【実はこんなに簡単だった！！】上の子の赤ちゃん返りの3つの対処法

上の子の授乳が完了したり、自分のことが自分で出来てくるようになってくると、

そろそろ２人目の事も考えるようになると思います。

兄弟がいるということは素敵なことだし、家族が増えるのは喜ばしいことなのですが、

２人目を迎える上で心配しときたいのは、「上の子の赤ちゃん返り」です。

 

赤ちゃん返りをすると、今まで一人で出来ていたことを「ママやって！」と必要以上に要求され、

下の子の育児に追われているママは「どうしたらいいの？」か困り果ててしまうことだと思います。

 

でも、赤ちゃん返りは上手に対処することによって解決することが出来ます。

今回は、上の子の赤ちゃん返りの３つ対処法についてお伝えしていきたいと思います。

 

１．「上の子優先」を徹底する

兄弟がいると、どうしても手間がかかる下の子に意識が向きがちで、

特に下の子が赤ちゃんだと、おっぱいにオムツがえにとママがしなくてはいけないことが、

たくさんあるので手や時間を取られてしまいます。

 

上の子はそんな様子をよく見ており

「これまでママは自分だけを見ててくれたのに…」

「ママは自分よりも赤ちゃんのほうが大切なんだ」

と思い、寂しさを感じてしまうものです。

 

そして、ママの目や気を自分に向けるために、赤ちゃん返りをしてしまいます。

 

そんな上の子の寂しさを取り去るためには「上の子を優先する」ということを徹底することです。

具体的には、上の子と遊んでいるときに赤ちゃんが泣いたらすぐには行かず、きりのいいところまでは付き合うことです。

そのあとは「赤ちゃんのところに行ってもいいかな？」と上の子の意思を確認します。

上の子と赤ちゃんが同時に泣いていたら、まずは上の子を抱き締めてあげるなど、

通常なら赤ちゃんを優先してしまうのですが、確実に上の子を優先してあげるます。

 

口で言うことは簡単なんですが、これ、意外と難しいんです。

 

でも、これを徹底することによって、確実に上の子は「ママが自分を優先してくれている」という意識を持ちます。

そして、第一優先してもらうことによって、子供なりに自信を取り戻し、赤ちゃん戻りが解消していきます。

 

２．赤ちゃん返りを受け入れ、否定しない

上の子が赤ちゃん返りをしていると

「○歳なのに、みっともない！」

「もうお兄ちゃん（お姉ちゃん）でしょ！カッコ悪いよ！」と言ってしまうことがあると思います。

 

ですが、ここで怒ってしまうと上の子の赤ちゃん返りは更に加速するので注意してください。

また、「赤ちゃんには優しくしているのに、自分には怒るんだ…」と心に傷を負ってしまいます。

 

そんなことにならないためにも、赤ちゃん返りしている上の子をちきんと受け止めてあげるようにしましょう。

 

例えば、赤ちゃんのようにしょっちゅう泣いたり、抱っこばかり求めてくるようであれば

「もう○歳でしょ！」と拒否するのではなく、それに応じてあやしたり抱き締めたりしてあげてください。

１人で食事を取ったり、着替えたり出来るのに「食べさせて」「お着替えさせて」と来たら、ニコニコしながら応じてあげてください。

 

赤ちゃん返りは退化しているわけではなく一時的なものなので、心配せずに受け入れて、思いっきり甘えさせてあげることによって、

心が満たされたら、自然とまたいつものように戻ってくれます。

 

３．ママと２人きりになれる時間を作る

１、２と対処法を紹介してきましたが、

実は、赤ちゃん返りの対処で１番効果が高いのは、「２人きりになれる時間を作る」ことなんです。

赤ちゃんをパパに託し、上の子とお出掛けをしたり、赤ちゃんが寝ている時に、手遊びをしたり、2人だけの時間を作ってみてください。

赤ちゃんがいると赤ちゃんに対抗してしまうのですが、２人きりになると赤ちゃんが産まれる前の「明るくて素直な子」に戻ってくれます。

２人で過ごしているときは赤ちゃんの話題は出さずに、しっかりと上の子だけに集中して接するようにしてください。

 

そして、２人きりの時間に満足すると、

「赤ちゃん、元気にしてるかな？」

「寂しがってるかもしれないから、そろそろ帰らないとね！」

と、赤ちゃんを気にかけるような言葉が出てきたりします。

 

ママも久々に子供と遊べてリフレッシュできるし、

上の子もママが独占できて楽しく過ごせるのでいいことばかりだと思います。

 

まとめ

下の子のお世話がある中で、赤ちゃん返りは、本当に大変だと思います。

でも、「ママを困らせてやろう！」と思っているのではなく、

「ママが大好き、こっちを見てほしい」という思いがあるから、赤ちゃん返りをしているだけなんです。

 

時には「ママのこと、嫌いになったのかな…」と思ってしまうこともあるのですが、

そんなことも心配しないでください。

 

上の子の赤ちゃん返りを解消させるには、

「上の子を優先する」

「赤ちゃん返りを受け止める」

「ママと２人きりの時間を作る」を着実に実践して、上の子の気持ちを考えた対処法をとってみてください。

 

そうすることによって、子供の心は満たされて、自然と赤ちゃん返りがおさまっていくものです。

 - 子供編