 

ママ1人でも、双子の赤ちゃんを育児できるように、

ちょっとした工夫で、楽しみながら子育てをしていきましょう。

 

ママ１人で双子の赤ちゃんを同時に寝かしつける方法

まず、双子の赤ちゃんを育てる上で、立ちはだかる壁といえば、

双子の赤ちゃんを同時に寝かしつけることだと思います。

 

二人同時抱っこしようとしても、

首の座っていないフニャフニャの新生児を同時に抱っこするのは、非常に難しいと思います。

 

また、首が座っていたとしても、赤ちゃん2人分の体重を支えるのは、かなり体力がいりますので、

おそらく、赤ちゃんが寝てしまう前に体力が力尽きてしまうことでしょう。

 

最悪は、1人ずつ寝かしつけることもできるでしょうけど、出来るだけ短時間で寝かしつけ、家事をこなしていきたいものです。

そこで、簡単に双子の赤ちゃんを同時に寝かしつける方法を紹介しましょう。

 

添い寝＋背中ボスボス

 

早ければ、5分以内に双子の赤ちゃんを同時に寝かしつけ、長くても30分以内には、

スヤスヤと眠ってくれる方法が、「添い寝＋背中ボスボス」です。

 

背中ボスボスの方法とは？

 

赤ちゃんをうつ伏せもしくは横向きにし、腰から尻にかけて、強めにボスボスと叩く方法なのですが、

ボスボスする時、片手で水をすくうような形にして、手と赤ちゃんの間に空気が入るような感じでボスボスします。

 

赤ちゃんをトントンするより、若干強めにボスボスするのですが、

手をくぼませ赤ちゃんとの接地面を少なくすることから、ボスボスしても全然痛くありません。

 

この時、ドンドンやバシバシと言ったように、強くたたかないようには注意してください。

心配であれば、座りながら自分の太ももをボスボスして、練習してみてください。

 

この方法は、保育園で保育士さんが同時に何人もの赤ちゃんや子供を寝かしつけする方法で、

双子の赤ちゃんには大いに活用することができます。

 

ボスボスする場所

 

ボスボスする場所は、赤ちゃんの背中（腰より下が良い）もしくは、お尻あたりになります。

背中とお尻のちょうど間くらいの場所をボスボスすると、非常に眠りに付くのが早いケースもあります。

 

赤ちゃんにとって、ボスボスされると心地よいポイントがありますので、

色々と試して、ちょうどいい場所を見つけてみてください。

 

ボスボスする親子の姿勢

 

1対1の親子の場合、赤ちゃんを抱っこしながらボスボスしたりできるのですが、

双子の場合、両手がふさがってしまうため、2人同時にボスボスすることができません。

 

そのため、ママが寝転び、両側に双子を横向きで寝かせることによって、

両手が空きますので、双子のお尻をボスボスすることができます。

 

赤ちゃんが泣き出しても、ボスボスし続ける

 

初めはボスボスしていても、なかなか寝付かなかったり、

途中で泣き出してしまったりすることはあります。

 

そんな時は、赤ちゃんの様子を見ながらではありますが、

ボスボスの強さや場所を変えたりしながら、継続してボスボスすることです。

 

また、寝かしつけ方を毎回、変えてしまうと、赤ちゃんも困惑してしまいますので、

ボスボスを定着させることができません。

 

特に双子の赤ちゃんを同時に寝かしつけるためには、毎日同じ方法、同じ時間で、習慣化させることが大切です。

なんでボスボスするとすぐに寝てくれるのか？

 

新生児の赤ちゃんは、10カ月ほどママのお腹の中で過ごしてから、生まれてきます。

そんな赤ちゃんにとっては、まだママのお腹の中にいた時間の方が長く、外の世界に慣れていません。

 

また、ママのお腹の中では、安心感でいっぱいでした。

 

大人でも慣れた場所や人間関係で過ごす方が安心できますし、楽しいと思います。

反対に完全なアウェーである場合、多くのストレスがかかってくることでしょう。

 

そして、そして赤ちゃんも同じで、ママのお腹の中にいた時は安心することができたのです。

その時の環境を疑似的に作っているのが、「ボスボス」になります。

 

ママのお腹の中は、羊水に包まれ水中にいる時とよく似ています。

そして、近くにはママの心臓の音が聞こえます。

水中で聞くママの心臓の音が「ボスボス」と鳴り、また心地よい振動を与えてくれました。

 

また心臓の音は、ドクドクと一定のリズムを刻んでいます。

「ボスボス」も同じように一定のリズムでしてあげることによって、より一層の安心感を与えることができます。

一度、自身の胸に手当てて、聞いてみるのもいいと思います。

 

 

 

もしボスボスが合わない場合

 

多くの赤ちゃんは、ボスボスされると、早く寝てくれるのですが、

必ずしも、すべての赤ちゃんに適用できるとは限りません。

 

1週間ほど、継続してボスボスしても、なかなか寝てくれなかったり、泣き出してしまうようであれば、

それ以上ボスボスを続けるのは、辞めた方がいいのかもしれません。

 

また、ボスボスが合わなくても、最終的に赤ちゃんは疲れて寝てしまいますが、

これは、ボスボスの効果ではありません。

1時間以上ボスボスしてもダメな場合は、中止するなど、時間的な目安を作っておいてもいいと思います。

 

ボスボスが合わない時は、思い切って別の方法を試してみてください。

毎日、合わない方法で寝かしつけを行うのは、双子の赤ちゃんにとってよくないでしょうし、ママも精神的にしんどいと思います。

 

様子を見ながら、双子の赤ちゃんに合った寝かしつけの方法を見つけましょう。

 

 

 - 子供編